では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。
鷹村はどんな人物なのか?戦績や
必〇技は?モデルとなったボクサーはいるのか?
また連載中盤以降ずっと話題になっている
網膜剥離疑惑など、
気になる読者の方は多いのでは
ないでしょうか。
鷹村は連載開始からずっと登場している
メインキャラですから、
昔は読んでいたけど記憶が薄れてしまっていて、
現在の鷹村がどうなっているのか興味がある方も
いると思います。
本動画は、連載開始から現在(2023年7月)までの
鷹村情報を集約した内容となっておりますので、
ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
なお、概要欄にタイムテーブル(もくじ)を
掲載しておりますので、
見たい部分からご視聴ください。
それでは、行きましょう!
鷹村の戦績、世界ランクについて
鷹村の戦績は、2023年7月時点で27戦27勝27KOと
無敗のまま圧倒的な強さを誇示しています。
鷹村の身長は185cm体重は90㎏と大柄なキャラで、
作中では腕(リーチ)の長さが間柴と同じと
描写されています。
連載当初からJミドルからヘビー級まで
六階級制覇を宣言する豪快な性格です。
鷹村のデビュー戦や初期の試合は原作で
描かれていませんが、
プロ入りして9戦目にミドル級日本王者矢島に
1ラウンドKO勝利し、
その後は4戦連続で防衛に成功しています。
世界前哨戦、そしてWBCJミドル級
世界王者ブライアン・ホークと対決し、
初の王座獲得に成功します。
その後は防衛戦を一つはさみミドル級へ
階級を上げ、
WBCミドル級世界王者デビットイーグルに
勝利し二階級制覇を成し遂げます。
ミドル級で4度防衛に成功し、
WBC・WBA統一戦で
リチャード・バイソンに勝利し、
防衛記録を5に伸ばし、WBA王座も獲得します。
その後、防衛戦を一つはさみ、
Sミドル級へ階級を上げ、キース・ドラゴンに
勝利し、前人未到の三階級制覇を達成します。
直近ではSミドル級で初防衛に成功しており、
鷹村の現在はSミドル級世界王者として
君臨しています。
また余談となりますが、
直近のSミドル級防衛戦では、
リング上でマーメイドガンダムのコスプレを
披露していることから、
作者森川ジョージ氏のガンダム愛が
ネット上で話題となりました。
鷹村の必〇技について
鷹村の必〇技は特にネーミング
されているものはありません。
ただ、鷹村の試合を観ていると、
よく描写されているのが左アッパーですので、
アッパー系が得意なのは間違いないでしょう。
また、タイトルマッチ前に習得した青木の
「よそ見」を真似したり、
カブトムシをモチーフに編み出した
ビートルズパンチといったおふざけの
必〇技は披露したことがあります。
また、キース戦で運を味方につけた相手に
対抗すべく、
鴨川会長の精神注入張り手をもらい
「奥義二人三脚」と題したシーンは
ありましたが、
パンチのネーミングとは違う技です。
鷹村とはどんな人物?家族構成や性格について
ここからは、鷹村の人物像や彼女の存在、
過去のエピソードや家族構成について
解説します。
鷹村の過酷な減量
鷹村の減量は、
ブライアンホーク戦では身長185cm体重90㎏
から69㎏まで落とすという過酷なものでした。
最後は干しシイタケやガムを口にしても
唾液すら出ず、
いくら走っても冬場の12月では汗も
出ないため、
鷹村の減量はまさに骨身を削る作業と
言えます。
ホーク戦に勝利し、翌日自宅で目覚めると、
姉の京香が用意してくれていたおにぎりを
食べるシーンが印象的でした。
鷹村の家族構成
ホーク戦の頃に鷹村が鷹村開発という
大手企業の御曹司であることが発覚し、
姉の京香や弟の渡、兄の優といった家族が
登場するようになります。
鷹村家はなんでも金で解決しようとする
一面があり、
兄の優はキース戦前に審判へ賄賂を
渡そうとしたり、
姉の京香は山口先生にフラれ続きの鷹村へ
「力づくでどうにかならないの?」等と
常識では考えられない発言をしています。
鷹村の彼女候補?山口智子先生
鷹村はバイソン戦に勝利した時には
なんと国民栄誉賞に選ばれますが、
山口智子先生を裸で追い掛け回すところを
記者に撮られ、はく奪されることになります。
その後、鷹村から山口先生にアプローチする
シーンが何度か描写されており、
キース戦後には山口先生が自宅へ看病に
訪れていることから、
鷹村の彼女になる日も近いかもしれません。
鷹村の人物像・性格について
鷹村の性格は親分肌で後輩想いではありますが、
天邪鬼なところが災いして、人に親切にしたり
感謝を伝えたりするのが苦手です。
鴨川会長が仙台で八百長騒動を起こした
塚原ジムで暴力事件を起こした際、
警察に杖を押収されたことを聞いた鷹村は
新しい杖をプレゼントをしようとしますが、
上手く伝えられずに投げ捨ててしまう
鷹村らしいシーンが印象的でした。
一方で、伊達や千堂、間柴らがバーで
飲んでいるときに悪口を言われて大暴れしたり、
トミ子の胸を揉んで青木にまったく謝罪しない
といった横暴な部分もあります。
鷹村の引退、網膜剥離の疑惑について
鷹村には、網膜剥離の疑いがかけられており、
宮田陣営との合同合宿で、
一緒に釣りをしていた鷹村の言動に腹を立てた
宮田のパンチがあっさり当たったことで、
目の疑惑を持ったのが発端でした。
そして、デビットイーグル戦前に
一歩の釣り船屋に鴨川メンバーで訪れた際、
鷹村が「夕べ蚊が飛んできて眠れなかった」と
発したことで、
宮田から「鷹村さんに何か異常がなかったか?」
と聞かれた一歩が網膜剥離の疑いを持ちます。
久美に飛蚊症に関する書籍を借りてますます
疑惑を深めた一歩は、
かつて対戦した医師の真田の元へ相談に
行きます。
真田から「君が責任をもって確かめるべき」と
強く警告された一歩は、
鷹村の自宅へ向かい真相を確かめますが、
雑誌の字を遠くからでも読めることを
確かめた一歩は、一度は安心します。
しかし、イーグル戦当日に宮田から
「ボクシング雑誌の字なんて暗記している
可能性がある」と指摘されてしまいますが、
結局その試合中はとくに鷹村の目の異常は
見られず、いったんは疑惑が晴れます。
しかし、その後の試合でバイソンやキースの
大振りの左フックをモロにもらうなど、
読者が忘れたころに網膜剥離っぽい伏線が
描写されているため、
結局のところ鷹村の網膜剥離疑惑は完全に
晴れることがないまま現在まできています。
鷹村の網膜剥離について、もっと詳しい経緯や
情報については、
こちらの動画で詳しく考察しております。
概要欄にリンクを貼っておきますので、
興味のある方はぜひこちらもご視聴ください。
鷹村は昔と今でどう変わったのか
鷹村はもともと一歩や宮田、青木や木村といった
後輩の面倒を見る良き兄貴分キャラとして
描写されていました。
一歩がプロを目指し鴨川ジムへ入門したときは、
陰で練習を覗きアドバイスをしようとして
会長に怒鳴られたり、
青木や木村ともスパーで指導しているシーンが
印象的でした。
宮田との合同合宿では、
自分もタイトルマッチを控える身でありながら、
宮田のパンチの打ち方や練習不足を指摘し、
指導するシーンがありましたし、
一歩のパンチドランカー疑惑を最初に持ったのも
鷹村で、
普段からトレーナー以上に後輩の様子を
観察しているのが分かります。
ただ、最近では引退した一歩に未練が残る
鴨川会長に対し、
「自分だけを見ろ」発言がメンヘラだと
ネット上で話題になりました。
確かに、三階級制覇を達成しベルトを
運び続けているのに、
会長は一歩に関心を向けていたら、
鷹村としても嫉妬してしまうのかもしれません。
また、イーグル戦の前には子どもを殴ったり、
唐沢戦当日に一歩へ腐った駄菓子を
食べさせようとしたり、
目に余る行為が繰り返されています。
また、鷹村は最近では「時間がない」発言を
連発していますが、
これは鴨川会長が何らかの病気にかかっていて、
元気なうちに六階級制覇を達成したいと
考えていると思われます。
一歩も「最近は話す内容がどんどん難解に
なってきた」と言っており、
鷹村は自身のことを「孤高と呼べ」と
返しています。
ネット上では「上から発言が多い」という意見も
ありますが、
三階級制覇を成し遂げた鷹村にとって
一歩や青木村、
板垣があまりにも下のレベルに
見えてしまうのかもしれません。
鷹村は世界の強豪と戦う内に、
ただボクシングが好きという気持ちだけでは
勝ち残れないと言って、
「ここから先は人外の棲む世界だ」と
一歩へ遠回しに引退を勧めたり、
現役にしがみつく青木や木村の身を案じて
主へ相談するシーンが描写されています。
つまり、人外の世界で戦い続ける鷹村と
一歩たちとの距離が離れていく過程で、
昔のハートフルな部分が描写されなく
なってしまったと考えられます。
鷹村のモデルとなったボクサー
鷹村守のキャラクターモデルは
ロベルト・デュランです。
作者の森川ジョージさんはインタビューで、
「鷹村守はロベルト・デュランをモデルに
しています」と答えています。
外見に関しては、作者の友人である「高村」
という人物がモデルになっていることが
「はじめの一歩」第2巻で明かされています。
ロベルト・デュランはかつて4つの階級で
王者となった選手です。
彼は身長170cmで、鷹村の身長185cmと
比べるとかなり小柄ですが、
ライト級からスーパーミドル級まで
戦っていました。
彼は強打を得意とするアグレッシブで野性味
溢れるファイトスタイルを持ちながらも、
基本技術に裏打ちされたボクシングや、
目や勘の鋭さが光るディフェンスなど、
鷹村の特徴と一致します。
さらに、破天荒で喜怒哀楽が激しく、
性格の面でもモデルになっている選手です。
鷹村の名勝負ランキング8選
ここからは、鷹村の27戦の中から
作中でメインとして取り扱っている8つの名勝負を
ピックアップして解説していきます。
第8位【鷹村VS矢島】1ラウンドKO勝利(単行本6巻)
矢島は、6連続防衛成功している
日本ミドル級王者で、
鷹村の初タイトルマッチで対決しています。
試合が始まると、すぐにロープ際に追い詰め
ラッシュを仕掛ける鷹村。
一方矢島はガードを固めてチャンスを待ち、
鷹村の右ストレートにカウンターを合わせます。
片膝をつき、鷹村はこれがプロ入りして初の
ダウンとなります。
カウンターがモロにアゴに入ったため
ピンチを迎えますが、
客席から一歩たちの声援が聞こえると
鷹村は何とか立ち上がります。
矢島の猛攻に対しスウェーでさばくと、
鷹村のアッパーが入り逆襲が始まります。
ロープ際に追い詰め、矢島はまたもガードを
固めながらカウンターを狙いますが、
これを読んでいた鷹村がかわし左を入れると、
矢島は一方的に棒立ちで打たれ続けダウン。
レフェリーが駆け寄ると矢島の意識はなく、
鷹村の1ラウンドKO勝利が確定しました。
第7位【鷹村VS玉置】2ラウンドKO勝利(単行本20巻)
玉置は、鷹村の日本タイトル防衛戦で
戦った相手です。
この試合で鷹村は初のリミットオーバーとなり、
再計量までの3時間一歩と共にサウナで
体重を落とします。
ここで鷹村は、ボクシングはランキング一位の上に
なぜチャンピオンがいるのか?
不思議に思ったことがないかと一歩に投げかけ、
チャンピオンにはどんなに悪い状態でリングに
上がっても、
それを補う特別な力が備わっていると続けます。
サウナで意識を失った鷹村は、何とか再計量を
パスし、試合に臨みます。
スタミナ不足を理由に早いラウンドで
勝負をかける鷹村ですが、
この作戦を読まれカウンターで迎撃された
鷹村は、ピンチを迎えます。
玉置のラッシュでロープ際に追い込まれると、
鷹村並みの破壊力がある右を打たれますが
もの凄い形相で仁王立ちしたままダウンを
拒否します。
第一ラウンドが終わり、迎えた第二ラウンド。
鷹村はまたもロープ際に追い込まれると、
玉置の右をもらい一瞬意識を失います。
ここで無表情の鷹村を見てパンチが
効いていないと錯覚した玉置に迷いが生じますが、
ロープ際から動かない鷹村を見てラッシュを
仕掛けます。
勝負を急ぐあまりパンチが大振りになってきた
隙をつき、
鷹村の左アッパーがさく裂すると、
たった一発で五分五分のダメージとなります。
打ち合いに来た玉置を迎え撃つ鷹村は、
左右のフック二発でリングに沈め、
二ラウンドKO勝利が確定しました。
第6位【鷹村VS熊】KO勝利(単行本26巻)
鴨川ジムメンバーは猫田が経営する上越の
ペンションに合宿に行くことになり、
鷹村が一人でロードワークをしていると
熊に出会います。
身長185cmの鷹村が見上げるほどの
大きな熊と対峙し、
戦って切り抜けようとしますが、
大木を折るほどの破壊力のある爪で
襲い掛かる熊に防戦一方となります。
腕や胸を大きく引き裂かれ流血しながらも
ファイティングポーズをとる鷹村。
熊の隙をついて渾身の右ストレートを
クリーンヒットさせますが、
まったく効いた様子がありません。
出血で目がかすみ、諦めかける鷹村ですが、
真正面から襲い掛かってくる熊目掛けて
今度は眉間にストレートを打ち込みます。
すると、先ほどと違いよろけた熊の様子を
見た鷹村が眉間が弱点だと気づき、
ひたすらラッシュを打ち込みます。
するとゆっくりと前のめりに熊が倒れ、
鷹村のKO勝利が確定しました。
とどめを刺そうとする鷹村ですが、
小熊に見つめられると手を止めて
走り去ります。
第5位【鷹村VSモーリス・ウェスト】6ラウンドKO勝利(単行本41巻)
鷹村は、急きょ決まったホーク戦の前に
組まれた世界前哨戦で
青木のフナムシ事件により減量に失敗し、
痩せこけた身体でリングに上がります。
試合が始まると、鷹村は相手に向かって一直線に
ダッシュし、
観客の不安を吹き飛ばすような猛攻を見せます。
何度かジャストミートするも、
鷹村のパンチが軽くウエストはまったくの
ノーダメージで余裕の表情を浮かべます。
相手の態度に怒った鷹村は猛攻を仕掛けますが、
まったくダメージを与えられないまま
第一ラウンドが終了します。
第二ラウンド以降も鷹村は攻め続けますが、
アウトボクシングに徹するウエストに
あしらわれ続け、
とうとうスタミナが尽きてしまいます。
鷹村のスタミナ切れに気づいたウエストは、
ロープ際でサンドバック状態で攻め続けます。
相打ち勝負でも打ち負けてしまった鷹村は
クリンチで難を逃れると、
視線の先に金髪美女を引き連れた
ブライアンホークが観戦していることに気づきます。
ニヤけながら試合を観戦するホークに
怒り心頭の鷹村は、
またも相打ち勝負を挑みます。
重量級の派手なカウンター合戦となり、
ロープを背負っていたはずの鷹村は
気づけばリング中央へ押し戻します。
怒りが最高潮へ達した鷹村の拳によって
ウエストはリング場外へと吹き飛ばされ、
6ラウンドKO勝利となりました。
第4位【鷹村VSリチャード・バイソン】6ラウンドKO勝利(単行本111~113巻)
WBC世界ミドル級王者鷹村は、
同階級のWBA世界王者リチャード・バイソンと
タイトル統一戦で対決します。
バイソンは間柴と同じくヒットマンスタイル
からのフリッカーを得意とするボクサーで、
鷹村は「フリッカーは蚊トンボ同然」と
いって弾きながら前進します。
しかし、鷹村の腕が逆に弾き飛ばされると、
鷹村はフリッカーの連射で逆に
押し戻されます。
鷹村はフリッカーが重くガードできないと
分かると、
今度はフットワークを使いながら
攻めていきます。
重厚でハイレベルな攻防が続き、
両者クリーンヒットがないまま
第一ラウンドが終了します。
第二ラウンドも一向にフリッカーを
かいくぐれない鷹村は、
ガードを固めるも何発か被弾し始めます。
ここで、鷹村は鴨川会長のアドバイスを
聞き入れ、
ヒットマンスタイルで戦い始めます。
バイソンはパンチの軌道を見切り、
弾き飛ばそうとしますが、
先ほどの鷹村同様に自分の腕が逆に
吹き飛ばされます。
ここからフリッカーの打ち合いが
続きますが、
急造の鷹村にこの勝負は分が悪く、
ロープ際へ弾き飛ばされます。
しかし、フリッカーの打ち方に
慣れてきた鷹村は、
肩の力を抜きパンチのスピードが
増してきます。
何度か被弾してしまったバイソンは、
ヒットマンスタイルをやめてガードを
上げます。
続けてフリッカーを放つ鷹村。
するとバイソンは鷹村のパンチを
上から叩き落とし、
鷹村はガラ空きの顔面に大砲を
もらってしまいます。
たたみかけようとするバイソンですが、
鷹村がやみくもに暴れたところで
第二ラウンド終了のゴングに助けられます。
セコンドに戻ると、鷹村は気絶しかけるほどの
ダメージを負っており、
序盤で早くもピンチを迎えます。
第三ラウンドが始まると、
フリッカーを封じられた鷹村は
左の差し合いでバイソンにペースを掴まれます。
コーナーへ追い詰められた鷹村は、ガードを
固めて完全防御態勢となります。
しかしここで顔をのぞかせた鷹村は
「鷹村守と書いて何と読む?」とつぶやくと
バイソンのフリッカー封じを再現し、
渾身の右ストレートを叩きこみダウンを奪います。
しかし、当たる寸前で首をひねり、
ダメージを逃がしていたバイソンは
ダウンから立ち上がり、
ここで第三ラウンドが終了します。
フリッカー、フリッカー封じまでコピーされ、
いきり立つバイソンは第四ラウンドも
フリッカーを打とうとしますが、
先ほどの再現をしようとする鷹村を見て
フリッカーが封じられたことに気づきます。
リング中央で足を踏み鳴らす鷹村に
呼応したバイソンは、
足を止めて打ち合います。
お互いにスウェーやダッキング、
ブロックを駆使してまったくクリーンヒットが
出ず、パンチは空を切ります。
ブロック越しに鷹村の右がようやく
バイソンを捉えますが、
一方のバイソンも鋭いパンチで応戦します。
バイソンは打ち合いながら鷹村の動きの
クセを掴み、照準を合わせると
チョッピングライトを狙いますが、
これに鷹村も相打ちで応戦します。
ギリギリで鷹村が打ち勝ったように
見えましたが、
お互いに大ダメージを喰らい
動けなくなったまま
第四ラウンド終了のゴングが鳴ります。
この相打ち時に右足を痛めた鷹村は、
第五ラウンドが始まるとバイソンの
連打をかわしつつ、
カウンターで短期決戦を狙いにいきます。
バイソンの右にカウンターを合わせるも、
寸前でブロックしかろうじて
踏みとどまるバイソン。
ここで勝負をかける鷹村ですが、
バイソンの大振りのパンチをモロに
もらってしまい、
リング状に血しぶきが舞う大ダメージを
負います。
このチャンスにバイソンはコンビネーションで
攻め立てますが、今度は完璧にかわす鷹村。
鷹村の右目に異常があると予測したバイソンは
再びフリッカーを放ちますが、
パンチが弾かれカウンターで返されます。
ここでゴングが鳴り、勝負は第六ラウンドへ
持ち越します。
右足を引きずりながら進む鷹村に対し、
インファイトを挑むバイソンはまたも
左の大振りで攻めていきます。
足を踏ん張れない鷹村に対し、
頭を押し付けながらコーナーポストまで
追い詰めるバイソン。
時折放つ左のロングフックに翻弄され、
鷹村はコーナーポストに追い詰められます。
ガードを固めるもサンドバック状態で
鷹村の身体がピンボールのように左右に
弾かれます。
続けて放たれたロングフックをガード
したものの、
拳圧で鼓膜が破れてしまった鷹村は、
会長や一歩らの声援も届かなくなって
しまいます。
不安そうな会長の顔を見た鷹村は、
諦めずに手を出し続けますが、
劣勢が続く展開にレフェリーが何度も
試合を止めるそぶりを見せます。
そしてついに、会長がリングへタオルを
投げ入れると、
寸前で青木がキャッチします。
ここから一度は諦めた会長も鷹村へ檄を飛ばし、
一歩が叫び、バイソンはロングフックを放ちます。
ここで鷹村は、軸足に体重を乗せてコマのように
身体を回転させながらパンチを放ち、
バイソンの腕を吹き飛ばします。
残った右を放つバイソンに今度はカウンターを
返す鷹村は、ようやくコーナーから脱出します。
手負いの鷹村を仕留めにかかるバイソン。
しかし、鷹村はバイソンの右に再び
カウンターを合わせ、
見事な逆転KOで勝利しました。
第3位【鷹村VSキース・ドラゴン】4ラウンドTKO勝利(単行本132~133巻)
この試合は、鷹村が三階級制覇をかけて
Sミドル級世界王者キース・ドラゴンに
挑戦した名試合です。
試合が始まり、リング中央でグローブを合わせると
いきなり両者の拳が交錯します。
ハイレベルなパンチの応酬に会場は静まり返り、
互角の展開で第一ラウンドが終了します。
続く第二ラウンド、客席の宮田、セコンドの
一歩や会長は、
鷹村の異変に徐々に勘づき始めていました。
Sミドル級へ階級を上げた鷹村のパワー・
スピードが明らかにアップしており、
今まで以上の強さをリング上で発揮
できているのです。
溢れ出るパワーを持て余す鷹村は突然
ドラミングを始めると、
この態度に怒ったキースは襲い掛かりますが、
逆に鷹村の反撃で初のダウンを奪われます。
しかしこれはスリップ判定となり、
立ち上がったキースは
ドラミングをしながら近づく鷹村に
イラついた表情を見せます。
ガードを割って入った鷹村のパンチにヒザが
グラついたキースはピンチを迎えますが、
ここで第二ラウンド終了のゴングが鳴ります。
セコンドに戻ると鷹村は、
以前一歩から聞いていた東京ドームに
会長を連れていくと約束し、
第三ラウンドを迎えます。
鷹村の猛攻でキースはロープに
張り付いたまま追い詰められます。
するとキースが突如放ったカウンターを
紙一重で避けるも、
鷹村は体勢を崩しながらもパンチを
放ちながら尻モチをついてしまいます。
しかしこれが、ダウン判定となり
レフェリーのカウントが始まります。
鷹村は立ち上がると、レフェリーに対し怒りを
あらわにします。
ここで鷹村は、無理な体制で座り込んで
しまった際に
ねん挫していた足を再び痛めてしまい、
優勢だった打ち合いが徐々にキースに
押され始めます。
そして、鷹村はバイソン戦と同様に
左のロングフックが避けられず、
身体を丸めて防戦一方となって
しまいます。
最後に威嚇するためガードを解いたところに
余計なパンチをもらい、
第三ラウンドが終了します。
セコンドで会長から「もらって滑らす」と
アドバイスを受けた鷹村は、
背中に精神注入張り手をもらい
第四ラウンドへ打って出ます。
また左ロングフックをもらった鷹村は
踏ん張ろうとしますが、
不運にもレフェリーにぶつかってしまい
痛めた足をさらに悪化させてしまいます。
ロープに追い詰められた鷹村はカメ作戦で
じっと耐えますが、
下からアッパーで首を引っこ抜かれて
しまいます。
そしてキースの左ロングフックが放たれると、
鷹村はガードした右をそのまま滑らせて
カウンターを炸裂させ、
ついにキースからダウンを奪います。
立ち上がったキースと鷹村はリング中央で
対峙すると、
本来、左利きのキースはサウスポーに
チェンジし、
左の大砲で勝負に出ます。
すると鷹村はこれまで苦しんでいた
左ロングフックを皮一枚でかわすと、
右フックで再びキースをリングに沈めます。
駆け寄ったレフェリーがキースをのぞき込み、
両腕を交差。
この瞬間、鷹村の三階級制覇が達成となり、
同時に日本人初のSミドル級王者誕生と
なりました。
第2位【鷹村VSデビット・イーグル】8ラウンドKO勝利(単行本59~61巻)
デビット・イーグルは、WBC世界ミドル級
タイトルマッチで戦った相手です。
試合が始まると、リング中央で左の
差し合い勝負となります。
本来のミドル級に戻り好調の鷹村は、
まずは左ジャブでオープニングヒットを
奪います。
さらに鷹村の右をかわすと、
警戒心を高めたイーグルはいったん
距離を置き、ガードを固めます。
ここで鷹村は前に出て、重量感あふれる
激しい連打を浴びせますが、
気づけばガードしていたはずのイーグルに
なぜかロープ際まで追い詰められます。
強引にガードを壊し、ついに鷹村が
チャンスをつかんだと思われた矢先、
突如放たれたイーグルのカウンターを
間一髪でかわします。
第二ラウンドも手を出してこない
イーグルに対し、
鷹村はひたすら攻め続けますが、
イーグルはさらに距離を詰め
ショルダーブロックでパンチを
さばきます。
鷹村を十分に観察し分析したイーグルは、
鷹村の打ち終わりを狙い的確にパンチを
返します。
しかし、イーグルは力を入れてパンチを
振り抜かず、
手を抜かれていることに怒った鷹村の
パンチが雑になったところにカウンターを返されます。
気づけばまたもコーナーへ追い詰められた
鷹村は、
理詰めのボクシングを展開するイーグルに対し
野生の本能だけで反撃を続けます。
第二ラウンドが終わり、続く第三ラウンド、
鷹村は主導権を掴みにいきますが、
突如もらったカウンターで片膝をつき、
この試合初のダウンを奪われます。
試合が始まってから
ずっとイーグルの掌で踊らされている鷹村は
明らかに冷静さを欠いており
大振りのパンチを連射しますが、
またもカウンターを返されたところで
ゴングが鳴ります。
第四ラウンドも対角線上にダッシュする
鷹村はまたも大振りを繰り返し、
イーグルはパンチをまとめ始め、
試合を終わらせにきます。
一発逆転を狙ったフルスィングがことごとく
かわされ、カウンターをもらい体勢を崩す鷹村。
しかしこれこそが鷹村の狙いで、
ようやくインファイトに持ち込んだ鷹村の
ボディブローがクリーンヒットします。
すると鷹村は、さっきまでとは打って変わり
回転力を上げた鋭いコンビネーションで
今度はイーグルをコーナーに追い詰めます。
両手を広げ、脱出ルートを塞いだまま
ジリジリと近づく鷹村に対し、
イーグルは中央突破で身体を密着させながら
体を入れ替えようとします。
しかし密着した状態から放ったボディブローで
またしてもコーナーへ追い詰めると、
鷹村のパンチが当たり始めます。
イーグルの身体がピンボールのように
左右に弾き飛び、
いよいよ鷹村の左が放たれますが、
ロープに腕が引っかかってしまい倒しきれず、
ここで第四ラウンドが終了します。
続く第五ラウンド、明らかにダメージの残る
イーグルはガードを固めますが、
鷹村の左アッパーでガードをこじ開けると
右ストレートを打ち抜き、
ようやくダウンを奪います。
ダウンから立ち上がったイーグルは、
ミドルレンジから愚直にワンツーを
繰り返すと、
鷹村のパンチと相打ちになります。
すると、鷹村の左目のまぶたが大きく
切り裂かれてしまい、
視界が赤くぼやけます。
左眼を狙われると読んだ鷹村はガードを
固めますが、
イーグルが放ったのはボディブローでした。
鷹村と公平な勝負を望んでいたイーグルは、
ドクターストップを嫌いわざと眼を狙わずに
打ち合います。
イーグルの判断に対し鬼の形相で怒り狂う
鷹村は、
わざと不利なミドルレンジでパンチを
振り回します。
ゴングが鳴り、セコンドに戻った鷹村は
治療を受けて出血が止まりますが、
怒りが収まらない鷹村は第六ラウンドも
大振りを繰り返し、
頭がイーグルの顔面に当たってしまいます。
すると今度は、イーグルの右眼まぶたが
切れて流血するアクシデントが起こります。
試合が再開されると、鷹村はイーグルの
氏角へと回り込み左を連打し、
血で顔が真っ赤に染まり、傷がみるみる
悪化していきます。
たまらずガードを開いたイーグルのテンプルに
鷹村の左がヒットし、
膝から崩れ落ちかけますが、寸前で残します。
ラウンド終盤、イーグルのワンツーをもらい
鷹村の傷も再び開き、
お互いに流血した状態で第六ラウンドが
終了します。
迎えた第七ラウンド、鷹村とイーグルは
リング中央で激しい打ち合いを始め、
お互いにクリーンヒットが増えグラつく
シーンが増えてきます。
ここで鷹村の出血が増え始め、レフェリーが
試合をストップし、
ドクターチェックに呼ばれます。
しかし鷹村は両手を上げて試合続行を
アピールすると、
これに呼応したイーグルも会場を
盛り上げます。
セコンドに戻る両者。イーグル陣営は
出血を止めて見せますが、
一方の鷹村の傷は深く、試合続行は無理だと
悟った鷹村は下を向いてしまいます。
すると会長が「この命に代えても傷を塞いで
見せる」と言い放ち、
この言葉を聞いた鷹村は肩を震わせ、
なんと自力で出血を止めてしまいます。
迎えた第八ラウンド、
両者ともにいつドクターストップが
かかってもおかしくない状況でスタートします。
「会長に長くは待てない」と言われた鷹村は
勝負を急ぎますが、
イーグルの左をもらいすぎて今度は右眼が
腫れてきます。
激しい打ち合いを続け、ついに鷹村の右眼が
塞がれてしまうと、
今度は左眼の傷も開いてしまい、なんと両方の
眼にトラブルを抱えてしまいます。
もう下のリングしか見えなくなった鷹村は、
足の位置だけでイーグルの顔面にラリアートの
ようなパンチを浴びせ、
ダブルノックダウンとなります。
ダウンから立ち上がった両者は再び打ち合いに
なると、鷹村の動きが徐々に鈍くなります。
しかし、足位置だけで相手の居場所を確認し、
正確に急所を狙う鷹村のパンチにイーグルも
ピンチを迎えます。
イーグルのパンチをかわし、会長のミット
目掛けてパンチを出し続ける鷹村。
ついにイーグルが倒れ、鷹村の勝利が
決まりますが、
気づかずに手を出し続ける鷹村のパンチを
会長が受け止めます。
この瞬間、鷹村は氏闘を制し二階級制覇の
偉業を達成しました。
第1位【鷹村VSブライアン・ホーク】8ラウンドKO勝利(単行本42~44巻)
ホークは、鷹村にとって初の世界戦で戦った
世界Jミドル級王者です。
ホークはチャンピオンになった当時、
二度とベルトの移動はないとボクシング界が
嘆いたほどの実力者です。
試合が始まり、対峙する両者はお互いに
間合いを保ったまま出方をうかがいます。
するとホークは両手をダラリと下げたまま
腰を落とし挑発するような構えを取り、
一方鷹村は珍しくガードを上げた
オーソドックスな構えを取ります。
突然、鷹村のミサイルのような左が放たれ、
ホークはギリギリでダッキングしますが、
早くも眉間から流血します。
続けて鷹村の閃光のような左の連射に
コーナーに追い詰められたホークが、
突然下からパンチを放ち鷹村の身体が
弾け飛びます。
鷹村のストレートに対し、
ホークは上体反らしでかわしながらの
パンチで反撃します。
逆にコーナーを背負った鷹村を
はりつけ状態で攻め続けるホーク。
鷹村は、ボクシングの型にはまらない
ホークのパンチの軌道が読めず、
一瞬意識を失いかけます。
一度はコーナーを脱出しようとしますが、
観客からの声援を受けて意地になり
そのまま打ち合いを続ける鷹村は、
今度は上下を打ち分ける
コンビネーションで反撃します。
しかし、打ち合いになると
ホークの変則パンチによってペースを掴めない鷹村は
またも意識を失いかけ、
絶体絶命のピンチを迎えたところで
第一ラウンド終了のゴングに救われます。
セコンドに帰ってきた鷹村へ何のアドバイスも
できない自分を責める鴨川会長は、
鷹村の背中に精神注入の張り手を
叩きこみます。
続く第二ラウンド、鷹村は足を使い
軽快なフットワークでかく乱し始めます。
鷹村はすぐにロープへ追い詰められますが、
細かい左の連射で身体を入れ替えると、
さらにホークを軸に円を描きながら左で
攻め立てます。
鷹村の右ストレートをもらい、
ホークは後方に飛んでダメージを逃がします。
ここで鷹村はトップギアのスピードで
襲い掛かりますが、
なんとホークはそれを上回るスピードで
迎え撃ち、
カウンターをもらった鷹村はこの試合
初のダウンを奪われます。
鷹村はすぐに立ち上がると、
またもハイスピードの攻防を繰り広げますが、
これまで強敵との場数を踏んできたホークに
軍配が上がり、
鷹村は二度目のダウンを奪われます。
リングを激しく叩き鷹村の名を呼び続ける
鴨川会長、会場内は鷹村コールが響き渡る中、
声援に応えるかのように鷹村は両手を上げて
立ち上がります。
しかし、意識を失ったままの鷹村はホークの
パンチを見て目が覚めると、
またもコーナーへ追い詰められピンチを
迎えます。
ここで鷹村は上体反らしでジャブを避ける
ホークへ、
一歩踏み込んで追撃する方法でダウンを
奪い返します。
しかしホークにはダメージがなく、
難なく立ち上がってきたところで
第二ラウンドが終了します。
続く第三ラウンドも、
鷹村は上体反らしのホークを追撃する
ジャブでダウンを奪いますが、
納得していない様子でホークを見つめます。
これで鴨川会長のボクシングが世界に
通用することを証明した鷹村は、
今度は自分のスタイルでホークに挑みます。
リング中央、お互いの拳が激突し
炸裂音が会場内に響き渡り、
鷹村はここで本来のファイティングポーズで
打ち合う意思表示をします。
リング中央でお互いにノーガードのまま
対峙すると、
ホークの突然のパンチによって、巨漢の
鷹村を吹き飛ばすほどの威力を魅せます。
一方、鷹村もビックパンチによって
ホークを後ろへ後退させるほどの威力を魅せ、
客席の宮田は二人の力量は互角と判断します。
両者互角の打ち合いが続く中、
第三ラウンド終了のゴングが鳴ります。
続く第四ラウンド、互角と思われていた
両者ですが打ち合いの均衡が崩れ、
徐々に鷹村がペースを掴みます。
鷹村はここでようやく世界戦のリズムや
雰囲気に慣れ、
本来の実力を発揮できるように
なったからです。
鷹村優勢のまま第四ラウンドの
ゴングが鳴り、続く第五ラウンド。
客席は勝利への期待感で静まり返り、
鷹村はそれに応えるかのように両手を
突き上げてKO宣言します。
鷹村のラッシュでロープへ追い込まれた
ホークは防戦一方となり、ピンチを迎えます。
セコンドのミゲルは互角であるはずの
両者の打ち合いに、
なぜここまでの差が生まれているのか?
を推察し、
鷹村が残りの体力すべてをこのラウンドに
つぎ込むつもりだということに気づき、
ホークへボディを狙うよう指示します。
明らかに苦悶の表情を浮かべる鷹村を見て、
スタミナ切れを確信したホーク陣営は、
残りの時間をガードを固めてやり過ごす
作戦に切り替えます。
第五ラウンド終了のゴングが鳴り、
セコンドで鴨川会長も鷹村のスタミナ切れに
気づき、絶望の表情を浮かべます。
迎えた第六ラウンド、ガス欠となった鷹村は
ホークに一方的に打たれ続け、
鷹村はついにダウンします。
すでに顔は腫れあがり、鮮血で染まって
いるものの
鷹村は諦めることなく立ち上がります。
悲壮感漂う両国国技館にはすでに
鷹村コールはなく、
観客が沈黙したまま試合が再開されます。
鷹村は、ボロボロにされながらも会長や鴨川
ジムの仲間の想いに支えられながら耐え続け、
鷹村の突然のワンツーをもらったホークは
いったん距離を取り離れたところで
第六ラウンドが終了します。
ボロボロなのにしぶとく粘る鷹村に対し、
ホークは〇人許可証を使わせてもらうと
ミゲルに宣言し、
「〇してやる…」とはっきりとした〇意を
向けます。
一方、鷹村は会長の支えがあったから
立っていられたと言って肩を組みます。
迎えた第七ラウンド、本気で〇そうと
放ったホークのパンチがテンプルに入ると、
また鷹村の意識が飛び今までホーク陣営に
受けた嫌がらせや辛い減量、
鴨川会長が会見で殴られたことが
走馬灯のように思い出されます。
そのすべての原因がホークだとして
ついに本気でキレた鷹村は、
突然キレのある動きが蘇り、
怒涛のラッシュでホークを殴り続けます。
意識を失っていながらも
洗練されたしなやかな動きでホークを
追い詰める鷹村。
テンプル・リバー・ジョーと人間の急所のみを
正確に狙い、撲〇しようとする鷹村。
ホークは〇人許可証を持っているのは
自分だけではなかった事実に気づき驚愕します。
練習不足のホークはスタミナも切れ始め、
上体反らしが間に合わずパンチを
もらうようになり、
徐々に追い詰められていきます。
左アッパーをモロにもらったホークは
ついにダウンし、
コーナーポストでカウントを聞く鷹村は、
ここでようやく意識を取り戻します。
意識のない状態で勝っても自慢にならないと
右手を振り回し、
ホークへ立ちあがるよう挑発する鷹村。
とどめを刺しに襲い掛かる鷹村ですが、
ここで第七ラウンドが終了します。
迎えた第八ラウンド、一気に猛攻撃をかける
ホークですが、カウンター一発で押し戻す鷹村。
一方的にホークを殴り続ける鷹村ですが、
セコンドの会長は鷹村と同じく追い詰められたホークが
解き放つ野生のチカラに対し、嫌な予感を感じ始めます。
すると鷹村の左ストレートに対し上体反らしで
避けると、ホークは下からパンチを放ちます。
しかしこれを避けた鷹村は、叩きつける様に
カウンターを返し、ホークからダウンを奪います。
顔面が鮮血に染まり限界を超えたホークは
立ち上がってきますが、
鷹村のとどめの右ストレートをもらい、
スタンディングのままカウントが始まります。
大観衆からも10カウントの大合唱が始まり、
一歩たちはリングへ向かいダッシュします。
口から大量の血を吐いたホークはレフェリーに
抱きつくように倒れこみ、
鷹村がこの瞬間、世界Jミドル級王者の座に
輝きました。
なお、鷹村に敗北した後のブライアンホークに
焦点を当てた動画もアップしております。
概要欄にリンクを貼っておきますので、
ご興味のある方はぜひご視聴ください。
ed
今回は、鷹村の性格や家族構成、最新の戦績や
必〇技、モデルとなったボクサー、
網膜剥離疑惑について考察しました。
今回の動画を作成するにあたり、
はじめの一歩1巻から最新話まで
読み返したため、
かなりのエネルギーを使いました…。
鷹村の魅力や過去の伏線、強さが
伝わっていると良いのですが、
コメント欄にてご感想やご意見を頂けると
嬉しいです。
それでは今回はこの辺で終わります。
ここまでご視聴いただき、ありがとうございました。
当chは、毎週水曜日・金曜日に動画配信しています。
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