ラフファイト
今週最新話、1466話のタイトルですが、まるで両者の反則が展開されることを予言するかのような言葉です。
果たして、今回は悪魔と化した間柴がかつて沢村戦で見せた数々の反則を犯してしまうのか?
動画の後半でしっかり試合内容の分析をした後に、最後に次回の試合展開予想についてもお話していきますので、ぜひ最後までご視聴ください。
それではさっそく、いきましょう!
先週までの振り返り
さて、ではさっそく今週の考察…といきたいところですが、先週の流れを一度振り返っていきましょう。
実力で敵わないと判断したロザリオは、第4ラウンドに入るとバッティングと同時に放つフック、さらに間柴の左前軸足を踏みつける反則を仕掛けてきます。
そしてついに、ロザリオの頭突きが間柴の顔面を捉え、左目の上から出血するピンチに陥ります。
ここで、間柴はかつて新人王決勝で一歩に敗れて以来、封印し続けてきた体の中に棲む悪魔に憑りつかれるような描写があり、次のセリフを言い放ちます。
やってくれたなあ。
許さねえ。
生きて帰さねえ。
かつてすべての人間を憎み、荒れていた10代の頃のように、悪魔へと変貌する…と思われましたが、ここで客席の久美が声援を送ると、呼応したかのように我に返りました。
目の出血によるドクターストップのリスクを抱える間柴は、珍しく距離を取って逃げ回り、ひたすら距離を詰めて連打していくロザリオ。
ロザリオはまたも足を引っかけ、同時に強打でコーナーへと追い詰めると、この機を逃すまいと激しい連打を浴びせていきます。
そしてここで、一度は抑え込んだ間柴の中の悪魔がもう一度出てきます。
何度も反則をしてくるロザリオに対し、お返しに後頭部にエルボーを炸裂させようとしたところで、第4ラウンド終了のゴングが鳴りました。
さて、一度は久美の声によって悪魔を抑え込んでましたが…先週のラストは明らかに悪魔に憑りつかれた様子の間柴が描かれていたところでおしまいとなりました。
そして、間柴の眼は明らかに憎しみにあふれた様子でしたし、ここへきてまさかの…間柴の悪魔化があるんじゃないか?という匂わせがあったことで、当chのコメント欄も大いに沸いていましたね。
当然、盛り上がっていたテーマとしては間柴が反則するのかしないのか?ということなんですが、やはり「間柴は反則はしない」というご意見が大半でした。
僕自身も、前回の動画でもお話しましたが、沢村戦後の一年間の出場停止処分を経て、これまで耐え続けた反則をまさか世界戦でやるとはとても思えないです。
ただ、視聴者さんの中には間柴の悪魔化があるのでは?と予想されている方も一部いらっしゃいましたので、該当するコメントをご紹介していきます。
悪魔宿しつつ、コントロール出来る。能力といった人外要素が含まれるのでしょう。
間柴の中にある荒ぶる人外要素。技術の中に落とし込み、新生「人外間柴」が誕生する。
「拳に悪魔を乗せる」一択。
凶暴性や残虐性は持ちつつも、反則はしない的な、ブライアン・ホーク戦のキレた鷹村みたいな感じ。
まずはこちらのご意見ですが、間柴自身が悪魔と融合する、新生間柴 了が誕生するという考察ですね。
確かに、科学と野生の融合っていうのは「はじめの一歩」にとって永遠のテーマですし、世界のトップに君臨するボクサーは皆、どちらの顔も持っているというのがあります。
今回の試合では、前半は間柴が圧倒的なボクシングスキルで練習通りの展開を作れていましたから、この後で悪魔が乗り移った「人外間柴」が誕生し、ロザリオを圧倒的にやっつける…。
この展開なら、「はじめの一歩」ファンとしても大いに納得できる結末と言えますね。
では、続いて次のコメントです。
一歩vs千堂のタイトルマッチであった殺意のフェイントを反則に適用したものではないかというのが自分の予想です。
こちらの考察も面白いですね。
確かに、世界レベルのプロボクサーは皆、高度なフェイントで相手をうまく動かして、自分が優位なポジショニングを確保してパンチを当てていますから、殺気をこめたフェイントでロザリオを倒す展開となればアツいです。
では次のコメントです。
鷹村が言ってた人外の重要性を間柴が体現する時がきたな。ヴォルグも最後は人の皮脱ぎ去ってたし。
そうなんですよね。
唯一、一歩と同世代で世界王者となったヴォルグも、ラストはレフェリーの卑劣な行為によって窮地に立たされた際に狼の牙を剥き出しにした荒々しいファイトを見せていました。
ですので、間柴もロザリオを倒して世界王者となるには、今までの殻を破る一幕がないと盛り上がりに欠けるでしょうから、森川先生はその展開をお考えになっているのかもしれないですね。
では、こちらが最後のコメントです。
森川先生ファンの細かな心情を汲み取らないとファンが離れる、ご検討下さいなんてよく言えるな。主語がデカイよ。意見するなら自分の言葉にしろよ。
こちらはちょっと本編と関係ないコメントなんですが、一応返信します。
「ファンの心情をくみ取って欲しい」はあくまでも私個人の意見として述べてます。
で、ファンの気持ちを裏切り続けたら離れていくっていうのは、説明するまでもなく事実としてありますし、ファンが減っていけば「はじめの一歩」連載終了の危機は間違いなくやってくるので、それは私としては避けたい…という思いを込めてお話しています。
ご理解いただけますと幸いです。
はい、ということでこの辺でコメント返しは終わります。
さて、今週は悪魔と融合した新生間柴 了が誕生するのか?
さっそく最新1466話の内容を考察していきましょう!
最新1466話の考察
セコンドでうなだれる様子の間柴。
観客席では、そんな間柴を見つめながら沢村と千堂が試合内容の分析を始めます。
まず、沢村は間柴の今の心境について、「反則されたことを反芻(はんすう)して腹ワタが煮えくり返っている」「汚いことにはド汚いコトをやり返せ」とまたも間柴の反則を支持するかのような発言をします。
沢村の主張に対し、千堂は「最近の間柴はピンチになろうが反則されようが、もう仕返しはしない」「間柴はそういうのは卒業した」と反論します。
そして千堂は宮田へ同意を求めますが、なぜか目をつむり黙ったまま言葉を発しません。
しかし沢村は、千堂に対しさらに次のように反論します。
「間柴の根っこは変わりはしない」
「久しく同レベルの悪に出会っていなかっただけ」
「波長が合う者同士、どうしても許せない者同士、そして…悪は悪同士、共鳴する」
そう沢村が語ると、リング上に明らかに禍々しい黒い空気が渦巻いていきます。
インターバルを終え、第5ラウンドが始まろうとするリング上では、Mrビンに「調子はどうだ」と聞かれたロザリオが「アゲアゲだ」と答えます。
それもそのはず、ロザリオはボクシング技術ではしっかり練習してきた間柴に及ばず、第4ラウンドで主導権を奪い返すために反則を仕掛けました。
その結果、ケンカができる自分の土俵へと誘うことができ、自身の勝利を確信しているんですね。
対する間柴は、セコンドの会長の声が耳に届いている様子はなく、無言でリング中央へと歩み寄っていきます。
ラフファイトを繰り返す悪童・ロザリオと再び対峙する間柴。
ロザリオはこれまで通り、一気に懐へとダッシュで飛び込んでいきます。
対する間柴も、応戦する構えを見せますが、ガードも上げず、真正面に立ったまま突っ込んでいってしまいます。
突進してきたロザリオの額と額がモロに衝突し、距離を取ろうとする間柴ですが、またもロザリオの足が間柴の足を踏みつけ…またも大ピンチに陥ります。
一歩がロザリオの足を踏む反則に気づいたところで、今週1466話のお話はおしまいです。
次回1467話の展開を予想!
さて、動画の冒頭でも少し触れましたが、そもそも間柴は沢村の予想通りロザリオへ反則をやり返すのかどうか?がまず重要ポイントですよね。
ただこれは、先週もお話した通り、私は間柴は反則はしないと予想しています。
確かに、第5ラウンドが始まり、確かに悪魔に憑りつかれている様子が描写されてはいました。
しかし、ロザリオへ向かっていく時の表情はいつもの間柴でしたから、ケンカではなくしっかりボクシングで戦うと思うんですよね。
ただ、レフェリーの眼を盗んで反則をしてくるロザリオに対し、これまでの戦い方では通用しないことが第4ラウンドで分かったので、対策は当然必要になってきます。
で、その対策についてなんですが…今週のラストで間柴がやっていたこと、これがもう答えなんじゃないでしょうか?
そう、ロザリオの頭突きに対して、間柴も頭突きで応戦するという対応策です。
そしてこの防御を実際の試合で使っていたボクサーがいましたよね。
それが、主人公 幕之内 一歩です。
一歩は、プロ二戦目でレフェリーの死角から頭突きをしてくる対戦相手に対し、頭突きで応戦するという対策で勝利しました。
また、世界前哨戦で戦ったゴンザレスとの試合でも、相手のカウンターの威力を殺すためにパンチへ自分から飛び込んでいき、額で受け止めることでダメージを軽減するという原始的な手法で戦ったこともあります。
ロザリオ戦前に一歩とスパーをした間柴ですから、一歩のファイトスタイルが頭の中に浮かんできて、とっさに額で受け止める、これによってロザリオの反則をすべて攻略できるのではないでしょうか?
間柴vsガルシア、千堂vsゴンザレス…彼らの試合の大事な場面で一歩は必ず絡んできましたから、今回の世界戦も間違いなく一歩が重要なファクターであることは間違いありません。
頭突きさえ受け止められれば、足を踏まれた状態でも問題ありませんし、ロザリオの頭突きを止めた状態であれば、追撃の左右のフックが飛んできてもクリーンヒットすることはないでしょう。
ただ、頭で受け止め続ければお互いに負傷してしまうので、場合によってはどちらも流血する可能性は出てきます。
そうなると、かつての鷹村vsデビット・イーグル戦の時のように、お互いに視界が遮られた状態での死闘を繰り広げる展開もありそうですよね。
今週の「はじめの一歩」を読んだ皆さんは、今後の展開についてどのように予想してますでしょうか?
コメント欄にご感想やご意見、なんでも書き込んで頂けると嬉しいです。
次回の動画なんですが、お盆休みが入るので8月21日(水)に更新予定となります。
またぜひご視聴をお願いします。
それでは、今回の動画はここで終わります。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました!
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