はい、では本日も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います。
いや~最近の「はじめの一歩」は休載が減ってテンポよく話が進んでいてめちゃくちゃ楽しめますね。
ということで最新1464話のタイトルがこちら。
許さねえ
このようなタイトルとなっております。
そして、サムネイルを見ると間柴が左目の辺りから流血しているのが分かりますね。
う~ん、これって、間柴の身に何があったのか、読む前にほぼ分かってしまいますね。
サムネでネタバレさせてしまうのって、マンガ的にどうなんでしょうか?
はい、ということで今回は最新1464話の考察、次週1465話の展開予想、そして動画の最後に今回の間柴の世界戦について、2つほど疑問に感じている点について、少しお話させて頂きますので、ぜひ最後までお付き合いください!
それではさっそく、始めていきましょう!
先週までの振り返り
さて、それではさっそく解説していきたいと思います。
まず、第3ラウンドでお互いに一度ずつダウンをして迎えた第4ラウンド。
力でねじ伏せることが困難だと判断したロザリオは、インターバルで次のセリフを言い放ちます。
もういい。
公平だ、不公平だ、細かいコトはもうナシだ。
なんでもアリだ。
何をしても、何があっても最後に立っていればいいのさ!
明らかに纏っているオーラが変わったことに気づく客席の鷹村と一歩。
第4ラウンドのゴングが鳴ると、ロザリオはこれまでと同様にダッシュで接近戦を仕掛け、間柴は徹底抗戦の構えを取ります。
突っ込んでくるロザリオの出鼻をくじこうと迎え撃つ間柴ですが、頭から突っ込んでくるロザリオに対し、手で押さえて距離を取ろうとバックステップします。
しかし、ロザリオは勢いを止めずに今度は間柴の左足を踏むと、強烈な右フックを叩きこみました。
幸い、ガードは間に合いましたが、ロザリオの猛攻は続きます。
何とか間一髪で避け続ける間柴ですが、頭と拳の両方がほぼ同時に飛んでくる上に、広くスタンスをとっている間柴のファイトスタイルが災いし、足も踏まれる(または引っかける)反則行為が横行します。
間柴のセコンド陣や鴨川メンバーらは反則行為に気づいていますが、リング上ではロザリオが邪悪な表情を浮かべながら襲い掛かっていくところで、先週は終わりました。
ここまでが、先週1463話の内容となります。
それでは、ここからが今週最新話、1464話の考察動画となります。
まだ最新話を読んでいない方は、読んだ上でもう一度ご視聴をお願いいたします。
それではさっそく、始めていきましょう!
最新1464話の考察
ロザリオは頭から突っ込みながら左のロングフックを狙っていき、さらに間柴の左軸足を踏んで身動きが取れないようにする、反則行為とは言え超高等技術を披露します。
しかし、集中している間柴はギリギリのところでパンチをよけることができました。
すぐに距離を取るようセコンドから指示がでますが、なんとロザリオは間柴の左足を踏んだまま離れようとしません。
そして、間柴の顔面へ下から突き上げるように強烈な頭突きをついにヒットさせます。
もちろん、客席からは大きなブーイングが巻き起こり、間柴のセコンド陣も猛抗議します。
そして、間柴の額からはなんと…流血し、リングの上に血が滴っていました。
出血によりドクターストップが入り、試合は一時中断となります。
ここで、客席の宮田は沢村と千堂に対し、次の疑問を投げかけました。
解説してくれ。
足を踏んだり、頭を当てたり、アレはボクシングに必要なのか?
この言葉に対し、沢村は次のように返します。
ヌルいな。
ボクシングにじゃねえ。
勝つために必要なのさ。
リング上では、ドクターが傷口の確認をし、さほど傷口は深くないが、出血量が多いと診断しました。
しかし、間柴はなんとドクターの診断結果を待たずしてリング中央へと歩き出し、「続けるぞ」と言わんばかりにロザリオを誘います。
当のロザリオは、「コレでようやく公平だ」と再び邪悪な笑みを見せます。
勝手に試合を再開しようとする両者。
この状況から試合続行が可能だと判断したレフェリーの合図によって、試合は再開されました。
そして、間柴はロザリオの度重なる反則行為によって、ついに自身の中に棲んでいる悪魔を呼び起こそうとします。
しかし、客席の久美の存在によって我に返った間柴は、先ほどと同様に突っ込んでくるロザリオに対し迎撃態勢で迎えます。
左を打とうとフェイントを入れ、隙を作ったところで放った右ストレートがボディにヒットしたところで、今週のお話はおしまいとなりました。
今後の展開(1465話)予想
まず、間柴の今回の目のケガに関しては、見た感じそれほど出血もしていないので、このケガが原因で苦戦となる可能性は低そうです。
ただし、邪悪な心を解放したロザリオと、妹のために悪魔を封印し立派な兄の姿を見せる間柴。
この両者の対比構造が描かれるのは間違いないので、そう考えると間柴はこれまでもロザリオの反則にまったく対応できていないわけですから、次週は足のねん挫等のトラブルも発生する可能性が高いですね。
今回は、ロザリオに足を踏まれましたが、過去に足を捻ってケガをした宮田の姿をトレースする展開はありませんでした。
しかし、今後は宮田と同じく踏まれた足をねん挫し、過去の自分の行動を悔いる話も入ってくるでしょう。
加えて、間柴は打たれ弱いボクサーですから、反則によって徐々にロザリオの強打をもらい始めるようになり、これから1~2回はダウンするシーンもありそうですね。
いよいよ追い詰められ、絶体絶命となる間柴…。
そうなったときに考えられる次の展開としては、やはり試合前にスパーで戦った一歩とロザリオとの比較でしょう。
一歩は、前回のガルシア戦でも「突破口を開くならボディ狙い」と分析をして、その通りに動いた間柴がKO勝利を収めました。
今回も一歩の存在が間柴の勝利へ大きく関わってくると仮定すれば、スパーで戦った一歩の強さとロザリオの強さを比較するハズです。
そして、間柴は一歩とのスパーの経験があったからこそ、追い込まれてもロザリオと互角に打ち合うことができた…こういう伏線回収を予想…いや、むしろ願望として期待しています。
なぜなら、現役の世界王者と一歩の実力が拮抗していることを間柴が証明してくれれば、一歩がこれから再起しても十分に戦っていける期待感が持てるからです。
まとめると、今後の間柴VSロザリオの試合展開予想は次の通りです。
- 宮田と同じく左足を踏まれてねん挫する
- 足のケガにより1~2回ダウンしてしまう
- 最後は一歩とのスパー経験が生きてロザリオと互角の打ち合い
みなさんは、今後の間柴の世界戦についてどのような予想をされてますでしょうか?
コメント欄にご意見、またご感想やご感想なんでも書き込んでください。
よろしくお願いします!
ここまでの間柴vsロザリオ戦の感想
はい、ということで間柴の初の世界戦はついに第4ラウンドへ突入しました。
ここからは、これまでの間柴の世界戦について私の感想をカンタンにお話していきたいと思います。
結論から言うと…試合まで何週も引っ張って期待感を煽ってきた割に、間柴初の世界戦はイマイチかなという印象を受けています。
その理由として、まず悪童ロザリオの強さが未だに読者に伝わっていないコト。
これがもっとも痛いところです。
ロザリオは、「沢村を超える世界レベルの悪」「間柴が苦戦したインファイターのガルシアをゴリゴリのインファイトでねじ伏せた」といった、試合前にめちゃくちゃ強敵であることを煽っていたんですよね。
でもいざ試合が始まってみると、ロザリオは間柴の長距離からのストレート、ボディにまったく反応できておらず、苦戦が続きました。
駄3ラウンドでは間柴がチョッピングライトを狙ったところで右へサイドステップし、死角からカウンターでダウンを奪いましたが、振り返ってみるとロザリオのボクシングで成功したのってこのシーンだけなんですよね…。
つまり、現段階においてロザリオは間柴にボクシングでは敵わない、実力だと敵わないから反則しますよーっていう流れで来ています。
ただこの設定だと、ロザリオは負けそうになると姑息な反則をするっていうただのザコキャラになってしまうんですよね…。
私を含め、「はじめの一歩」読者がロザリオに期待してたのって、「相手を痛めつけたい」「なんとなく顔が気にいらない」といった、理不尽な理由やきっかけで反則行為を繰り返す、イカれた世界王者を想像していたと思います。
ですが、今回のロザリオは3ラウンドまでまったく自分のボクシングができず、4ラウンドで苦し紛れの反則…。
この流れには、「はじめの一歩」読者もガッカリしたものと思われます…。
まだ当時の沢村の方が悪役として魅力ある演出がたくさんありました。
この沢村を超えるキャラクターにできないことには、読者の期待も絶対に超えることはできないので、森川先生には今一度しっかりと読者を向きあって頂いて、面白い展開を描いて欲しいところですね。
あともう一つ、個人的に「ん?」と感じた部分があります。
それは…間柴がロザリオの反則に対し、まったく対応できずあっさりとバッティング(頭突き)を喰らい流血したこと。
これまでの試合映像から、ロザリオがバッティング(頭突き)や足を踏む反則行為をしてくることは事前に分かっていたハズなのに、まったく対応できませんでしたよね。
1463話でセコンドの会長が指示している通り、ロザリオが突っ込んできたら離れて自分の距離を保つ、これを実行しなければロザリオの思うツボなんですよね。
頭から突っ込んでくる相手に対し、なぜ足を止めて迎え撃つのか?
この間柴の選択が正直私にはまったく理解できませんでした。
これが序盤ならまた話が違いますが、すでに3ラウンドまで戦ってきてさすがに間柴もロザリオの飛び込みスピードには多少慣れてきているハズ…。
まだダメージで足が動かないほど追い詰められてもいないでしょうし、なぜロザリオの反則に対し足を止めて打ち合い、これほど対応が後手に回るのか?は正直理解が追い付きません。
もう一つ、最後なんですが、ちょっと引っかかったのが沢村の次のセリフです。
やっちまえ。
オレにしたように。
目の前のヤツをただの肉の塊にしてやれよ。
もう、みなさんは忘れていると思いますが、この沢村は現在ボクシングのトレーナー志望なんですよね…。
かつて沢村は、宮田vsランディーの試合も会場まで足を運び、宮田の父を師と仰ぎ本格的に指導者への道を目指すと公言していました。
その沢村が、なぜか世界戦という大舞台で反則を推奨する…。
ボクシング指導者には絶対になって欲しくないですよね…。
はい、ということで、今回はここで終わります。
次週は来週7月31日(水)に動画更新を予定しております。
今週はここで終わります。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました!
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