間柴、ロザリオの強烈な右フックをもらい、まさかのダウン…!
はい、本日も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います。
いや~、先週もほとんど話が進まず、「どうせ今週もページ数が少なくって大した展開もないんだろうな」と軽い気持ちで読み始めましたが、ここでようやく間柴vsロザリオ戦で大きな動きがありました。
なんと、間柴がこの試合、初めてダウンしてしまいました。
ここまで冷静かつ予定通りの試合運びだったにも関わらず、なぜ優勢だった間柴が倒されてしまったのか?
今回もしっかりと試合を分析していきたいと思いますので、ぜひ最後まで動画をご視聴ください。
それではさっそく、いきましょう。
先週までの振り返り
まず、この試合は序盤から間柴の右ストレートがロザリオのボディを捉えると、間柴の距離を保ちながらフリッカーを主体にペースを握っていきました。
第1ラウンドはポイントリードしたまま終えて、次の第2ラウンドではロザリオが一気にギアを上げると一歩バリのダッシュ力で懐へと飛び込み、激しい打ち合いへと誘います。
これに対し、間柴は一歩とのスパーで披露した世界戦モードを発動し、ロザリオ得意のインファイトをさせない戦略でまたもペースを掴みました。
距離が遠いことに気づかないロザリオが放った左フックに見事カウンターを合わせると、右のショートアッパー、右でガード、そして右ストレート、先日の井上vsネリ戦を彷彿とさせる鮮やかなコンビネーションを披露する間柴。
距離感が合わないままお構いなしに強打を振るうロザリオに対し、間柴は上下に打ち分けながら圧倒し続けます。
左でロザリオのアゴを跳ね上げると、間柴得意のチョッピングライトのモーションに入ったところで、残念ながら第2ラウンド終了のゴングが鳴りました。
このように、これまで1・2ラウンドと間柴がピンチになった場面は一度もなく、ロザリオがギアを上げて打ち合いにきた時も冷静に練習通りに迎撃してきました。
そしていよいよ、今週最新1460話の間柴のダウンシーンについて深堀っていきたいと思います。
【最新1460話考察】間柴はなぜダウンしたのか?
第3ラウンドが始まると、ロザリオはコーナーから出てこず、今度はロープづたいにゆっくりと移動し始めました。
そして、「不公平だ」「どうしてオレばかり殴られる」「ズルイんだよ…」
いつもの「不公平」キャラを前面に押し出して、禍々しいオーラを発し続けるロザリオ。
前々からひっかかっていたんですが…ロザリオって「自分だけ殴られて不公平」だと主張しているじゃないですか?
じゃあ公平にするためには、両者お互いに順番に殴り合わなきゃいけないと思うんですが…ではロザリオの言う「公平」な試合内容って何なんでしょうか?
誰もロザリオの不公平キャラに興味ないかと思ってこれまで動画で話しませんでしたが…ロザリオの考える「公平な試合」とは何なのか?思いつくことがありましたらぜひコメント欄で教えてください。
話を戻します。
怒りパワーでまたも一気に距離を詰めていくロザリオはまたもフック主体の攻撃を仕掛けます。
これに対し、間柴は2ラウンドと同様にスタンスを広くとり、ロザリオを懐へ入れないよう距離を取り始めました。
そして、ロザリオの右に対し、カウンターを合わせていく間柴。
第2ラウンドのカウンターシーンもそうでしたが、まだロザリオのスタミナを削り切れていない序盤はリスクを取らず、パンチを振り切らず引きを早くして、防御重視で攻めていっているのが分かりますね。
間柴の冷静な対応に盛り上がる客席に対し、千堂は次のようにコメントしています。
下半身のバネ、上半身のしなり。
どれをとっても超一流や。
身体能力は間柴より上かもしれん。
コレまではその身体能力と運動量。
殺気ムンムンのケンカ腰で打ち合いに巻き込んだんやろうが、今夜はそうはいかん。
こう話す千堂に対し、宮田は「つまりは間柴の方が大人だということか?」と返します。
確かに、昔の間柴であれば、序盤からもっとケンカ腰で殴りかかっていたでしょう。
なぜなら、試合の数日前に失踪し、世界戦がキャンセルされるかもしれないリスクをジムに負わせた件や、計量日当日に調整不足でリミットオーバーとなった件…間柴でなくともボクシングを冒涜する数々の行為は目に余るものがありますよね。
再三ヒットする間柴のノーモーションで打ち出される右ストレートが何度もロザリオを捉え、ついに両ヒザが折れかけます。
これをチャンスと見た間柴。
左で距離を測り、これまでと違いパワー重視の右ストレートを放ちます。
そして間柴のこの動きに呼応したロザリオも、同時に右フックで反撃に出ました。
いつもの展開であれば、ここで間柴の右がカウンターで炸裂するハズでした…。
しかし、これまではスタンスを広くとって自分の距離で戦えていた間柴ですが、ロザリオは大きく右へサイドステップし、間柴の死角から右フックを炸裂させます…!
この試合、初めてもらったパンチで片ヒザをついた間柴…この試合初のダウンです。
悠然と見下ろすロザリオ、静まり返る会場内でレフェリーのカウントだけが響き渡ります。
息を呑む観客席。
一歩も固唾を呑んで見守っていると、意識がもうろうとしている間柴の視界に久美とくっついている一歩の姿を確認します。
ダウンしたことすら気づいていない間柴に対し、ジェスチャーで立ち上がるよう伝える一歩。
前回のガルシア戦もそうでしたが、間柴がピンチになると必ず一歩が絡んでくる展開は鉄板ですね。
カウント8でなんとか立ち上がる間柴。
ファイティングポーズはとるも、ダメージで足はグラつく状態でロザリオが一気にトドメを刺しに走っていく…この激アツ展開で今週のお話はおしまいです。
間柴はなぜダウンしたのか?ロザリオの悪魔的戦略を解析
しかし今週気になるのが、これまでずっと自分の距離で圧倒し続けていたハズの間柴がなぜ突然カウンターをもらって倒れてしまったのか?
ここを深堀っていきたいと思います。
と、言ってもこれは単純に、ロザリオが間柴のKOパターンを読んでいたからこそ、右ストレートに初めからカウンターを合わせる気だった…これが真相でしょう。
というのも、間柴は第2ラウンド終盤でも同じような展開でチョッピングライトを放とうとしたシーンがありました。
つまり、ロザリオは「間柴はKOチャンスが来れば必ず最後に右で仕留めに来る」と予測していたからこそ、冷静に死角からカウンターを合わせることができたのでしょう。
加えて、ここまでの試合展開を見ても間柴は再三右ストレートを打ってますから、ロザリオがタイミング・スピードを覚えてしまっていたのかもしれませんね。
この間柴vsロザリオ戦…ロザリオのフックが下から振ってくる設定や、「悪童」というネーミングから、先日東京ドームで行われた井上vsネリ戦をオマージュしていることを以前の動画でもお話しました。
今回も間柴のダウンシーンに関して、やはり井上がプロ入り後初のダウンとなったシーンから着想を得ているように思えますね。
井上のダウンの場合、インファイトになって井上が右を放ったタイミングでネリも左を放ち、井上から見て死角から飛んできたためにダウンしてしまっていました。
間柴のダウンシーンも、ロザリオがサイドステップして死角からカウンターを合わせています。
つまり、「見えない位置から飛んできたパンチをもらって効いた」わけであり、ダウンの原理としては一緒です。
ちなみにこのパンチ、以前宮田がランディー戦で「見えないパンチ」として披露したこともありましたね。
宮田がこの死角からのカウンターでダウンを取ったのは2ラウンドでしたが、ロザリオは3ラウンドでカウンターを成立させています。
ロザリオの場合は間柴のパンチをもらいながらタイミングを覚えていった…といったところでしょうか。
次週1461話はどうなる?最新話予想!
普通に考えれば、深刻なダメージを負った間柴は足を使い距離を取ってダメージの回復を図る…のがセオリーですが、この試合はあくまでもマンガなので、もっと面白い展開を期待したいところです。
ただ、とはいえここから打ち合いに行くほど間柴も無謀ではないでしょうから、まずは距離を取ってフリッカーで凌いでいくでしょう。
しかし、ロザリオは序盤からすでに間柴のパンチを完璧に防御していますから、千堂が言うように地力は間柴以上のポテンシャルを秘めています。
加えて、サウスポー対策で多用している間柴の右ストレートも、ここからはバンバン当たるとも思えないので、間柴は第3ラウンド序盤で早くも深刻なダメージを抱えてしまうでしょう。
ロザリオに懐に入られることが多くなり、ここでようやくバッティングや足を踏むといった反則行為が起こり始め、ますます泥沼化していき…という試合展開を予想しているんですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
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それでは、今回はここで終わりたいと思います。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました!
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