今週のタイトル…。
頭と拳
ついに、ようやくこの展開がやってきました。
このタイトルからして、間違いなく今後はロザリオが本性を現し、バッティング(頭突き)やエルボー(肘打ち)、足を踏むといった反則行為をしてくるのは鉄板ですね。
はい、本日も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います!
一週空いての最新1463話が本日公開されましたが、ここからようやくみなさんが期待していたロザリオの反則が見れそうです。
先週「はじめの一歩」は休載だったため、今週最新話の考察の前に、これまでの展開について軽く振り返っていきましょう。
先週までの振り返り
まず、第1ラウンドはオープニングで間柴の右ストレートがボディにヒットし、その後はフリッカーを主体に間柴ペースのままポイントリードすることができました。
続いて第2ラウンド。
ギアを上げて一気に懐へと入ってくるロザリオに対し、間柴は足のスタンスを広く取り、自分の距離を保ちつつサウスポー対策である右ストレートを何度もクリーンヒットさせていきます。
このラウンドも間柴優勢のまま、ポイントリードに成功しました。
1・2ラウンドと続けていい様に殴られ続けたロザリオ。
第3ラウンドのゴングが鳴ると、自分だけが殴られ続けることに対して邪悪なオーラを前面に出し、「不公平」だと不満を募らせていきます。
距離を詰めてフック主体のコンビネーションで攻め続けるロザリオですが、これまで同様に冷静に距離を取って右ストレートを当てていく間柴。
何度かクリーンヒットし、ついにロザリオのヒザがガクっと折れたところをチャンスと見た間柴は、左で距離を測り得意のチョッピングライトを放っていきます。
しかし、この右を初見にも関わらずサイドステップでかわすと、死角から右フックをカウンターでヒットさせ、ロザリオはこの試合初のダウンを奪いました。
見えていないパンチをもらいダウンしてしまった間柴。
倒れたことも気づいていない状態でしたが、偶然視界に入った一歩と久美を見て正気に戻り、カウント8ギリギリでなんとか立ち上がります。
明らかにダメージが色濃く残っている間柴は、襲い掛かるロザリオに対しフリッカーで迎撃しようとします。
しかし、1ラウンドからすでにフリッカーの軌道を見切っているロザリオは一気に懐へと入り込みました。
間柴も応戦するも、勢いが止まらないロザリオは、一気にコーナーへと追い詰めていきます。
ピンチに陥る間柴ですが、追い詰められながらも冷静にロザリオの前足の外側へとオーバーテイクし、右を当てやすいポジションを確保します。
そして、ロザリオの放つ左フックに対し、カウンターで右アッパーを炸裂させ、なんとダウンを奪い返しました。
悔しさを滲ませ、カウント4で立ち上がってくるロザリオ。
本来であれば、カウント8まで休みつつ冷静になった方がいいのですが、気性の荒いロザリオはレフェリーを押しのけて試合続行をアピールします。
試合が再開されるも、お互いにじっと睨み合うだけの両者。
それもそのはず、どちらもダウンした際のダメージをまだ引きずっているため、体を動かすよりもダメージ回復に努めるという判断をしていたためです。
そのままダウンの応酬となった白熱の第3ラウンドが終了しました。
インターバルに入り、間柴と因縁のあったあの沢村がついに動きます。
宮田と千堂の席へと移動し、「今後の展開が予想できない、解説しろ」と詰め寄ります。
これに対し、宮田は「お前らの方がロザリオに近い生き物」「こちらが解説を聞きたい」と返しました。
なんでもアリ。
何をしても何があっても…。
最後に立っていればいい!
そう決意したロザリオは、トレードマークの髪型もぐしゃぐしゃにし、明らかに悪い人相へと変貌しました。
ロザリオの変化に客席の鷹村、一歩も身にまとっている空気が変わったことに気づき始めます。
第4ラウンドが始まると、またもロザリオが一気に間柴の懐へとダッシュしていったところで、先週までのお話はおしまいです。
それでは、ここからは今週最新話、1463話の内容を振り返りつつ、考察していきたいと思います。
最新1463話の考察
間柴めがけて一気に突進してくるロザリオ。
対する間柴は足を止めて打ち合いに応じる構えを見せます。
まず、ロザリオは真正面から一気に突っ込んできますが、これまでと違い頭から突進してきました。
この動きに対し、間柴は右手で突進を止めて距離を取ろうとします。
しかし、ロザリオはさらに右足で間柴の左足を蹴り上げると、体勢が崩れた間柴の顔面に渾身の右フックを放っていきます。
ギリギリでガードし、何とかクリーンヒットは免れた間柴。
ただ、今の行為が反則かどうか?間柴陣営や沢村・千堂らは判断しきれていないようでした。
続けて、またも頭から突っ込んでいくロザリオ。
同時に左フックも狙ってくるため、間柴は頭と拳の両方から身を守る必要が出てきました。
さらに、頭・右フック、そして足を引っかける三弾攻撃を仕掛けていくロザリオ。
あからさまな反則行為に対し、客席の沢村もはっきりと「今のは故意だ」と断定しました。
そして、一歩はロザリオの様子を見て黙ったまま戦況を見つめます。
変わったのは髪型だけじゃねえ。
さらにかわいくなくなった。
悪童から邪悪にな。
客席の鷹村がそう分析すると、不気味な笑みを浮かべひたすら頭から突っ込んでいくロザリオ。
間柴陣営もレフェリーに反則行為をアピールし、さらに勢いづくロザリオの様子が描写されているところで、残念ながら今週のお話はおしまいとなりました…!
来週1464話の展開を予想!
さて、みなさんの予想通り、いよいよロザリオは得意の反則行為をしてきましたね。
ところで、頭から突っ込んでいくロザリオの様子に、ある人物を思い浮かべなかったでしょうか?
そう、かつて、東洋太平洋ライト級王者だった頃の間柴へ挑戦した日本ライト級王者、伊賀忍が仕掛けた反則行為とそっくりなんですね。
ただ、伊賀とロザリオでは当然実力が違いすぎますから、比較対象にはなりづらいですが、一応伊賀の反則への対応を見ていきましょう。
間柴は、最初こそバッティング(頭突き)を喰らったものの、次のラウンドからは修正し、右のショートアッパーや左フックで突っ込んでくる伊賀の顔面を跳ね上げます。
そして、バッティング(頭突き)に対しては紙一重でかわし、追撃のエルボー(肘打ち)はパーリングで受け止めてカウンターで迎撃するというお手本のような逆転劇を披露しました。
ただし、ロザリオの反則行為は伊賀のそれとは違い、なんとバッティング(頭突き)とパンチ、そして足を引っかけるという三連発で反則を狙ってくるため、伊賀戦のような鮮やかな対策は難しそうです。
素人目からすると、「頭から突っ込んでくるんなら顔面を殴ってしまえばいいのでは?」と思いがちですが、実際の試合でもロザリオみたいなスピードのある選手が一気に突っ込んでくると、そこへパンチを合わせようと思ってもなかなかクリーンヒットしないものです。
加えて、間柴はリーチが長いですから、突っ込んでくるロザリオへ正確にパンチを合わせるのが苦手なのもあります。
ですので、良くあるパターンとしてはバッティング(頭突き)はかわしつつ、バックステップで自分の距離を保ち、ストレート系のパンチを打っていくのが理想なのですが…。
ロザリオの場合、同時に足を引っかけてくるため、間柴としてはバックステップやサイドステップで避けるというのも難しいでしょう。
ただ、そもそも世界戦という大舞台でこれだけあからさまな反則行為を繰り返すロザリオに対し、レフェリーがいつまでも注意しないハズがありません。
よって、ロザリオとしてはレフェリーに止められる前に間柴へ致命傷を負わせることを考えているハズですし、実際にこれまでのいくつかの試合もそうしてきています。
と、なると…来週の展開として、間違いなく次のトラブルが発生するでしょう。
ロザリオの足の引っかけにより、間柴の左前軸足がねん挫負傷…!
ちなみに、過去の東日本新人王準決勝で宮田に対し間柴が足を踏んだ反則も、宮田の左足でした。
この過去の過ちをトレースする流れでしょうから、来週は間柴が左足を負傷する…この流れを予想しています。
かつての宮田と同様に、左足が踏ん張れないので腰の入ったパンチが打ちづらくなり、突進してくるロザリオの攻撃をかわしづらくもなります。
この弱りきった間柴の状況を見て、ロザリオは反則を止めて間柴をひたすら殴り続けていく…来週はこんな展開になると私は予想しているんですが、この動画を見て頂いた皆さんはどのようにお考えでしょうか?
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それでは、今週はここで終わりたいと思います。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました!
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