再起戦候補の今井に死亡フラグが…ミスター1Rの謎【はじめの一歩考察】

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ミスター1R(ワンアール)。

これは、日本フェザー級王者となった今井京介の呼び名で、板垣とのタイトルマッチ以降すべての試合で1ラウンドKO勝利を収めていることからそう呼ばれるようになりました。

こう聞くと圧倒的な強さを身につけたように思えますが、実は今井が勝負を急ぐ理由に「パンチドランカー症状によって距離感があいまいとなり、無理な勝負を繰り返している」ことが考えられます。

その顕著な例が最近行われた星戦で、自分より技術の劣る星に対してなぜかフルスウィングの殴り合い勝負を挑んでいる点です。

今回の動画では、今井京介というボクサーに関する解説と、動画の最後には現役復帰後に戦うことが予想されている幕之内一歩との一戦によって、今井京介に死亡フラグが立っていることに対する考察をしていきますので、ぜひ最後まで動画をご視聴ください。

今井の戦績、日本ランクについて

今井京介の高校時代は、35戦35勝33KO無敗で、インターハイと国体をそれぞれ2連覇した元アマチュアボクシングのエリートです。

その後、音羽ボクシングジムへ入門し、今では3連続防衛中の日本フェザー級王者です。

今井のプロ入り後のトータル戦績は不明ですが、同時期にプロデビューした板垣の戦績は、2024年1月時点で19戦17勝2敗なので、同じくらいの試合数だと予想できます。

板垣とはアマ時代に3戦3勝(3KO)と連勝していますが、新人王決勝では初の敗北を喫します。

しかし、タイトルマッチでリベンジを果たし、板垣とのトータル戦績は5戦4勝1敗(4KO)となっています。

今井の名試合ランキング3選

ここからは、今井の名勝負ランキングとして3つの試合を紹介していきたいと思います。

3位.板垣戦判定負け(単行本65~67巻)

東日本新人王決勝前。

今井はプロ入り後、さらにスピードに磨きのかかった板垣の足を止めるため、ひたすらボディブローの練習を重ねてきました。

音羽ジムの会長は、かつて丁寧に育てていた速水が一歩に潰された経験から「油断大敵だ」と警戒しながらも、「だがしかし教えてほしい」「この才能と勤勉さを持ち合わせた男がどうやって敗れるというのか!?」と今井の勝利を確信していました。

計量日当日、以前に奈々子との交際を申し込んでいたことに触れられた今井は、板垣に対し「忘れていたよ」「ここ最近」「お前を倒すコトしか頭になかった」と気合十分な表情を見せます。

いよいよ試合開始のゴングが鳴り響くと、今井は対角線上の板垣の元へ猛ダッシュで襲い掛かります。

足を使う板垣に対し、上体を振って後を追う今井。

板垣の早い左を何度かもらいながらも、前進しながらボディを狙いにいきます。

しかし、スピードのギアを上げ続ける板垣を見るや、前進を止めてガードを固め、板垣が大振りになったところを狙う作戦に切り替えます。

板垣の動きが止まったところで、距離を詰めにいった今井ですが、ここでなんと板垣も肩を当てて接近戦に応じる構えを見せてきます。

自分の土俵で戦えると確信した今井は剛腕を振るいますが、至近距離で皮一枚でさばく板垣。

一歩とは違い回転力の遅い今井のパンチにカウンターを合わせ、徐々に均衡が崩れ始めます。

板垣に主導権を握られたまま第一ラウンドが終了しました。

セコンドに戻った今井は、板垣が逃げずに攻め続ける作戦だと気づき、一撃でこの試合を終わらせる決意を固めます。

ガードの上からでもパンチを当てようと上下に打ち分ける今井。

これに対し、超接近戦で足を使って高速移動するインファントでのボクシングを体現する板垣をとらえきれません。

何度もカウンターをもらいながらも、愚直に手を出し続ける今井。

その今井の拳がついに、この試合初めて板垣の顔面を捉えます。

わずかにガードされるも、ようやく板垣の動きを止めた今井はここをチャンスと見て攻めていきます。

しかし、上下に打ち分けてもすべて避けられる上に、自分のパンチがカスめているのにまるで恐怖心がうかがえない板垣の様子に、今井は徐々に困惑し始めます。

アマ時代とは明らかに違う板垣。

板垣の迫力に戸惑いながら、第二ラウンド終了のゴングが鳴りました。

続く第三ラウンド。

今井との打ち合いで興奮状態の板垣はまたもインファイトに挑んできます。

ここで今井は、パンチをもらいながら強引にボディへ二連撃を放ちますが、板垣のハリネズミラッシュによってついにロープまで後退します。

3ラウンド終盤間際、今井のボディが当たったところでゴングが鳴りました。

セコンドに戻った今井は、以前とはケタ違いの精神力を身につけた板垣に対し、「プロの戦いを身につけたのはお前だけじゃない」と何かを決意したような表情を浮かべます。

迎えた第四ラウンド。

たった3発のボディで足が止まっている板垣。

今井は、ガードを固めて足元を見ながら位置を確認し、破壊力重視の一発勝負へと切り替えました。

ポイントを獲り続けて積み重ねてきた板垣に対し、たった一発の強打でチャラにする理不尽なボクシングを展開する今井。

客席の宮田も、同じく自身のパンチの軽さを自覚していることから、板垣に対し親近感を感じていたようです。

第四ラウンドが終了し、板垣がポイントを全て獲っているものの、今井の勝利が近い空気感が会場中にまで伝わっていました。

「4Rで終わっていれば学くんの大差判定勝ちだった」

「この先…待っているのは」「地獄の二ラウンドだ」

客席の一歩ですら、絶望の気持ちでリングを見つめます。

第五ラウンドが始まると、強打で強引にロープ際に追い込んでいく今井。

ロープを掴み、板垣の動きを止めたところに強烈なリバーブローを浴びせ、ガードの上からでもお構いなしに強打を打ちつけていきます。

「オレは自分の力を試したい」

「だから幕之内一歩と違うジムを選んだ」

「お前は幕之内さんの下に就くコトを選んだ」

「あの人と戦うコトを拒否した」

「才能で上回るお前の敗因は」

「鴨川ジムを選んだコトだ!!」

今井のラッシュでグロッキー寸前の板垣。

しかしここで、玉砕覚悟で打ち合いに出た板垣と激しい打撃戦が始まりました。

鮮血が飛び散り、両者の相打ちとなったところで第五ラウンド終了のゴングが鳴ります。

セコンドに戻ると、板垣を励ます一歩の姿を見た今井は目標を再確認し、最終ラウンドにしてモチベーションは極限にまで達しました。

迎えた最終ラウンド。

悶絶のボディブローによって、板垣の残る体力を一気に削ぎ落す一撃を入れると、追撃に走ります。

最終ラウンドにきて、さらにヒートアップする両者。

因縁の両雄、意地の張り合いが続きます。

しかし、今井の渾身の右がジャストミートすると、ついに板垣はこの試合初めてダウンします。

立ち上がりファイティングポーズをとる板垣に対し、「ここで因縁を断ち切る!」と今井京介最後のアタックを敢行します。

唸りを上げる剛腕に対し、板垣の強固なガードがことごとくシャットアウト。

しかし今井は、ガードの上から構わず叩き続けます。

残り時間30秒となり焦り始めた今井のスウィングが大きくなり始め、パンチをかわし始めた板垣の目を見た今井は、その迫力に圧倒され始めます。

もう手も出なくなった板垣に対し、左のフェイントから右ストレートを当てた今井は、試合を止めようとするレフェリーを押しのけ「オレの拳で決めるっ!!」と渾身の左を繰り出します。

しかし、ここでなんと板垣のハリネズミラッシュに被弾してしまった今井。

最後のチカラを振り絞って右を繰り出しますが、板垣の顔面寸前で身体が動かなくなってしまい、ここで崩れ落ちる板垣を、今井が抱きかかえたところで最終ラウンド終了のゴングが鳴り響きました。

採点結果は、一人はドロー、次の一人は1ポイント差となり、最後の一人も1ポイント差と発表されました。

「プロに入ってから」

「学(アイツ)とオレと何が違ったんだ!?」

採点結果を聞きながら、自分と板垣との差が何なのかを自問自答する今井。

「勝者、青コーナー板垣!!」

死闘を制したのは板垣学という結果となり、今井の判定負けが確定します。

リング上では、一歩や青木村に祝福される板垣。

今井は、板垣が鴨川ジムの本物のプロに揉まれたことで強くなったことを確信し、リングを去っていきました。

2位.星戦1ラウンドKO勝利(単行本134巻)

今井の三度目の防衛戦は、かつて板垣とも対戦した星との対決となりました。

第一ラウンドが始まると、リング中央でいきなりフルスウィング勝負に出る両者。

まずは今井の出会い頭の一発が、右と右のカウンターでジャストミートします。

追撃の左フックも入り、早くも試合終了と思われましたが、踏みとどまった星は今井の右に対し正拳突きのカウンターを成立させます。

腰を落とす今井は歯を食いしばり、さらに右の相打ちを繰り返します。

正面衝突を繰り返す両者。

星の放った右フックでたたらを踏んだ今井が、ついに打ち負けてしまいます。

客席の一歩は「こんなにダメージを抱えた姿…」「初めて見る」「連続1ラウンドKOにこだわっているのか?」「バカな!」「記録より目の前の敵に集中だよ」「隙が生まれて当然だ」と戦況を見つめます。

またも星の正拳突きをカウンターでもらい、ロープまで後退する今井。

歯を食いしばり、今度は今井の右のフルスウィングがカウンターで入ります。

これに耐えた星の右が今井の顔面に入るも、一歩踏み込んだ今井の強烈なリバーブローがジャストミートすると、一気に形勢逆転し、激しいラッシュが始まります。

ロープからリング中央までパンチで押し返し、ついに反対側のロープまで追い詰めていきました。

ここでレフェリーが星を抱きかかえるように救助し、この瞬間に試合終了。

KOタイムは1ラウンド2分58秒と、わずか2秒を残してミスター1Rの記録を更新することとなりました。

1位.板垣戦1ラウンドKO勝利(単行本105巻)

日本フェザー級タイトルマッチで再び相まみえた両雄。

今井優勢だった新人王の頃とは違い、A級トーナメントを経て著しい成長を遂げた板垣の勝利を予想する声が多く、星の先輩である千堂やスパー経験のある間柴、解説席の鷹村、そして宮田の四人すべてが板垣の勝利を予想していました。

しかし、試合開幕と共に、今井がなんといきなりダウンを奪う波乱の幕開けとなります。

今井は、異次元の能力が解放された板垣を捉えるには、初めから狭い場所にいる身体が温まっていない瞬間を狙っていました。

板垣がコーナーから脱出する際に左フックを3発ひっかけるところへパンチを合わせ、向かって右側へと逃げるクセのある動きを知っていた今井は、このワンチャンスにかけていたのです。

右ボディから追撃の左フックでダウンを奪った今井。

立ち上がってきた板垣を観察する今井は、みぞおちへめり込ませた自身の拳によって、足が止まっていることを確信します。

コーナーを背負ったまま、冴木戦で見せた身体のパーツすべてを使うフェイントを魅せる板垣。

連打を叩きこむ今井ですが、カウンターをもらい足がフラつきます。

しかし、コーナーから脱出しようとする板垣の体に、頭を押し付けて追い詰めていきます。

「言い聞かせろ!!」

「こんな非力なパンチなど」

「効かぬと!」

「非力非力非力ーーーー!!」

板垣のアッパーをもらいながらも左ボディをめり込ませる今井。

相打ちとなり、両者の口からマウスピースが吐き出されます。

今井のアゴははね上がり、板垣の身体がくの字に折れる。

ダメージはどちらが上なのか!?

「キサマに敗けたあの日からーーー」

「こうなるコトを想定して毎日毎日コーナーに頭をこすりつけて」

「叩き続ける地味なジムワークを繰り返してきた」

「目も眩むスピードのキサマのパンチはカウンターを許さない」

「せめて相打ち」

「どこで?どうやって??」

「最初のボディで高速移動の足は死んだ」

「生きている上半身でフェイントをしようが頭をつけちまえば目に入らない」

「この狭い場所なら思い通りのポジショニングもできやしない」

「異次元へ飛び込む三種の神器は」

「すでに全て奪った!」

新人王戦の敗北から、板垣を倒すことに心血を注いだ今井。

自身の才能を過信して何の対策もしていなかった板垣。

両者のタイトルマッチへの気持ちの差が試合にそのまま表れていました。

ノーガードでカウンターを狙う板垣に対し、今井はパンチをもらいながらまたも頭を押し付けていきます。

もともとパンチ力のない板垣をコーナーへ追い詰めることで腰の入ったパンチが打てない状態を作り出している。

解説席の鷹村は、今井の作戦に気づいていました。

ゼロ距離からボディの連打で攻めていく今井。

しかし、強靭な精神力を持つ板垣の心は折れないことを知っていた今井は、どこかで意識を断ち切る一撃を狙っていました。

我慢比べが続く中、ようやく板垣のガードが下がり、上がガラ空きになったことに気づいた今井は、ここで渾身の右を振り抜きます。

これに合わせて板垣はクロスカウンターを狙っていきますが、すでに身体は動かず、今井の右がジャストミートし、レフェリーが試合をストップ。

力なくその場にうなだれるようにしゃがみ込む板垣。

この瞬間、一歩が返上した日本フェザー級王者のベルトは今井京介の手に渡ることとなりました。

一ラウンドKOと早い決着ながら、今井の顔は腫れあがっており、決して楽な試合ではなかったことを物語っています。

「アマ時代から気づいていた」

「才能はヤツの方が上だと」

「ココで止められなかったら」

「オレは二度と」

「勝つコトはできなかった」

試合後、今井から板垣に対し尊敬の念を送るシーンが描写されています。

今井の人物像とは?性格や奈々子との関係について

今井は高校時代から板垣とライバル同士ですが、大学へ進学した板垣を出し抜くように高校卒業後にプロへ転向しています。

プロへ転向した理由としては、憧れの幕の内一歩へ挑戦し勝利することを目的としており、一歩と同じ鴨川ジムへ入門した板垣に対して蔑むような言動が描写されています。

また、今井の実家は資産家で将来は大企業の後継ぎとなることが約束されており、お坊ちゃん扱いされる自分を変えるためにボクシングを始めた経緯があります。

一見、今井は礼儀正しく勤勉で真面目そうな印象を受けますが、板垣に対しては何を言われても無視したり、「キャンキャン吠えるな」等と相手を怒らせるようなセリフもあることから、好青年タイプに見えてしたたかさも兼ね備えています。

また、宮田とのスパーで幕の内カットを披露するなど、場の空気を読めない性格が災いして損をすることもありますが、特段本人は気にしていないようです。

今井の実力は折り紙付きで、当時まだ4回戦だった頃の今井とスパーをした一歩に「近い将来、挑戦者として僕の前に現れるかもしれない」と言わしめたほどです。

今井は一歩と同じくインファイターではありますが、細かい連打で攻めるよりも足を止めてひたすら剛腕を振るう千堂と同タイプのボクサーで、板垣とのタイトルマッチでは強打を生かした戦法でベルトを勝ち取っています。

今井は板垣へは素っ気ない態度をとる一方で妹の奈々子へ想いを寄せていますが、一歩に気があるためまったく振り向いてもらえません。

新人王決勝前には、プライドを捨てて板垣へ直接奈々子へアプローチさせてほしいと懇願するといった、素直な一面も見せています(64巻)。

貧乏な板垣家とは対照的に裕福な家庭に育った今井は、両親が多忙だったために家族で食卓を囲むことに幸せを感じているようです(84巻)。

板垣の両親は奈々子と大企業の跡取り息子である今井が結ばれれば貧乏生活から抜け出せると期待していることや、奈々子が想いを寄せる一歩は久美とくっついていることから、今井と奈々子が結婚。

そして板垣と今井が、一歩と間柴と同様に義兄弟となる可能性も大いにあります。

弱くなっている?今井の現在を考察

今井は、新人王で板垣に敗北した際にこんなセリフを口にしています。

「身を置いてきた環境の違いだ」「本物のプロの中で揉まれてきたのか」「お前の勝ちは決まっていたのかもしれないな」(64巻)

今井は目標である一歩を倒すために音羽ジムへ入門し、板垣は一歩に憧れて鴨川ジムへ入門しています。

しかし、現状は一歩が現役引退してしまっているため、今井は宮田と同様に目標を見失ったままプロのリングで戦い続けています。

「身を置いている環境」ということで言えば、音羽ジムには今特に今井のお手本になるような先輩もいないため、まさに今は迷走している状態ではないでしょうか?

また、目標を見失っているという意味では板垣も同様で、一歩の姿がない鴨川ジムでこのまま戦い続ける限りスランプを脱出することはできないでしょう。

今井は星との防衛戦後、セコンドについていた千堂が差し出した手を振り払い、「自分は挑戦しにきたんだ」「なのになんだ?」「力をつけてリングに上がってみたら」「アンタらは誰一人いやしない」「東洋?世界?ふざけるな」「認めないっまだ自分と戦っていない」「断じて認めない!!」と怒りをぶつけています。

このシーンではまさに、宮田と同様にいくら望んでも幕の内一歩との戦いが実現しないことへの空しい心情が描写されている…といったところでしょうか。

今井が1ラウンドKOにこだわる理由①

ところで、板垣いわく、今井はアマ時代に35戦ものキャリアを積んでいることから、技術にも長けているハズなのになぜ勝負を急ぐような戦い方を続けているのでしょうか?

今井は星との試合でノーガードで大砲を撃ち合う作戦を立てているところからも、明らかに早い決着を狙っています。

ではなぜ、強引にKOを狙うようになったのか?

そのヒントに、速水が所属する音羽ジム会長の人間性が挙げられます。

パンチドランカー症状によって打たれ弱くなった速水に対し、かつては大事に育てていた音羽ジム会長。

しかし今では、芸能方面にも顔の広い速水の試合のチケットが売れる…イコールジムの利益になる、という理由だけで、本来は引退勧告すべき選手を放置しているのです。

そして今では、日本王座に就いた今井にベッタリな音羽ジム会長。

では次に考えることは何か?

それは、今井の人気を集めてさらに興行収入を上げることです。

そのために、音羽ジム会長が考え付いた結論が、ミスター1Rとして、一ラウンドKO勝利を積み重ねていく作戦ではないでしょうか?

今井本人も、モチベーションを無くしたまま試合を続ける宮田に対し「プロ失格だ」と痛烈な批判をしているところからも、プロとして観客をどう楽しませるか?ここに拘るプライドが高い選手だと見て取れます。

今井が1ラウンドKOにこだわる理由②

今井がミスター1Rと呼ばれるようになったのは板垣との日本タイトル戦からで、最近「パンチをもらうようになった」「やたら相打ちが目立つようになった」という板垣が分析しているシーンがあります。

ここから考えられる原因として、今井はかつて一歩が世界前哨戦や再起戦で敗北した時の様に、自分のファイトスタイルに限界を感じ始めているのではないでしょうか?

一歩も現役時代、不器用でインファイトしかできなかったため、技量に勝る相手に対しては相打ち狙いから突破口を開く戦法ばかりをとっていました。

その結果、ダメージが蓄積されて打たれ弱くなり、距離感があいまいになったことが引退理由であり、試合に勝てなくなった原因です。

今井は一歩よりは器用なタイプですが、やはり足を使わずベタ足で接近戦しかできないため、日本ランカーと試合を重ねる度、自分に限界を感じ始め、強引な相打ち狙いしかできなくなった…。

そして一歩と同じようにダメージが溜まっていった結果、距離感が狂い始めパンチがよけられなくなった…これが、板垣が言う今井の変化の原因ではないでしょうか?

つまり、強引な戦い方を続ける今井が、もしこのままボクシングを続けたら…一歩と同じ末路を辿るのは容易に想像がつきます。

今井の死亡フラグ…現役復帰した一歩との戦い

ミスター1Rの称号に拘る今井がもし、今のパワーアップした幕之内一歩と対戦した場合。

その圧倒的な実力差から一方的な試合展開となり、今井のパンチは空を切り、一歩の強打をモロにもらい続けた今井はついに現役引退に追い込まれる…。

もし一歩と今井が対戦するとなると、今井京介はプロボクサーとして死を迎えるのではないかと考察しています。

ちなみに、「話が進むのが遅い」と批判されがちな「はじめの一歩」ですが、実は登場人物を調べていくと、すでに現役引退している選手は数多くいます。

逆に現役を続行しているのは、日本国内で見ると「鷹村守」「青木勝」「木村達也」「板垣学」「宮田一郎」「千堂武士」「星洋行」「間柴了」「速水龍一」くらいで、実はそれほど多くありません。

このことから、物語完結へ向けて着々と進んでいる感触はありますよね。

この流れを見ても、そろそろ誰かが現役引退を決意するでしょうから、一歩ともし試合が実現したらその時こそ、プロボクサー今井京介の死亡…つまり引退が確定するのではと考察しています。

みなさんは、この考察どのようにお感じでしょうか?

ということで、今回はここで終わります。

今後も、「はじめの一歩」作中で伏線となるシーンがあれば随時、動画にアップしていきますので、まだチャンネル登録されていない方はぜひ、登録や「いいね」をお願いいたします。

ここまでご視聴頂き、ありがとうございました。

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