はい、では「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います!
この動画は、漫画「はじめの一歩」最新話のネタバレを含む内容となっておりますので、あらかじめご了承の上ご視聴をお願いいたします。
2週間ぶりの連載再開となりましたが、あまりにも話が進まないため、ここまでの流れを忘れかけてしまっている方も多いのではないでしょうか?
正直、私もそうなのでここで少し今までの試合内容をダイジェストで振り返りたいと思います。
まず、第1ラウンド開幕は、いつも立ち上がりは慎重なリカルドから強烈な左ジャブで仕掛けていき、千堂も強烈なスマッシュで応戦します。
そして両者、中間距離でパンチの応酬を重ね、堅実に左で手数を出していく王者リカルドに対し、100発打たれてもこっちは一発当たれば良いというスタンスでまたも強烈なスマッシュを放つ千堂。
打ち合っていく中で、千堂のパンチは一発も当たらず空を切る一方で、リカルドの左は何度かヒットしポイントを確実にピックアップしていきます。
千堂は、殺傷能力が極めて高いリカルドの左の威力をヒットする瞬間に首をひねりいなしつつ、即座に打ち返していくことで着実に重圧をかけていきました。
結局、両者ともにクリーンヒットがないまま第一ラウンドが終了し、インターバルでリカルドは「すでに距離とスピードは覚えた」と言い、第二ラウンドも自ら前に出て打ち合いに行きます。
何度かリカルドの左がヒットするも、千堂は剛腕を振るいガードの上からひたすらパンチを叩き続けます。
このまま千堂が押し切り、ペースを掴むかと思われたその瞬間、リカルドがこの試合初めて見せた右がカウンターで入り、早くもダウンをとられました。
立ち上がってくる千堂、しかし…何のパンチをどうもらったか把握できない状況のままやみくもに突っ込んでいき、またしてもリカルドの右をもらって倒されてしまいます。
ファイターでありタフなはずの千堂がたった2発で倒されてしまった現実に会場内も悲壮感が漂い始めます。
第二ラウンド終盤、中途半端に踏み込んだ千堂の顔面をまたもリカルドの右がヒットし、3度目のダウンで試合終了かと思われました。
しかし、寸前のところで左腕をロープに引っかけ、何とか第3ラウンドへ望みを繋げます。
本来、リカルドの右をこれだけもらえば試合は終わってしまっていたところですが、試合序盤からガードの上から強打を叩き続けてきたことでリカルドの右腕に痺れが発生し、そのおかげで立ち上がってくることができました。
迎えた第3ラウンド。
これまでの勢いがまったくなくなってしまった千堂はガードを固め大人しくなってしまい、一方でリカルドは千堂へ失望しながらも腕の痺れが取れるまで待つか、左一本で試合を終わらせにいくかの二択を迷っていました。
千堂は、気づけば倒されてしまうコトへの恐怖から、頭だけはしっかりガードしつつ隙を見つけようとしますが、リカルドは慎重に左で距離を縮めつつ、強烈な左ボディを炸裂させます。
中間距離で打ち合えばまたカウンターをもらうため、千堂はガードを固めたまま距離を詰めにいきますが、倒される恐怖心からパンチを打つことができずクリンチを繰り返します。
失望のあまり、クリンチしに来た千堂を強引に振り払いレフェリーに注意を受けるリカルド。
試合が再開すると、左ボディからすかさず上を叩きつける、リカルドのシンプルな上下のコンビネーションに千堂はなすすべなく翻弄され続けます。
またもクリンチにいく千堂は、どうして良いか分からず、前へと押していきます。
すると、試合前にスパーをした一歩は大きな岩のごとく動かなかったのに対し、リカルドはあっさりと動き、そのまま押していくと後方へと倒れこんでしまいました。
クリンチを繰り返したことでリカルドの腕の痺れが回復し、今度は右を混ぜたコンビネーションで確実に息の根を止めにいく決断をするリカルド。
一方、あっさりと押し倒せたことで相手も自分と同じ人間だと悟った千堂は自信を取り戻し、試合が再開すると勢いよく剛腕を振り回し始めます。
リカルドに一発も当たらなかったものの、第3ラウンド終了のゴングが鳴り、インターバルへ逃げ込むことができた千堂。
まったく希望は見えてこないものの、気持ちは持ち直した千堂は腕を豪快に振り回しながら第4ラウンドがスタートしました。
そして、ここで千堂はなんと、あのリカルドに対し両腕を大きく広げ、オープンガードの状態で迎え撃つ決断をします。
ということで、ここまでが試合の流れです。
ここからは今週最新話1510話の考察へと入っていきたいと思います!
【最新1510話考察】仁王立ちの千堂…その狙いとは?
千堂の突然の仁王立ちスタイルに騒然となる試合会場。
相手を見下ろし、重圧をかける千堂に対し「とても見下ろせる状況じゃない」と宮田は冷静な分析をします。
これに対し、「きっと何か考えがあるハズ」と返す一歩。
千堂は、第3ラウンド終盤でリカルドと押し合った時にこう考えていました。
幕之内の方が強いと思うてしもた
もしかしたら幕之内ならイケるんちゃうかと思うてしもた
千堂は、自分を負かした一歩がケンカもしないボクシングしか知らない男であり、今もまたボクシングの権化が自分の前に立ちはだかる現実を前に、天下統一を果たすためには、ボクシングという競技そのものとケンカし勝たなければならないという発想に至りました。
その千堂が選択したのがこの仁王立ちのオープンガードであり、リカルドと真正面からぶつかる展開となったところで、今週のお話はおしまいです。
【次回1511話予想】この世界戦、来年で終わる…?
次回以降の予想と言っても、今週は話がまったく進んでいないですし、前回の動画で話したいことは話しつくしてしまっているので、ここまでの試合内容について私なりに評価していきたいと思います。
正直…今のところは、かなり期待外れな内容になってしまっているのかなとガッカリしてるのが正直な気持ちです。
確かに、2ラウンドでいきなり二連続ダウンし、このまま3回倒されて試合終了してしまうのでは?という千堂のピンチは見どころではありました。
ですが、リカルドが試合序盤で距離を測り、シンプルに右で倒す、この展開って意外性がまったくないというか、普通のボクシングの試合だなっていう感じで、面白みには欠けているんじゃないでしょうか。
ウォーリー戦では「次にどういう戦法でかく乱してくるのか?」と予想ができない展開が続いて楽しめましたが、千堂はいつも通りただ剛腕を振り回すだけ…それが千堂の持ち味だというのは分かってはいるのですが、もう少しいつもと違うエッセンスがないとワクワクはできないなと思いました。
ただ…今回、千堂が披露した仁王立ち。
これは、正直まったく予想できなかった展開ですし、千堂はここまで全くと言っていいほど良いところがなかったので、これからようやく見せ場が訪れるのは間違いなさそうですね。
ということで、ここから千堂の世界戦が盛り上がることを期待しつつ、ここで今回の動画は終わりにしたいと思います。
さて、次回の動画ですが、来週12月17日㈬は今度はマガジンが休刊なので、残念ながらまたお休みとなってしまいます…。
正直、休載が多い上にあまりにも試合が進まないのもこの世界戦が盛り上がらない原因なのは間違いないので、年明け以降は少しでも連載ペースが通常へ戻ることも期待したいですね…。
ということで、次回の動画は12月24日㈬ということになります。
気持ちがかなり盛り下がってきてしまってますが、ここで今一度踏ん張ってみんなで「はじめの一歩」を盛り上げていきましょう。
では、今回の動画はここで終わりです。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました!

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