では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。
いや~まさかの2週連続の休載明け、最新1454話の考察をやっていきたいと思うんですが…。
正直、今週の内容を読む限り、「はじめの一歩」という漫画に失望しか感じませんでした…。
まず、無意味としか思えない見開きページが2つもありますし、最初から最後まで内容を見ていても先週の流れと何も変わらず、ただ互角の打ち合いをするだけで終わってしまうという…。
2週も休んでおいて、この薄い内容で終わってしまう現状を見ると、「はじめの一歩」はもう未来がない…森川先生はボクシングを描かせたら天才だと思っていましたが、その才能は枯渇してしまったのかもしれないですね…。
まあ文句ばかり言っていても仕方がないですし、今週の話をよく読んでいくと、実は最後の一コマである伏線考察を予感するものがあったので、動画の公判でお話していきたいと思います。
まずは、先週までの振り返りからやっていきましょう。
まず、間柴陣営は仮想ロザリオを体現した一歩とのスパーで、対ロザリオ対策の全貌を明らかとしました。
そのロザリオ対策とは、いつもの斜に構えるスタイルからやや正対に構え、足を広く開いて相手を懐へと入りづらくし、さらに長距離から右ストレートを上下に打ち分けることでペースを掴むという内容です。
間柴の仕上がりを間近で体感した一歩は期待感を持ちますが、相手のロザリオがなんと試合直前で行方不明となり、試合まで残り5日となった時にようやく見つかり、日本へと来日します。
行方不明となっていた理由が、祖国プエルトリコでいざこざの際に拳銃を発砲したことで刑務所に入っていたためでした。
よって、世界戦当日までに万全のトレーニング・調整をしてきた間柴と、ロクに練習もせず当日を迎えたロザリオ。
計量日当日にはリミットオーバーにより再計量となったことで、短時間の無理な減量と調整不足も重なり、ロザリオのスタミナ不足が起こるのは明白でした。
試合当日、間柴陣営の会長はそのスタミナ不足をついて中盤以降に勝負をかけるよう指示をしますが、ロザリオのマネージャーであるMrビンはとくに何も指示は出さず、いつも通り短期決戦へと持ち込む狙いでした。
試合時間となり、両者いよいよ世界戦のリングへと上がり、それぞれが精悍な顔つきでにらみ合います。
ゴングが鳴ると、ロザリオはいつも通りの速攻で潰しにかかりますが、間柴もいきなり前へ出ると開幕の右ストレートがロザリオのボディへと突き刺さります。
初っ端のボディで面食らったロザリオですが、追撃の右は叩き落とし、間柴は振り子運動からのフリッカーを連射する準備を整えます。
フリッカーの速射砲に見舞われるロザリオ。
しかし、初見でかつ、調整不足にも関わらず集中はできているようで、すべてパーリングで叩き落とす見事な防御スキルを魅せます。
そして、ロザリオはかつて宮田が東日本新人王戦で魅せたサウスポーのデトロイトスタイルによるフリッカー対策と似たような体制でフリッカーをかいくぐり、一気に自分の距離で戦い始めます。
インファイトで得意の左右のフックを叩きつけますが、対する間柴もパンチは見えているようでガードでいなしフックで応戦します。
そして、ここからが今週の1454話、考察になっていくんですが…注目したい点は次の3点が挙げられます。
- 間柴のショートアッパーが通用しない
- ロザリオが宮田のフリッカー対策を再現?
- 間柴のパワーにロザリオが驚くシーンが…
まず1点目が、間柴が世界前哨戦で見せた奥手の右から繰り出すショートアッパーに対して、ロザリオは初見にも関わらずこれをよけてカウンターを合わせる高等技術を披露しています。
この攻防だけを見ても、ロザリオはガルシア以上のボクシングスキルを持っていると言えるでしょう。
ただ、間柴もこのカウンターを想定内とばかりに完璧にブロックしてますから、圧倒的なボクシングスキルの差に絶望した前回のガルシア戦から大きな成長が伺えますね。
次に2点目が、ロザリオが斜に構えることでショルダーブロックをうまく使い、フリッカーを完璧に攻略している点です。
間柴としては、フリッカーと右ストレートを織り交ぜつつ自分の距離で戦いたいハズですが、どちらのパンチもものともせずいなしているロザリオ。
ですので、第1ラウンドは一見互角のまま終えたように見えますが、自分の距離で戦う時間が長いロザリオが優勢になるのでは?と予想しています。
3点目が、間柴のパンチをブロックした際、また自身のパンチをブロックされた際にも、ロザリオは一瞬ですが驚いたような表情を浮かべています。
これはつまり、ロザリオの過去の戦績からしても間柴は相当な強さであり、驚いているということが伺えますね。
間柴はインファイトでアッパーだけでなくフックも多用していますが、ロザリオがこれほど驚いたリアクションを見せているということは、インファイトを想定したトレーニングを積んでいて、パワーの乗った強打が打てている間柴の準備は万端…といったところでしょうか。
今後の展開を予想…ロザリオのスタミナ切れで○○
「今回はとにかく内容が薄い回だった…」と思っていたんですが、今週の最後の一コマで、気になるところが一つだけありました。
それは、最後のページで息切れした様子のロザリオに対し、まったく息が切れていない様子の間柴との対比です。
かつて、反則のオンパレードの末に反則負けとなった沢村戦においても、今回の様にハイレベルな試合展開が数ラウンド続いた後に、沢村から裏拳(バックブロー)を放ったことで大きく試合が動きました。
今回の世界戦の場合、序盤でも解説した通り、ロザリオが調整不足によりスタミナ切れを起こすのは分かり切ってますから、このまま試合が拮抗した状態で打ち合いを続け、ロザリオがスタミナ不足により徐々に失速していく流れを予想しています。
ロザリオとしては、美容院でお気に入りのフジツボ頭に仕上げ、ご機嫌でリングに上がったものの、思いのほか間柴が予想以上に強かったので試合が長引く、そしてスタミナがなくなっていく…。
焦ったロザリオは、いつも通り頭をタイソンばりに激しく左右に振りながら間柴のアゴを狙い、反則行為を皮切りにペースを掴みに行く試合展開が有力だと推察しています。
両者互いに互角のボクシングスキルだと仮定すると、このまま膠着状態となれば、スタミナのないロザリオが劣勢となるのは分かり切ってますから、3~4ラウンド辺りから焦って反則を仕掛ける展開になるのではないでしょうか?
緊張感の続く世界戦ですが、この動画をご覧頂いた皆さんは、間柴とロザリオの勝敗や試合展開についてどのようにお考えでしょうか?
ご意見やご感想をぜひ、コメント欄にお願いいたします。
それでは、ここで終わります。
ここまでご視聴頂き、ありがとうございました!
感謝のコメント返し
はい、ではここからは、こちらの一歩の現役復帰をテーマとした動画に頂いたコメントの中から、一部ではありますが返信していきたいと思います。
まず、この動画でお話したことっていうのは、一歩は間柴の世界戦を観て自分の実力が世界に通用することを実感する、そしてリカルドとの世界戦で敗北した千堂からバトンを受け取る、久美と結婚して背中を押される形で現役へ復帰する…みたいな考察をお話しています。
まず、こちらのコメントです。
一歩の現役復帰は、母寛子の言葉で後押しされるという考察ですね。
これに関しては、正直ないかな~と思っています。
そもそも、一歩の母親はボクシングを続けることに反対はしないけど賛成もしていないスタンスなのは連載当初から変わらないですし、パンチドランカー疑惑の件も母親ですから何も気づいていないわけがなく、そんな状態の息子がもう一度リングに上がるとなれば心配しかないと思うんですよね。
はい、なので一歩の母親は反対も賛成もせずじっと見守る…そういう存在なのかなと予想しています。
次のコメントです。
一歩と宮田の再対決は地下のリングで…この考察をしている視聴者さんは結構多いんですけども、まあこれはないかなーって思っています。
というのも、宮田はあくまでも「プロのリングで」一歩との決着をつけることを目標にこれまで頑張ってきているからですね。
正直、スパーリングでいいならとっくに再対決はやろうと思えばできるわけなんで、やっぱり二人の戦う場所は世界戦とか統一戦とか、大きな舞台でなければならないと思いますね。
はい、次のコメントです。
選手の健康管理を人一倍大切にする鴨川会長が自ら一歩を現役へと誘うことは100%ないですが、八木マネとの会話を一歩が聞いてしまうっていう展開は大いにありそうですよね。
仰るように、一歩の現役復帰へのトリガーに鴨川会長は必ず関わっていると思います。
次のコメントです。
間柴が負けて一歩復帰、ロザリオにリベンジしてライト級世界王者になると。
そして千堂とリカルドはどちらも再起不能で引退。
ライト級に上がった一歩と宮田もライト級に上がって再戦すると…。
いやさすがに無理ありすぎじゃないですかね?
まず、リカルドを倒すのはやっぱり主人公の一歩でないといけないと思うんですよね…。
伝説の世界王者が千堂との試合で再起不能っていうのもスッキリ納得できないですし。
後、一歩がライト級へ転向するのも、そもそも誰かのリベンジのためにボクシングをするっていう動機が無理がありすぎかと思います。
続いてのコメントです。
間柴の久美と付き合う男の条件が「自分より強い男」なので、間柴が世界王者になると一歩も世界王者になるしか付き合う方法がないんですよね…。
間柴は経済力も男の強さとして認めるって言ってますが、釣り船屋の一歩だと経済力があるとは言えないでしょうし、間柴が試合に勝ってしまうと一歩としても久美と付き合いづらいのはあるでしょう。
あと、母寛子にパートナーが見つかり、一歩の「母を守る」という重圧が軽くなるのはアリかもしれないですね。
言っても寛子はまだ(恐らく)若いですし、再婚してもおかしくはないですから、一歩が実家を出て自立していくっていうストーリーも見てみたい気がします。
…はい、ということで以上、コメント返しはここで終わります。
需要があれば、またこうして動画の最後にコメント返しをしていきたいと思いますので、ぜひご感想やご意見をお待ちしております。
それではまた、次の動画でお会いしましょう。
ありがとうございました!
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