はい、では今週も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います!
この動画は、漫画「はじめの一歩」最新話のネタバレを含む内容となっておりますので、あらかじめご了承の上ご視聴をお願いいたします。

ページ減が酷い。今週はパンチ一発で終わった。
はい、いきなりのネガティブな話になってしまいますが…正直前回の動画は、ご存じの通り千堂がパンチ一発空振りしただけだったので、話すこともほとんどなく終わってしまい、多くの視聴者さんが退屈してしまっていたと思います。
ですがようやく息を吹き返した千堂が前回、第3R終盤で剛腕を振り回してどうにか凌ぎました。
第4Rへと入っていく世界戦、復活した千堂がどう挽回していくのか?
さっそく見ていきましょう。
【最新1509話考察】千堂が取った驚きの強硬策…どうなる?世界戦
客席では試合に熱中するあまり水分を取り忘れていた一歩が水を一気飲みし、宮田らと会話を続けるのかと思いきや「で、なんでしたっけ?」と一言あっただけで終わってしまいました。
インターバルへ入りマネージャービルと言葉を交わすリカルド。
息を吹き返した千堂に対し、リスクを冒して試合を早く終わらせるのか、それとも安全策を取って判定勝ちを拾うのか、二つの選択肢について話し合っていました。
そしてリカルドはウォーリー戦の時と同様に「長引かせるほど危険」だとして、早期決着へ向けた試合運びを決断します。
リカルドはこれまで千堂のパンチを一度ももらっていないものの、最大火力の千堂のパンチをガードしたら今度は腕の痺れでは済まず、破壊される恐れを懸念していました。
まともにブロックはできない、とはいえ全てよけきれる自信も持てないリカルドは、これまでとは違い明らかに勝負をかける顔つきへと変わっていました。
一方、試合開始からパンチは一発も当たらず、劣勢が続く千堂に対し、柳岡トレーナーは「負けると思えば負ける。勝つと思えば勝つ!」と豊臣秀吉の遺した名言を投げかけることで、もう一度気持ちを奮い立たせます。
豊臣公の果たした偉業「天下統一」の言葉を聞いて気合を入れ直した千堂は、拳を振り回しながら悠然とリカルドへ歩み寄ります。
そしてなんと、千堂はここで驚きの行動に出ます。
リカルドの射程圏内まで近づくと、振り回していた拳を止め、なんと両腕を広げて仁王立ちし始めました。
千堂の狙いは一体何なのか?
あのリカルド相手に無謀すぎるオープンガードで対峙したところで今週のお話はおしまいです。
【次週1510話予想】絶滅危惧種の虎がついに狩りを開始か!?
この千堂のオープンガード戦法は、これまで過去に二度披露しています。
初めて披露したのがランディー戦を控えた宮田一郎とのスパーでした。
早い正確無比な左とカウンターに翻弄された千堂は、突如ガードを解いて宮田のパンチを迎え撃ち、野生の勘によってヘッドスリップのみで防御し始めます。
同時に、開いた両腕からノーモーションでパンチを放つことで宮田のカウンターを封じ込め、最後には力づくでコーナーまで追い詰めています。
そして、二度目に披露したのが、リカルドのスパーリングパートナーであるナーゴとの一戦です。
千堂はヒットアンドアウェイ戦法によって試合終盤までパンチをもらい続ける苦しい展開でしたが、最終局面で気迫でナーゴを追い詰め、最後はスマッシュでKO勝ちを収めました。
宮田とのスパーの時は、試合が決まっていたランディーと千堂のファイトスタイルが似ていたためにあの構えが採用されただけだと思いますが、ナーゴ戦では両腕をさらに大きく広げ、マネージャーのビルからは「それは慢心の型だ、絶滅種の狩りの仕方だ」と揶揄されています。
しかし、一方で客席で試合観戦していた当時の一歩は、千堂のこの構えについてこう評価しています。
(千堂は)型に囚われず自分流に動く時がきっと一番強い
ただ、この千堂が過去に見せた狩りの構えは、宮田とナーゴどちらも距離を取るファイトスタイルに対してでしたが、今回のリカルドは違います。
中間距離で真価を発揮する千堂と噛み合いますし、何よりリカルドは千堂の気迫に押されている状態ではありません。
では、なぜ千堂はこのタイミングで狩りの構えを見せたのか?
恐らくは、途中から消極的な試合運びで自分の武器である「野生の勘」が働かないことに気付いた千堂は、感覚を研ぎ澄ますために自然とオープンガードという戦法と取ったものと推測します。
ただ、試合序盤ならともかく、すでに二度ダウンした上に強烈なボディももらった千堂が、果たしてリカルドのパンチをヘッドスリップだけでかわすことができるのか?と考えるとかなり不安を覚えますね。
付け入るスキがあるとすれば…インターバルのリカルドの思考がやや弱気になっているようにも見えたことです。
「まともにブロックしては危険」
これは、過去に千堂と対戦したボクサーがみんな陥った思考で、気持ちが後ろ向きになった瞬間を千堂が見逃さなければ…いよいよ4ラウンドから待望の反撃が始まるのではないかと期待できますね。
ただ、繰り返しになりますが、反撃するにはリカルドの正確無比なパンチをしっかり見切ることができたらの話です。
宮田の時はヘッドハンターであると分かっていたので頭部だけを守れば良かったし、ナーゴの時は気迫で後退させていたからこそ勝機を掴めました。
しかし、あのリカルドが弱気になる姿は想像ができませんし、またその姿を見たくもないですよね。
普通に考えれば、4Rもこれまでと同じ試合展開になってしまうと考えていて、伊達戦と同様に試合後半まで劣勢が続くのではないかと思うのですが、この動画を見て頂いているみなさんはどんな予想を立てているでしょうか?
ぜひコメント欄にて色々なご意見やご感想をお待ちしております!
では最後に、コメント返しを少しやっていきたいと思います。

バトンタッチは、一歩が板垣に引き継いでるから丸投げして終わってるよね。
これは、リカルド戦後に病室で伊達が一歩にバトンを渡した名シーンからしばらくして、日本タイトルを返上し世界を目指すと決めた一歩が板垣へバトンタッチした件です。
コレ、前回私もお話したかったんですけど、動画が長くなるんではしょってしまったんですが、まさに私もこのご意見に賛成で、バトンは板垣に渡したことで完結した体になってると思ってるんですね。
ただ当然、読者からしたら、伊達のバトンタッチのシーンを見ればリカルドへのリベンジを一歩に託したんだなと誰もが思います。
なのに、まだ日本タイトルを獲っていない、しかも結局タイトル戦で負けてしまった板垣へバトンタッチして伏線回収…というのは誰もが納得しないですよね。
というわけでこの伊達の伏線ってもう、何が何やら訳わからない状態になってしまっているため、そういう意味でも伏線回収はもうやらなくていいんじゃないかな?って思ってます。
あと前回、鷹村の網膜剥離疑惑についても、次のコメントを頂きました。

鷹村が左の大振りだけはなぜかもらってしまう、だから右眼が網膜剥離によって見えていないんじゃないか説についても、恐らくこのキース戦で伏線回収してるつもりなんじゃないかなって思うんですよね。
最初に網膜剥離疑惑を言い出した宮田がキース戦後に疑惑は完全に晴れたことを語っているので、これも読者としてはイマイチすっきり納得できない感じではありますが、バトンタッチと同様にもう今さらこの伏線も取り扱うとストーリーがぐちゃぐちゃになっちゃうんで…これで終わりでいいんじゃないでしょうか?
次に、誰がリカルドを倒すべきか?という話題についてです。

一歩がリカルドを倒して世界王者となって宮田が世界戦に挑戦する流れが望ましいですかね。
前回、宮田がリカルドを倒して最強の王者として挑戦者の一歩を迎え撃つのが最高の完結の仕方なんじゃないかとお話したんですが、コメント欄を見てるとやはり一歩がリカルドを倒してほしい!というご意見が結構多かったです。
確かに、そう考えると一歩に倒してほしい…とも思いますよね。
ただ、そうなるとライバルの宮田が一歩との差がとてつもなく大きくなってしまい、この格差をどう埋めるのか?っていうのが課題として残りそうです。
リカルドを倒した一歩と対戦となると、今の宮田が挑戦したところで(両者のファイトスタイルの相性は一旦無視すると)返り討ちに遭うよねって思ってしまいますし、そうなると試合が盛り上がらないので…難しいところですね。
はい、ということでコメント返しはこのくらいにして、そろそろ動画を終わりたいと思います。
次回の動画ですが、次は休載ということなので今月はもうおしまいとなります。
次は来月12月3日㈬にアップする予定です。
このペースからすると、千堂の世界戦が終わるのは来年の秋か冬ごろくらいかな?と予想しているんですが、そろそろいい加減、主人公である幕之内 一歩の現役復帰の話題も欲しいところです…!
一歩の現役復帰についても、伏線がストーリーに出たらまた皆さんとたくさん話したいなと思っています。
最近、YouTube上でも「はじめの一歩」関連の動画が増えてきていて、千堂の世界戦をきっかけにまた読者の熱が再燃しているのを強く感じています。
ぜひ、私たちで「はじめの一歩」を盛り上げていきましょう!
それでは、今回の動画はこれで終わります。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました!

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