【はじめの一歩】千堂と間柴それぞれのストーリーをまとめて考察します

では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。

今週は週刊マガジンがお休みなので、本日はこれまで間柴と千堂それぞれがタイトルマッチへ向けて調整してきたストーリーを一度おさらいしていこうと思います。

まず千堂ですが、単身メキシコへ乗り込みアルフレド・ゴンザレスへ挑戦状を叩きつけようとしますが、スパー中のリカルド・マルチネスと偶然出会い、スパーをすることになります。

スパーでは一方的にやられるものの、千堂がリカルドからダウンを取ったシーンが描写されており、千堂に対する期待感が一気に高まりましたね。

ただ、後日談として千堂は「触っていない」とコメントしており、あのシーンの謎は未だに明らかとなっていません。

この場面に出くわしたゴンザレスを見たリカルドは、二人を焚きつけてどちらか勝った方とタイトルマッチをするという約束をかわします。

そして千堂は、かつて一歩を倒した宿敵ゴンザレスを倒し、リカルドへ挑戦する権利を勝ち取りました。

しかし、千堂の拳のケガにより試合感覚が空くことと、野生のパワーで戦う千堂と同タイプのボクサーと戦いたいというリカルドの要望により、ウォーリーとの一戦が実現します。

リカルドとウォーリーのタイトルマッチについての考察は、こちらの動画で取り扱っておりますので、詳細はこちらをご視聴ください。

話を戻します。

千堂はリカルドとのタイトルマッチが決定し、連日スパーで練習をしていました。

しかし、練習をすればするほどリカルドとの実力差を本能で察知し、イライラがこみ上げ、情緒不安定な毎日を送ります。

練習相手を全員潰してしまった千堂は、ジムの入り口に「挑戦者募集」と書いた貼り紙を貼り、「デカくてタフな相手がいい」と拳を鳴らしながらその時を待ちます。

そこへ現れたのは、旅先でスパー相手を探していた鷹村でした。

8階級差があることから千堂は当然断ろうとしますが、「弱い者イジメはダメってコトか」と挑発されると、二人はリングへ上がり臨戦態勢となります。

ここで明らかとなったのが、千堂が対リカルド用に開発した新兵器です。

スパーが始まると、鷹村の左でいきなりガードを壊された千堂は、右フック一発で吹っ飛ばされてしまいます。

嘲笑う鷹村に襲い掛かる千堂は、得意のスマッシュを放つと顔面の前でパンチを止めてブラインド状態を作り、そこから右ブローを狙います。

これをかわし安心する鷹村ですが、このパンチも顔面の前で止めて再度ブラインド状態を作り、左のスマッシュを炸裂させた驚きのシーンが描写されています。

千堂の新兵器は、スマッシュの打ち終わりに相手の顔面の前でブラインドを作るコンビネーションでした。

1416話で、ライターの飯村真理からリカルドを攻略する道筋について質問された千堂が「ウォーリーを含め、これまでの挑戦者の積み重ねが勝利への道筋を見せてくれる」と意味深な発言をしていましたが、このコメントは伏線だったんですね。

千堂のスマッシュはスウィングの隙が大きく、スマッシュの軌道上から外れれば打ち放題となる弱点があるため、ウォーリー戦を観た千堂はこの弱点を補強する形で編み出したと思われます。

ちなみに、リカルドもウォーリー戦で、左を放ちブラインド状態を作ってから右でダウンを奪ったシーンがあり、これを参考にしたかもしれないですね。

話を戻します。

一発もらってムキになった鷹村がリング上で大暴れし、同じく大阪を訪れていた宮田から鴨川ジムへ連絡が入ったことで一件落着となりました。

宮田に対し、鷹村は「同じ階級ならダウンしていたかもしれない」「スマッシュをフェイントにする発想はいいが、次への繋ぎが甘い」と指摘し、去っていきます。

ここから宮田が練習相手となり、仮想リカルドとして千堂とスパーをする毎日を送りますが、残念ながら宮田とのスパーの様子は作中で描写されていないんですよね。

ただ、後日東京へ戻った宮田は土手でトレーニングをする一歩の前に現れ、「千堂は勝てないだろう」と驚きの発言をします。

この発言の真意は、5日間ずっとスパーをしてきた千堂が一度も触れることができず、自分の上位互換であるリカルドに勝てるハズがないというのが宮田の試合予想でした。

しかし、一歩は現在の世界ランカーを見渡しても一番期待感があるのが千堂武士だと断言します。

その根拠としては、リカルドが宮田と同じく気が強いタイプのボクサーであるという点です。

マチスモ(勇敢)の精神を重んじるリカルドであれば、判定勝ちを狙うことはせず、必ずどこかで応戦するしダウンを奪いにも来る。

その少ない接点で期待感が持てるのが、千堂武士だと一歩は断言します。

そして気になるのが、もう一度大阪へ行ってスパーをするといった宮田に対し、一歩が仮想リカルドを実現するために足りないものが「フック」だと指摘したことですね。

宮田は、頭部を狙うストレートパンチャーのスタイルで世界を獲ることに拘っていましたから、ここでフックの練習を始めることでまた新たなファイトスタイルや必〇技を身に付けるかもしれません。

ここまでが、現時点で判明している千堂に関する情報です。

千堂とリカルドのタイトルマッチは本当に楽しみですよね。

この動画を観て頂いている皆さんの試合展開や勝敗予想もぜひ、コメント欄で教えてください。

続いて、間柴のこれまでのストーリーをお話しします。

間柴は、単行本134巻で対戦したファン・ガルシアに勝利したことで、タイトルマッチが内定したことが1416話で再び話題となっています。

間柴が挑戦する王者、マーカス・ロザリオは、インファイトで間柴を苦しめたガルシアに対し、さらにゴリゴリのインファイトでベルトをもぎ取った強敵です。

さらに、ロザリオは連打の中に頭・ヒジ・ヒザといった反則を織り交ぜてくる、勝つために何でもやる極悪非道のボクサーとして、1418話で登場しました。

ロザリオの戦績は25戦20勝2敗18KOで3試合は没収試合となっており、2敗した試合を含めた5試合すべてバッティングにより相手を血まみれにしたのが原因だということが分かっています。

藤井によってプエルトリコの悪童と名付けられたロザリオ。

ロザリオはなんと、外にいる犬がうるさいという理由だけで拳銃を発砲するような狂気を宿しており、間柴の写真を殴りつけると「早くコイツを不幸にしたい」と恐ろしい発言をしています。

1420話ではアパートで逢引きしていた一歩と久美が、良い雰囲気になったところで間柴(兄)が帰宅し修羅場となるシーンが描写されています。

ここで間柴(兄)は自分が世界王者になるまで久美に手を出さないことを一歩に約束させます。

そして驚きなのが、ここで間柴から一歩へ宮田に反則をした件を謝罪したことです。

あの連載当時、間柴は宮田を「甘ちゃん」とバカにしていて、とても謝罪するようなキャラではありませんでしたが、この発言の真意がこの後で明らかとなるんですよね。

1430話から間柴は過去に両親を亡くし、妹と二人で苦労してきた回想シーンが描写されています。

ここで明らかとなったのが、十代の頃から間柴の中に棲みつく悪魔の存在で、自分ではコントロールできず、チンピラに絡まれるといつも血の海にいる自分自身に思い悩んでいたようです。

そして、ここからネット上でも物議をかもしている宮田への反則。これも間柴に棲みついた悪魔によってやってしまった行為だったようなんですね。

間柴が一歩へ反則の件を謝罪したことも、「本当は自分の意志じゃなかったんだ」という伏線だったわけなんですが、先ほども触れたように連載当初の間柴は宮田をバカにして試合後は「入院程度で済んでよかっただろ」と記者へコメントしているほどです。

このように、連載初期の設定から軌道修正をした間柴ですが、1432話では千堂と同じく仮想ロザリオとなれる理想の練習相手が見つからず、ジムの会長は頭を悩ませていました。

自宅でロザリオを分析していた一歩は、ロザリオと間柴の試合展開は「ロングレンジなら間柴」「ショートレンジならロザリオ」という分かり易い図式になると予想していました。

一歩は、「デンプシーができる」「ガゼルパンチが打てる」「驚異のダッシュ力がある世界レベルのインファイター」「フリッカーをかいくぐれる」という条件を満たすボクサーを探し始めますが、鷹村の指摘によって自分自身が適任であることに気づきます。

ここから一歩は、「左で蹴って右で踏み込む」「右を軸足としてデンプシーを繰り出す」練習を毎日続け、スウィッチを繰り返すファイトスタイルを身に付けていったところが現在までのお話です。

ネット上やこのchのコメント欄では、一歩はデンプシーに加えてランディーのようにスウィッチもできるようになると最強では?との評価が多く、今後の展開が本当に楽しみですよね。

ということでここまでが千堂と間柴のこれまでのストーリーとなりますが、間柴のタイトルマッチの試合展開や予想についても、ぜひコメント欄に書き込んで頂けると嬉しいです。

ということで、今回はこの辺で終わりたいと思います。

当chでは毎週水曜日と金曜日に
動画配信しておりますので、

お時間合う方はチャンネル登録もぜひ
お願いいたします。

ここまでご視聴頂き、
ありがとうございました!

 

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