では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。
休載明けの「はじめの一歩」1448話ですが、ポイントとしては次の3点が挙げられます。
- ロザリオが周りを不幸にしたい理由
- 間柴の記者会見バックレ事件
- 世界戦前夜、間柴が待つ電話の相手は○○
それでは一つずつ見ていきましょう。
ロザリオが周りを不幸にしたい理由
まず冒頭で、ロザリオがなぜ周りの人間を不幸にしたがるのか?
その理由が明らかとなりました。
それは、ロザリオが過去に所属していた組織からの裏切り。
ロザリオは、組織の中では忠誠心が高く、若くして幹部候補になるほどの優秀なメンバーだったようです。
しかし、そんなロザリオをよく思わない仲間の裏切りに遭い、ある取引の密告者がロザリオだと疑われ、銃撃にさらされてしまいます。
全身を銃で何発も撃たれているような描写がありましたが、ボクシングの世界王者になるほどですから、恐らくは防弾チョッキを着ていて助かったものと思われます。
「悪いのは…」
「オレじゃない」
「オレばかり不幸だ」
「世の中不公平だ」
ロザリオは、この出来事によって自分だけが不幸になることに対して、極端に感情が揺れ動くようになったようです。
かつては間柴も突然両親を事故で失い、妹の面倒を見るために反社会組織からお金を受け取り用心棒のようなことをしていた過去があります。
今回の世界戦は、そんな間柴が過去に呪われていた悪魔とロザリオを重ね合わせ、打ち勝つかどうかが大きなテーマとなりそうです。
再計量に向けて汗を流すロザリオは、計量室で初めて顔を合わせた間柴を思い出すと、
「涼しい面をして計量パスしてやがった」
「オレがこんなに苦しんでいるのに」
「平等でなきゃいけない」
「みんな平等に…」
と、自身の調整不足を間柴へ逆恨みするというめちゃくちゃな感情が描写されていますね。
正直、この辺のロザリオの言動がどうしても…小物っぽく見えてしまうのは私だけでしょうか?
再計量の結果、135ポンド(61.235㎏)とリミットギリギリでクリアしたロザリオ。
そしてこの後、またも事件が起こります。
間柴の記者会見バックレ事件
無言でひたすら水分を取り続けるロザリオと、腕を組み明らかに不機嫌な様子の東邦ジム会長。
なんと、記者会見の場に間柴が現れず、欠席するという事件が起こります。
これに関しては、再計量によって間柴の心を乱されたと判断した東邦ジム会長が、あえて会見を欠席させることで相手陣営を挑発した可能性もありますね。
ちなみに、実際に会見を欠席した事例はあるのかと調べてみましたが、ボクシングに限っていえばWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーvsディリアン・ホワイト戦で、挑戦者が会見を欠席したことはあったようです。
フューリーはホワイトに対し「ヤツは白旗を挙げた」と批判していて、この二人の試合結果はフューリーのTKO勝利となっています。
ただ、間柴の場合は、まともに調整をしないまま来日したロザリオに非があるのは明らかで、計量室では冷静に見えましたが、心の奥底では怒りに震えていたのかもしれません。
久々の死神ヴァージョン間柴vsロザリオ。
世界戦当日は波乱のオープニングとなるのは間違いなさそうです。
世界戦前夜、間柴が待つ電話の相手は○○
自宅で体を休める間柴へ、会社の社長や同僚からたくさんの激励の電話がかかってきました。
その中には千堂と宮田の姿もあり、普段は殴り合いのケンカばかりしていますが、しっかり激励するところが千堂らしいですね。
この後、ようやく鳴らなくなった電話の前でなかなか寝ようとしない間柴。
最後のページでは、朝を迎えたところで終わっていて、結局誰かと話したのか?あるいは、電話は来ず話さないまま終わったのかが分かりません。
この時、間柴は誰からの電話を待っていたのか?
これはもう、間違いなくスパーリングパートナーを務めてくれた幕之内一歩を待っていたとみて間違いないでしょう。
ただ、一歩の性格からして、自分から電話をかけて激励するほど間柴との距離は近くなっていないと思うので、もしかすると間柴から一歩へ連絡したかもしれないですね。
では間柴が一歩へ伝えたかったことは何か?
それは、スパーをした後で伝えられなかった感謝の気持ちでしょう。
ただ、間柴の性格上ストレートに「ありがとう」とは言わず、「勝ってベルトを巻いて恩を返す」的なことを一歩へ伝えるのではないでしょうか?
今回のタイトルも「前夜の激励」となっていますから、恐らくは一歩と間柴に何らかのやり取りがあったものと予想しているんですが…みなさんは、どのようにお考えでしょうか?
ということで、今週はここで終わりたいと思います。
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ここまでご視聴いただき、ありがとうございました!
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