では今回も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。
いよいよ、目前に迫った間柴の世界戦、マーカス・ロザリオとの一戦が近づいてきましたね。
そこで今回は、間柴とロザリオの対決について、勝敗予想をしていきたいと思います。
それではさっそく、始めましょう。
間柴とロザリオの戦績を比較
まず、間柴とロザリオの戦績を比較していくと、こんな感じになりました。
ただし、間柴のKO数に関しては、作中で描かれていない試合があるので、わかる範囲の数字になっています。
一方、ロザリオは身長、リーチに関しては不明です。
こうして全体のデータを見ていくと、年齢はほぼ同世代なので、恐らくボクシング歴はそれほど差はないと思われます。
ただ、間柴は新人王戦で宮田に実力差で負けていたものの反則により勝利していることや、決勝で一歩に敗れている過去があります。
沢村戦は反則負けで、実力で負けたとは言えませんが、実質的には過去に一歩と宮田に実力で負けていたというのは事実としてあります。
一方、ロザリオは25戦の中で2敗と3つの無効試合がありますが、いずれもバッティングにより相手を血まみれにしたということなので、実質的に実力で敗北した経験のないボクサーだと予想できます。
ロザリオの身長やリーチは不明ですが、これまでの作中の描写を見る限り、一歩と同様に小柄のファイタータイプといったところでしょうか。
藤井いわく、間柴が苦戦したファン・ガルシアをゴリゴリのインファイトでねじ伏せ、ベルトをもぎ取ったエピソードから分かる通り、遠い間合いで戦う間柴と両極端のタイプだといえるでしょう。
間柴はガルシアと対戦した際に、「人を殴る技術でコレほど絶望的な差を感じたコトはない」といっていることから、そのガルシアをインファイトで叩きのめしたロザリオを果たして攻略できるのか?を考えると一抹の不安がよぎります。
一歩は間柴とロザリオの試合については「距離が鍵」だと分析していて、遠い間合いで戦えば間柴優勢となりますが、近い間合いならロザリオ優勢という図式になると予想しています。
しかし、その後実際にロザリオの過去の試合映像を分析すると、ロザリオはサウスポーで前の手が右手であることから間柴のフリッカーを潰されることや、常に凄い速さで頭を振って相手の左をかいくぐり一瞬で懐に入れる驚異のダッシュ力があることを懸念していました。
間柴の苦手なインファイトとなれば、長いリーチが邪魔となり打ち合い負けてしまいますから、今のままではロザリオに勝つことは難しいと一歩は予想していました。
しかし、一歩がサウスポーを習得し、スパーリングをした際に間柴の世界戦仕様の全貌が明らかとなります。
間柴は、上体をやや正対に構えスタンスを広くとることで相手のパンチが届かない間合いを作り出し、右ストレートでボディを狙う作戦を立てていました。
さらに、ボディを何度も狙い下へ意識を集中させたところで顔面を狙うコンビネーションも披露し、あの一歩に「世界戦対策は完璧」だと言わしめています。
【間柴vsロザリオ】試合展開を予想してみた
試合立ち上がりは、間柴は予定通り世界戦仕様のスタイルで迎え撃ち、ロザリオは遠くから一瞬で間合いを詰めてこようとするでしょう。
ここでもっとも大切なポイントは、急造スタイルで仕上げた一歩のサウスポーによるダッシュ力とロザリオのスピードにどれほど差があるかというところです。
もし、一歩以上のダッシュ力がロザリオに備わっていたとしたら、間柴は右ストレートを狙う間もなく懐へと入られてしまい、好き勝手に殴られ放題となってしまいます。
加えて、以前から心配されているロザリオのバッティングやエルボーによる反則行為も不安材料の一つです。
間柴の過去の戦績を振り返ると、まず東洋太平洋タイトルマッチで対戦したアーロン・ドミンゴは頭をゴリゴリに押し付けながらアゴを何度も跳ね上げ、最後には足を引っかけられた際に追いかけざまの左をもらってダウンしています。
ただ、この当時の間柴はライト級へ転向してから初の試合だったため、パワー不足により苦戦したものと予想しています。
その後、青木のライバルである伊賀と対戦した際も、一歩を真似たピーカブースタイルでフリッカーをかいくぐり、またもバッティングやエルボーによる反則を仕掛けられていますが、肘をパーリーしてカウンターを返す高等技術でKO勝利を収めています。
つまり、今の間柴なら、反則行為もすべてパンチに見立てて戦える技術を身に付けていると言えるでしょう。
ロザリオのスピードはアーロンや伊賀をも上回るとは思いますが、一応は反則行為に対抗できるだけのキャリアは間柴にはあると言えるのではないでしょうか。
間柴のロザリオ対策に不安材料があるとすれば、もしロザリオが今回の一歩やかつて宮田を苦しめたランディーのように、スウィッチを繰り返して戦うことができた場合です。
間柴は広くスタンスをとっているので急に対応できないですし、ロザリオがいつもの一歩のように間柴の軸足より内側へいきなり飛び込んできたら、リバーブローやアッパーから主導権を握られてしまうのではという不安があります。
新人王決勝でも、一歩のボディによってペースを崩されKO負けしているので、ロザリオの左で何度もボディを打たれると窮地に陥るのは間違いありません。
いくら間柴のロザリオ対策が完璧とはいえ、試合中ずっと遠い間合いで戦い続けることはまず出来ないので、懐に入られた際にどう対抗していくのか?ここが勝敗の分かれ目となりそうです。
1429話では、かなり近い距離からサンドバックを叩き続ける姿が描写されていることから、もしかするとインファイトでもロザリオを攻略する糸口を掴んでいるのかもしれません。
この動画をご覧いただいているみなさんは、ロザリオ戦をどのように予想しているでしょうか?
コメント欄にて教えて頂けると嬉しいです。
【今後の展開予想】いよいよ一歩と久美が結婚…?
間柴がもしロザリオを破り世界ライト級王者になったら、まず考えられるのが一歩と久美の結婚です。
1429話では「(久美を)安心させて出て行かせなくちゃな…」と間柴が決意するシーンが描写されていますし、久美は世界戦が終わったら一歩と海水浴へ行く約束もしています。
正直、ここで一歩と久美が結ばれるのがベストタイミングですし、こう予測するもう一つの理由としては、一歩の現役復帰です。
最近、久美は一歩がセコンドとしてボクシングに関わる姿を近くで見ることで、段々とボクシングへの嫌悪感がなくなり好きになってきています。
一歩が再起するために必要なことは、まず久美から賛同してもらうことですから、結婚という形で今後は一歩を夫として支える立場になるのではないでしょうか。
もし久美が一歩の実家へ入りサポートすることになれば、間接的に母寛子の負担も減ることから、一歩が最優先したい母親を守ることにもつながります。
もちろん、久美との結婚が一歩再起へのトリガーとなるわけではないですが、間柴がロザリオに勝てばこうした変化が生まれる可能性は高いと思われます。
そして…一歩と久美との結婚の際に、間柴が出した「自分より強い男」という条件があるので、まさかの一歩vs間柴の再対決なんていう展開も期待できますよね…!
これからも期待しつつ、「はじめの一歩」の動向を見守っていきたいと思います。
ということで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
この動画がいいなと思ったら、高評価やチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
ここまでご視聴いただき、ありがとうございました!
コメント