間柴VSロザリオ世界戦スタートです【はじめの一歩1449話考察】

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では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。

いや~ようやく、ようやくですね。

間柴VSマーカス・ロザリオ。

WBC世界ライト級タイトルマッチがついに、スタートとなりました。

先週1448話では、ロザリオの計量失敗により再計量となり、走って体重を落とす中、藤井とMrビンとの会話の中で、ロザリオの過去について少し描写されました。

ロザリオは、若くして組織への忠誠心が強く、幹部候補だったものの、それを疎ましく思った他のメンバーから銃撃に遭ったようです。

ロザリオの「オレだけが不幸だ」「世の中不公平だ」というセリフは、この過去のトラウマからきているものと思われます。

ただこのキャラ設定…どうなんでしょう、藤井が”世界レベルの悪”と言っていたほどですから、幹部候補だと弱いですよね。

むしろ、マフィアのボスで裏社会でその名を知らない者がいないとか…組織のトップじゃなかった時点で、ロザリオの悪のイメージが微妙に感じるのは私だけじゃないと思います。

さて、自分の調整不足がたたって再計量になったにも関わらず、”涼しい顔で計量をパスしていた”と間柴へ逆恨みしているシーンからも、何となく”小物感”が伝わってきますね。

そして、なんと間柴は世界戦前日の記者会見を欠席するという前代未聞の暴挙に出ます。

ただ、このシーンでは東邦ジム会長が腕組をして神妙な顔で全く焦っている様子がないことから、事前に会見に出ないことは決まっていたように思われます。

自宅アパートに戻った間柴。

会社の社長や同僚から激励の電話がかかってくる中、トレーニング中の千堂と宮田からもアツいエールが送られていました。

最後のシーンで、誰かの電話を待っているかのような表情の間柴でしたが、今週号を読む限り、やはり間柴は一歩からの連絡を待っていたようです。

夜が明け、世界戦当日。

「世界王者になってこの部屋に帰ってくる」

身支度を済ませ、力強く久美へ伝える間柴。

アパートを出ると、間柴の前に応援のぼりを持った一歩の姿がありました。

「間柴さんが世界王者になるコトを信じています」

「目一杯応援します!!」

力強くエールを送る一歩に対し、

「それを言うためだけに待っていたのか?」

と返す間柴。

すると、明らかに何かを隠すような表情を見せた一歩ですが、単に久美と試合会場へ一緒に行く約束をしていただけ…というオチでした。

これまでの動画で、一歩と久美はイチイチ家で逢おうとするから揉めるってお話してきたんですけど、一歩の性格を考えると、コソコソ逢うことに対する罪悪感もあって、家に会いに来るのかもしれないですね。

ただ、どうせ後でバレる嘘をつくところが、意味不明です。

ところで今回の、間柴のタンを吐くシーン、懐かしいですね~。

これって、単行本31巻272話で木村がJ・ライト級日本王者だった頃の間柴へ挑戦するとき、間柴にも久美にもいい顔を見せようとした一歩へ向かって同じことをしたシーンがありました。

これが何かの伏線っていうわけじゃないと思うんですが…どうなんでしょうか。

さて、せっかく「ありがとう」と言いかけた間柴でしたが、一歩のコウモリっぷりを見ていつもの間柴に戻っちゃいましたね。

ただ、最後には力強く右手を挙げて、間柴は試合会場横浜アリーナへと向かいました。

「断罪」

今回の世界戦キャッチコピーですが、意味を調べてみると”有罪の判決を下すこと””打ち首にすること”とあります。

これだけ聞くと、正義が悪を裁く図式を想像しますが、間柴もかつて沢村に反則行為で一年間の謹慎処分を受けているため、今回の世界戦はまさに悪童対決といったところでしょうか。

ということで、今週はここで終わりたいと思います。

結局のところ、ロザリオがどんなボクサーで、これまでどんな人生を歩んできたのか?試合まで時間たっぷりあった割に謎のままきてしまいました。

試合のテーマが「断罪」ということですが、これまでロザリオがどんな悪さをしてきたのかが分からないままなので、正直感情移入しづらいですよね。

ただ試合展開的には、恐らく間違いなく、試合序盤1Rないし2Rあたりで間柴がダウンを奪って優勢になるんじゃないかなと見ています。

さすがに世界戦となるとある程度のラウンド数を消化するでしょうから、序盤から間柴が苦戦する流れだと後は反撃して勝利、という流れで試合が終わってしまいます。

世界前哨戦のファン・ガルシアとの試合は序盤に苦戦して中盤以降盛り返して勝利、という流れだったので、今回は同じ試合展開っていうのは考えづらいです。

ですので、序盤は優勢、中盤は劣勢、終盤で互角の勝負となって間柴勝利…っていう試合展開になると思うんですね。

一歩の試合でも、ここ最近の流れを見ると序盤でダウンを奪っている場面が多いんですよね。

加えて、ロザリオは練習不足な上に急激な減量もしていますから、序盤からスイッチを入れて機敏な動きができるとも思えません。

ですので、試合序盤は間柴の猛攻によってロザリオが防戦一方となるんじゃないかなと予想しています。

みなさんは、間柴VSロザリオ世界戦の試合展開、どのようにお考えでしょうか?

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