では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。
今週は、まあ内容的には珍しく?濃かったんじゃないでしょうかね?
ページ数的にも、試合内容的にも、ようやくボクシングの試合が始まったな~という印象です。
ただ…残念ながら、次週はまた休載…ということなんですね。
当チャンネルも、「はじめの一歩」のストーリーが進まないことには動画も出せません。
言い訳にしか聞こえないとは思いますが、去年の5月くらいにこのチャンネルを立ち上げた時には、まさかこんなにも話が進まないとは思ってもみませんでした。
まあ…そんな愚痴を言っていても始まらないんで、まずは先週の振り返りからやっていこうと思います。
まず、計量を失敗し短時間の減量の末に再計量をパスしたロザリオは、試合中盤以降にスタミナ切れを起こすことは明白でした。
ただ、ロザリオの控室の様子は、動きにキレがあり一晩で休養と水分を取ったことでベストコンディションには仕上げてきた模様です。
控室でのシャドーを見る限り、かなりのハンドスピードがあるタイプだと見受けられました。
対する間柴陣営の控室では、会長から「前半の打ち合いに付き合うな」「空振りさせて相手を動かせ」「消耗させて全て吐き出させろ」という指示を受けていました。
しかし、当然ながら、間柴がそんな消極的な作戦を遂行するハズがないですよね。
いざゴングが鳴り、グローブを合わせると序盤に勝負を決めにいこうとするロザリオに対し、間柴も前傾姿勢で攻めていく形になって、一歩とのスパーで披露した右ストレートをボディに炸裂させます。
間柴の作戦通り、ロザリオはこの右ストレートをもらったことで「上か下か?」という迷いが生じます。
ロザリオが追撃のパンチを叩き落とし、間柴がフリッカーの振り子運動を始めたところで先週は終わりました。
そして今週の流れなんですが、まず結果から言うと間柴、ロザリオどちらもクリーンヒットを許さず拮抗した状態が続きました。
間柴は、いきなりフリッカーを連打していきますが、なんとロザリオは初見にも関わらずすべてのパンチをガード、パーリングで叩き落として対応します。
以前、統一戦で鷹村がバイソンと戦った際、あの鷹村でさえ初見のフリッカーは何度かもらっていますから、先週に続いてこの防御シーンを見ただけでも、ロザリオには高いボクシングスキルがあることが分かりますね。
反則が多いことや、インファイトで激しい打ち合いをするイメージが先行していましたが、思った以上に技巧派なのかもしれません。
そして客席には、あの因縁の相手である沢村竜平が登場しています。
同じく客席にいる鷹村は、リング上で対峙する二人の様子を見ただけで、どちらも荒い気性である二人なので、この試合が「荒れる」ことを予想していたようですね。
再び激しい打ち合いになる両者。
ロザリオは左右のフック、間柴はショートアッパーとフリッカー、右ストレートで上下に打ち分ける作戦で攻めていきます。
近い距離で撃ち合っていきますが、どちらもクリーンヒットがないまま、今週はおしまいとなりました。
今週の試合について、大きなポイントは次の2つあります。
- ロザリオの高いボクシングスキル
- ロザリオは宮田のフリッカー対策を実行している?
- ロザリオの反則は○○で確定…!
まず、先ほども触れましたが、ロザリオは現役時代の一歩のような荒いインファイターではなく、高い防御力によってまずクリーンヒットをもらわないタイプだということが分かりました。
オープニングは間柴の右ボディをもらっていますが、それ以降はパーリングでパンチを叩き落としていますから、初見から間柴のフリッカーを含めパンチが良く見えているのは間違いないです。
次に、ロザリオのフリッカー対策は、かつて新人王準決勝で間柴と対戦した宮田が実行したものと同じとみて間違いないと思います。
覚えていない方も多いと思いますが、当時宮田は、間柴がフリッカーを打ち出すとサウスポーのヒットマンスタイルになったんですよね。
それで、間柴のフリッカーに対してショルダーブロックで弾いて、その勢いのまま懐へ飛び込んでいくっていう方法でダウンを奪っています。
今回のロザリオを見ても、宮田と同じように肩で間柴のパンチをいなしているように見えますし、間柴の広くとったスタンスをものともせずに懐へ飛び込めていることからも、間違いなく宮田戦をトレースしているものと思われます。
ロザリオは間柴の顔すら知らなかったので、事前に間柴のファイトスタイルを調べていたとは思えません。
なので、今回のフリッカー対策は、ロザリオがとっさに思いついて実行しているものと思われます。
一歩とのスパーの時は、真正面から飛び込もうとして距離感が合わず苦戦していましたが、ロザリオの方法であれば難なく懐へ飛び込むことができるとみて間違いないでしょう。
最後にロザリオの反則についてですが…これはもう間違いなく、間柴の前に出している足を踏みつける行為だと予想できます。
ロザリオのフリッカー対策が過去の宮田をトレースしていますし、今週の描写もやたらと両者の足を描いているコマが多いんですよね。
間柴と沢村の試合も、序盤は高等技術の応酬でパンチが当たらず、しびれを切らした沢村の反則で試合が大きく動きました。
今回も、同じ流れでロザリオの反則によって一気に血まみれの殴り合いがスタートする、と見て間違いないと思いますね。
で、この流れからすると序盤は間柴のピンチが続くんじゃないかなーって予想しています。
事前に一歩が分析していた通り、ロングレンジなら間柴が優勢ですけど、ショートレンジならインファイトに強いロザリオに分があるのは明らかです。
ということで、今週はここで終わります。
コメント欄にご感想やご意見をぜひ、お待ちしております。
ここまでご視聴いただき、ありがとうございました!
コメント