間柴勝利予想に暗雲が…ロザリオが絶好調の仕上がりに【はじめの一歩1450話考察】

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では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。

まず、前回1449話までの流れについて、ざっと説明していきたいと思います。

拳銃発砲事件で、試合直前まで刑務所にいたロザリオは、調整不足により計量オーバーとなりました。

そして再計量となり、ホテル周りを走っている最中、ここで初めてロザリオが過去にマフィア組織の幹部候補だったこと、優秀だったがために仲間の反感を買い、裏切られて銃撃に遭い失脚した過去が明らかとなりました。

「悪いのは…オレじゃない」

ロザリオが自分だけが不幸になることを極端に嫌うのは、こうした過去があったから、ということが推察できます。

苦しむ自分と、涼しい顔をして計量をパスする(※ロザリオから見た印象)間柴を比較して、みんな平等に苦しまなければならないというねじ曲がった精神状態が描写されていました。

そして緊張の試合前夜 記者会見。

なんとそこには、挑戦者の間柴の姿はなく、計量をパスして水をがぶ飲みする瀕死の顔のロザリオと、腕組をしたまま神妙な面持ちで座る東邦ジム会長の姿があり、結局フェイスオフもないまま試合当日を迎える異例の事態となりました。

そしてシーンが変わり、間柴は自宅で会社の同僚や社長たちからのアツい激励の電話の応対をしていました。

何度も鳴る電話にイラつき始めた間柴が最後に話す相手は、ここ最近仲が良くなった千堂武士。

そして、そばには一緒に練習を続ける宮田一郎の姿もありました。

千堂からの激励も受け、後は明日の試合を迎えるだけの間柴でしたが、なぜか電話の前から動こうとしません。

ここで間柴が待っていた電話の相手は誰か?

それはもちろん、スパーの相手も務め、仮想ロザリオを体現した幕之内一歩です。

夜が明け、身支度を済ませ家を出ようとする間柴に忘れ物はないかと聞く久美に対し、「心配するな」といつもの言葉で返します。

「世界王者になって」「この部屋に帰ってくる」

そう続けて部屋を出た間柴の目の前にいたのは、”必勝!!間柴了”の旗を掲げた一歩でした。

一歩の激励を受け、間柴はスパー後に言えなかった感謝の言葉、「あ」「り」「が」までいいかけたところで、実は一歩と久美が待ち合わせていたことを知り、いつものくだりが始まりました。

でもここで、間柴はガラにもなく右拳を上げて一歩の激励に応えるんですよね。

「断罪」

これが、今回の間柴VSマーカス・ロザリオ世界戦のキャッチフレーズです。

過去には悪人キャラ同士の対決だった間柴VS沢村戦では「凶」というキャッチフレーズでしたが、今回は、悪のロザリオと善の間柴の対比が試合でどう描かれるのか?について注目したいところですね。

最大17,000人収容する横浜アリーナが満席となり、世界戦に向けてアツい熱を帯びている会場内の様子が描写されたシーンを最後に先週は終わりました。

そして、いよいよ最新話1450話のお話へ移ります。

会場内では、珍しく鷹村を含め青木・木村・板垣の鴨川メンバー4人が歩く姿がありました。

鷹村と言えば、間柴の試合を客席で観戦をするのは沢村戦以来であり、今回は鷹村による試合解説も詳細に描写されるでしょうから、かなり楽しめそうですね。

同じく会場内にいた千堂と宮田に会い、「仲良くなったんだな」とチャチャを入れる青木村に対し「チケットを手配してもらったんで嫌々一緒です」と返す宮田。

あのクールな宮田ですら千堂は仲良くできてしまうので、相当な人たらしだと言えますね。

そしてスパーでリカルド対策をその身で味わった鷹村の口から「キサマ」「リカルド・マルチネスと戦るんだったな?」と話しかけ、いよいよリカルド戦の重要な情報が出るかと期待したんですが…「頑張れ」とまさかの一言で会話が終わってしまいました。

ただ、鷹村は「はじめの一歩」の作品内でストーリーの根幹を読者へ伝えるストーリーテラーなので、今後も言動には要注目していきたいところですね。

そして、シーンは「地獄会」応援団の中で試合を待つ一歩と久美の姿となります。

久美以上にガチガチに緊張する一歩。

ここで一歩は、自分がやるコトよりもセコンドや試合を外から観戦する方が大緊張してしまうと発言しています。

一歩は現役時代、最初は自分に自信が持てないタイプですが、練習を重ねていくことで自信を構築して試合に臨んでいたので、何の準備期間もなく試合を観戦する今の方が緊張してしまうというのも納得ですね。

一歩の言葉に対し、久美は「昨夜も今朝も一緒に過ごして」「兄は普段にもまして穏やかで」「きっと安心させようとしてくれているんだと思います」と言っていることから、間柴が”立派な兄の姿を見せる”と掲げた目標をちゃんと感じ取っている、といったところでしょうか。

全力で応援すると決意する一歩。

そしてシーンはロザリオの控室へと移ります。

ここで、衝撃シーンがありました…

なんと、ロザリオはあの一時期話題となったフジツボ頭を復活させて登場するという驚きの展開です。

日本の美容院でいつも以上にキレイに仕上げてもらったことで「アガるぜ」とご機嫌な様子のロザリオ。

そしてバンテージを巻き、ここで初めてロザリオのシャドーのシーンが描写されています。

ロザリオは、計量失敗と調整不足が問題視されていましたが、水分を取り一晩経って休養をとれたことで身体が軽くキレのある動きができているようです。

「要は拳銃と同じ」「的が遠ければ精度は下がる」「近づいて」とピストルを撃つジェスチャーをしながらシャドーを続けるロザリオ。

「問題は…」

と神妙な顔つきでロザリオを見つめるMrビンが懸念していたのは、当然「スタミナ」問題ですね。

シーンが変わり、間柴陣営の控室でも、会長はシャドーを続ける間柴へ「問題はスタミナだ」と伝えます。

もともと好戦的なタイプでいつも前半勝負のロザリオに対し、空振りさせ相手を動かしスタミナを消耗させて後半勝負の作戦を立てている様子です。

会長の指示に対し、何も返さない間柴が何を思うのかが気になるところですが、ロザリオに負けず好戦的な性格の間柴が後半勝負の消極的な作戦に乗ってくるのかと考えると疑問は残りますね。

そして、両者リングインする直前になったところで、今週のお話は終わりとなります。

さて、ここからは来週の見どころについて、3つほどお話したいと思います。

まず一つ目に、ロザリオは控室でまだシャツを脱いでおらず、作中で未だに上半身裸の描写がありません。

これは恐らく、過去に銃弾を浴びたおびただしい銃痕が体に刻まれているため、あまり肌を出さないようにしている可能性が高いです。

よって、次週リングインした後に、ガウンを脱いだロザリオの体つきはどうなっているのか?ここに注目していきたいところですね。

また、調整不足によりほぼトレーニングできていないロザリオが、かつてのホークの様にムキムキな体かどうかも同時に気になるところです。

二つ目に、ここ最近ずっと千堂の練習に付き合う宮田一郎の今後について。

千堂は、誰とでも距離が近く仲良くできる天性の才能があり、また一歩いわく「千堂はエネルギーの塊のような人」「あの人のそばにいると自然と自分にも火がついてしまう」と評価しています。

ですので、ずっと一歩を待ち続け無理な減量を続ける宮田が、千堂がリカルドへ挑戦する姿を間近で見て、触発されて今度は自分がリカルドへ挑戦…なんていう胸アツな展開が大いに期待できます。

「幕之内はどうした?」という千堂のセリフの一コマで、意味深な表情を浮かべていた宮田。

かつてのライバルに何を思うのか?今後の宮田の動向にも注目していきたいところですね。

三つ目に、誰もが気になっている一歩の現役復帰フラグについて。

これについては、残念ながら久美と一緒に試合観戦する流れを見る限り、間柴の試合きっかけで現役復帰するというコトにはならないのかなと予想しています。

やはり、以前一歩と久美は海水浴デートの約束をしていましたので、間柴の世界戦後は二人で海に行って今度こそ結ばれ、そしてついに結婚…こういう流れを予想しています。

そして、一歩と結婚できた久美は、「妻」というポジションにつけたことで今までよりは安心して一歩を見守れる環境になるので、二人の結婚が一歩の現役復帰の伏線の一つとなる…と私は考察しています。

次週の「はじめの一歩」見どころをまとめると、次の通りです。

  1. ロザリオの体には銃痕が刻まれているのか?
  2. 千堂に触発された宮田の躍動
  3. 今回は一歩の復帰フラグは立たず、試合後に久美と結婚?
  4. 鷹村による試合解説に要注目!

ということで、今週はここで終わりたいと思います。

このchでは、「はじめの一歩」最新話の考察動画を毎週水曜日に更新しています。

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ここまでご視聴いただき、ありがとうございました!

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