”パンチさ出さんでも出す方法があるだニ”
これは鴨川メンバーが猫田の経営する上越のペンションで合宿中に、一歩との会話の中で生まれた名言です。
一歩は、日本タイトルを獲ってから圧倒的な強さを身につけた千堂と真正面から打ち合う覚悟を示すと、猫田は殺気をのせたフェイントを使うことで手数を倍以上にすることができる、これによって千堂と互角以上に打ち合うことができると助言したんですね。
また、つねに接近戦で激しい打ち合いを続けた一歩は最終的にパンチドランカー疑惑によって現役引退しているわけですが、猫田はこの時点ですでにダメージの蓄積によって体を壊してしまうリスクを心配していました。
猫田自身も、かつて米兵ボクサーアンダーソン軍曹と対戦した後に脳障害によって現役引退しているので、自分自身の人生と重ね合わせていたのかもしれません。
さて、一歩は猫田や会長の話を聞いても、殺気により本物のパンチを出したように見せるということに半信半疑の反応を見せていると、「オレが見せてやる」と鷹村が実践することになります。
マス(寸止め)でやるハズでしたが、集中する一歩は思わずフルスウィングで鷹村の顔面を捉えてしまいます。
ちなみに原作を振り返ってみると、一歩が鷹村を殴るシーンはこれが最初だったと思われます。
すると、この一撃でスイッチが入ったのか、鷹村もフルスウィングで一歩へ襲い掛かり、殺気をこめたフェイントを使ってロープ際まで追い詰められたところでスパーは中断となりました。

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