※本動画は、「はじめの一歩」ネタバレを
含む内容を含んでおりますので、
※あらかじめご了承の上、ご視聴ください。
では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。
今回は、いつもはビビリで人にやさしく、
温厚な一歩がドン引きするほどブチ切れたシーンを
すべて調べ上げ、
独自にランキングした動画を観て頂こうと
思っています。
一歩が悪者を成敗するスカッとシーンを観たい方は
ぜひ、ご視聴頂ければ嬉しいです。
ただ、一歩のブチギレシーンを観ていくだけでは
ツマラナイので、
動画の最後に一歩の再起へ関する考察も
お伝えしたいと思っております。
なお、本動画は大変長い動画となっております。
概要欄にタイムテーブル(もくじ)を
掲載しておりますので、
見たい部分からご視聴いただければと思います。
それでは、行きましょう!
- 【12位】一歩と鴨川メンバーとの腕相撲対決(単行本33巻)
- 今井京介との二度目のスパー(単行本56巻)
- 伊達英二に初の敗北を喫した後、初めてくやしい感情を表に出す(単行本23巻)
- 宮田との再戦を鴨川会長が断っていたことを聞かされ、感情をあらわにする一歩(単行本47巻)
- 宮田戦を軽視するランディー陣営に対し怒りをあらわに(単行本84巻)
- 会長を「老いぼれ」とバカにするマロンをミット打ちでリングアウト(単行本79~巻)
- 八百長試合をするマルコムゲドーに対しブチギレ(単行本80~)
- 間柴に宮田戦の反則の話題を出されたとき(1422話)
- 間柴の反則で宮田が負けた時
- 久美の顔に傷をつけた沢村竜平に怒りのデンプシー炸裂(単行本52~)
- 会長をコケにする小島を全力の右ブローで叩きのめす
- 泰平の裏切り行為を制裁する愛のビンタ炸裂(単行本124巻)
- 一歩がブチギレ人外ボクサーとして再起するためのトリガーとは
【12位】一歩と鴨川メンバーとの腕相撲対決(単行本33巻)
一歩が日本フェザー級王者となって
真田一幾との初防衛戦が決まったころ、
鴨川ジムメンバーは真田のうわさ話で
盛り上がっていました。
医者の跡取り息子として働く真田は、
勤め先の病院に看護師として働く
久美もいるため、
もしも試合に負けたらベルトと女を
両方失うと鷹村は一歩を脅します。
そしてこの流れから、いつまでも関係を
ハッキリさせない一歩に対し、
久美に告白させようといつもの悪ノリが
始まります。
一歩は告白を承諾する代わりに、
何かで勝負して勝ったらナシにしてもらうよう
打診した結果、
腕相撲で勝負することになります。
しかし、鷹村を含めた三人との勝負はさすがに
不公平だということで、
練習生の後藤・青木・木村と勝負することに
なります。
木村は怪力の青木に勝負を託すため、
少しでも一歩を疲れさせようと頑張りますが、
木村との勝負はあっさりと決まり、
期待されていた青木もすぐに負けてしまいます。
しかし、この流れを見た鷹村は後藤に鼻血を
出させリタイアさせると、自ら勝負に出ます。
当然、猛抗議する一歩ですが、
観戦していた周りが一口千円で賭けが始まるほど
大いに盛り上がります。
人を陥れることを楽しむ鷹村を見て、
「告白うんぬんよりも、こんな汚い人間に
負けたくない」と一歩は怒りを表に出します。
普通に考えれば対格差で鷹村の圧勝に
なるはずなんですが、
勝負が始まると腕が中央からまったく
動かず、思わぬ良い勝負となります。
二人の異常なパワーに支えていた机が
真っ二つに割れ、
二人は倒れこみ、一歩の手が床に
ついていたので負けが確定しました。
普通に考えたら勝負をやり直せばいいのですが、
素直な一歩は負けを認めてしまうんですよね。
ということで、一歩ブチギレランキング
第12位は、
一歩と鴨川ジムメンバーとの腕相撲対決でした。
今井京介との二度目のスパー(単行本56巻)
沢村戦で痛めた身体の傷が癒えたころ、
鴨川ジムに戻った一歩は音羽ジムの
今井京介と再会します。
今井は、板垣の目の前で一歩へスパーを
してもらうようお願いをします。
この頃、今井と板垣は同じフェザー級で
東日本新人王戦で戦っていたため、
一歩はここでスパーをするのは問題があるから
音羽ジムへ足を運ぶと提案します。
しかし、今井は板垣の目の前で「問題はない」と
発言したことで、
一歩が板垣のために弱点を引き出す目的でスパーの
申し入れを受けることになります。
自分がバカにされたのではなく、
可愛がっている後輩の板垣の名誉のために
リングに上がるのが、
いかにも一歩らしい行動と言えますね。
そして、この後鷹村と合同合宿の予定があった
宮田がジムに姿を現し、
俄然スパーに力が入る一歩ですが、
前回のスパーよりはるかに力をつけている
今井にボロボロにやられてしまいます。
ここでしっかり今井に勝って
場を締めることができないところも、
一歩らしいと言えばらしいです。
そして、板垣としては尊敬する先輩、
幕の内一歩に叩きのめされる今井を
期待していたのに、
まさかの結果にショックを受けます。
この後、新人王戦で今井にリベンジする
予定の板垣は、
一歩に打ち勝てる実力が今井に
備わっていることを見せつけられたわけです。
ということで、一歩ブチギレランキング11位は、
今井とのスパーリングシーンを選びました。
伊達英二に初の敗北を喫した後、初めてくやしい感情を表に出す(単行本23巻)
一歩ブチギレランキング第10位は、
伊達に敗れた一歩が作中で初めて
くやしさを前面に出したシーンです。
伊達英二に挑戦した日本タイトルマッチで
初の敗北を喫した一歩は、
最初の頃は久美と遊園地デートをして
気晴らしをしたり、
怒りを表に出すことはありませんでした。
しかし、鷹村が録画していたタイトルマッチの
試合を観返すと、
決して実力で劣っていたわけでもなく、
伊達も自分のパンチでダメージを
負っていたことを知り、
くやしがるんですよね。
一歩は、いじめられていた学生時代も
怒りを表に出せなかったのに、
やっと大好きなボクシングに出会って自信も
ついてきて、胸を張れるようになったのに、
伊達に気持ちで負けてしまったことが
本当にくやしかったんでしょう。
一歩はこの夜、何度もビデオを観返して
人生で初めて
「くやしい」「情けない」っていう感情を
繰り返し味わうんですよね。
家に帰ると、そんな一歩を見て母寛子が
「男の子の顔になった」と息子の成長に
声を掛ける名シーンも印象深いです。
ということで、一歩ブチギレランキング
第10位は伊達戦の敗北でした。
宮田との再戦を鴨川会長が断っていたことを聞かされ、感情をあらわにする一歩(単行本47巻)
一歩ブチギレランキング第9位は、
宮田戦を鴨川会長が断っていたことに
怒りをあらわにしたシーンです。
この当時は、一歩がまだ日本フェザー級
王者となったばかりの頃、
宮田から試合の申し入れがあったことを
鴨川会長に隠されていたことを知ったシーンです。
宮田から直接聞かされた一歩はパニック状態で
鴨川ジムに戻り、会長へ問いただします。
正直、尊敬する会長に口答えしたり感情を
ぶつけたりするなんてまずやらない一歩が、
ここまでアツくなるのは本当に珍しいことです。
そして、一歩は「この先勝ち続ける自信がない」
「今が宮田くんと戦える一番良い状態」と
会長に言ってしまい、張り手を返されます。
こうして原作を読み返してみると、
一歩は宮田との再戦が実現すれば、
その段階で現役引退することが頭に
あったんですよね。
普通のボクシング漫画はチャンピオンを
目指すのが普通ですが、
一歩はあくまでもプロのリングで
宮田と再戦することを目標にしていたので、
もしこのタイミングで宮田と戦っていたら、
原作としてはもう最終回を迎えるしか
なかったんだと思うんですよね。
ただ、宮田としても一歩に昔スパーで負けて以来、
タイや韓国に武者修行に行った後に東洋太平洋王者の
ベルトを巻くところまで這い上がってきたので、
鴨川陣営から試合を断られるのは当然
腹が立ったでしょう。
ただ、鴨川会長が宮田との試合を断り続けたのは、
実は一歩のためを想っての行動だったんですよね。
会長は、自分が入院していた時期に一歩が
編み出したデンプシーロールが、
カウンターに弱く宮田との相性が最悪だと
いうことに気づいていたんです。
しかしこの後で防衛戦で対決した島袋に
相打ちでデンプシーが破られたことで、
一歩自身もカウンターに弱い事実に気づきます。
しかし一歩は、デンプシーの欠点は見つかっても、
また会長がしごいてくれて、八木さんが励まして
くれる、自分の周りの人に対する感謝を口にして
また前を向いて現役続行を決意します。
ということで、一歩ブチギレランキング第9位は、
宮田との再戦申し入れを断ったシーンでした。
宮田戦を軽視するランディー陣営に対し怒りをあらわに(単行本84巻)
一歩ブチギレランキング第8位は、
宮田と対戦したランディーに対し、一歩が
嫉妬心からスパーを挑んだシーンです。
宮田が一歩との試合よりランディー戦を
優先させたことで、
二人の再戦は実現できなくなりました。
宮田は、父親のボクシングが世界に通用する
ことを証明することを目標にしているため、
ランディーがかつて父親を破ったボクサーの
息子であり、
同タイプのファイトスタイルであることを
知ったためです。
一歩も宮田の気持ちを知っていたため、
ランディー戦を受けた理由が分かって一度は
現実を受け入れました。
しかし、ランディーが日本に来日し、
スパーリングパートナーとして板垣が
指名された際、
一歩は付き添いの名目で音羽ジムを訪れた時に
隠していた感情を爆発させるのです。
ジムに到着すると、恋人を盗られたかのように
ランディーを睨みつける一歩。
一歩は、スパーをして相手の情報を引き出し、
宮田の役に立ちたい考えもあったと思いますが、
それよりも自分との試合を横取りされた
嫉妬心の方が勝ってしまったんでしょうね。
スパーが始まると、1R、2Rとも板垣が
ペースを掴み、
一歩もしてやったりの表情を浮かべますが、
頻繁にスイッチを繰り返し、
板垣のリズムを崩したランディーは
あっという間にダウンを奪います。
「宮田戦を踏み台にリカルドへ挑戦する」と
あざ笑うサカグチに対し、
一歩は明らかに敵意むき出しで拳を
握りしめると、
「スパーはもう1R残っている」と板垣が
言い出したことで、
ジム内は幕の内コールで一気に盛り上がります。
「踏み台」「眼中なし」
尊敬する宮田に対し、心無い言葉を浴びせられて
臨戦態勢になった一歩は、
リングに上がり、ファイティングポーズをとります。
しかしここで、サカグチがスパーをストップし、
一歩は振り上げた拳の下ろし所を
奪われてしまいました。
ということで、一歩ブチギレランキング第8位は、
ランディーが宮田の試合を軽視した発言をした
シーンでした。
会長を「老いぼれ」とバカにするマロンをミット打ちでリングアウト(単行本79~巻)
一歩ブチギレランキング第7位は、
フリートレーナーバロン・栗田に鴨川会長を
「老いぼれ」呼ばわりされたシーンです。
バロンは、「会長から留守を預かるよう
言われている」とウソをつき、
鷹村を除く鴨川メンバーをしごき上げます。
しかし、会長を「老いぼれ」と呼ぶバロンに
対し、
徐々に反抗心を抱く一歩は、ミット打ちを
提案します。
始めはバロンのスピードに振り回された
一歩ですが、
徐々に回転を上げる一歩に気づけばバロンが
振り回され、
最後はミット越しに一歩のリバーブローを
もらいます。
そしてここで、
この作品のターニングポイントとなる
一歩のあのセリフが出ます。
「世界を目指すのは、鴨川会長とだけです」
宮田という目標をなくした一歩ですが、
これをきっかけに世界を目指し
始めるんですよね。
このタイミングでジムに到着した鷹村も
この言葉を聞いて、
「アンタ(会長)に聞かせたかった」と
一歩の決意に胸を打たれます。
一歩の会長に対する尊敬や信頼の気持ちを
考えると、
会長から「世界を目指そう」と言われたら、
一歩は再起を決意するんじゃないかなと
思ってしまいますね。
また、一歩は引退後、
速水から「この先もずっと脇役のままでいいのか?」
と言われて怒った表情を見せています。
これは、尊敬する鴨川会長のことを「脇役」だと
言われたからです。
普段は強気で来られるとオドオドしてしまう
一歩ですが、
会長をバカにされると人が変わって
しまうんですよね。
ということで、一歩ブチギレランキング第7位は、
バロンに鴨川会長をバカにされたシーンでした。
八百長試合をするマルコムゲドーに対しブチギレ(単行本80~)
一歩ブチギレランキング第6位は、
マルコムゲドーの八百長話を持ち掛けられた
シーンです。
事の発端は、日本ランカー福井選手が所属する
塚原ジムのトレーナー(バロン)が、
ゲドーの八百長話に乗ったことに鴨川会長が
気づいたことから始まりました。
激昂した鴨川会長は塚原への暴力で
警察沙汰となり、
一歩と八木が仙台まで迎えに行ったことで
事件の全容が明らかとなります。
その後、鴨川ジムに訪れた福井は、
引退前の思い出作りとして現フェザー級王者の
一歩へスパーの申し入れに訪れます。
鴨川会長はこれを受けて「ヘタレの塚原の
ボクサーなどたかが知れている」
「1R以内に必ず叩きのめせ」
と福井を焚きつけるような発言をします。
スパーが始まり、何とか1Rで失神KOで
勝利した一歩。
目覚めた福井は負けたことを理解すると、
鴨川ジムを後にします。
後を追いかける一歩に、福井はゲドーとの
八百長試合について事細かに説明します。
帰り際、福井は塚原会長をヘタレ呼ばわりした
鴨川会長を見返すまで引退はしないと宣言し、
結果的に一歩は福井の引退を止めることが
できました。
その後、ゲドーは日本に来日すると鴨川ジムへ
訪れ、
なんと直接八百長を持ち掛け、鴨川会長の怒りは
最高潮に達します。
鴨川会長は200万円全額総取り(Winner takes all)で
敗者はファイトマネーゼロ、
一か月後後楽園ホールで試合を行うと明言します。
ドアの前で盗み聞きしていた一歩は、ここで初めて
ゲドーと顔を合わせますが、顔も名前も憶えられておらず、
「あの腐った脳みそに拳を叩きこめ」と鴨川会長に激を
飛ばされます。
試合前日、計量会場に現れたゲドーは、
今度は一歩へ直接「300万円出せば負けてあげるよ」
等と八百長を交渉し始めます。
ボクシングを冒涜するゲドーの態度に完全にキレた一歩は、
50万円をさらに上乗せすると言い出し、
計量時に同じく50万円上乗せした鴨川会長と合わせて、
300万円という破格のファイトマネーで試合が成立しました。
ということで、一歩ブチギレランキング第6位は、
ゲドーの八百長に対し300万円をかけて挑んだ名シーンでした。
間柴に宮田戦の反則の話題を出されたとき(1422話)
一歩ブチギレランキング第5位は、間柴が宮田との再戦に
未練はもうないのか?と一歩へ問いかけるシーンです。
間柴と対面したきっかけは、間柴が合宿で家を空けた
タイミングで久美が自宅へ一歩を招いたときでした。
外は大きな花火が上がり、部屋で良い雰囲気になった
一歩たちですが、
寸前のところで合宿が中止になった間柴が
帰ってきます。
土下座をして逃げ帰ろうとする一歩に対し、
意外にも間柴から話し合いを提案される一歩。
間柴は、すでに大人になった久美を押さえつける
つもりもなく、
自分以外の男に委ねる意思があると続けます。
続けて間柴に久美の好きなところを挙げろと
言われた一歩はうまく答えられず、
これを見ていた久美が「私の好きな動物を当てて
ください」とクイズを出し、
なぜか「回答にヒネりが必要」と考えた一歩は
「ネコ」と答えてしまいます。
一歩を帰らせようとする間柴(兄)に対して
とうとうキレた久美は怒鳴り散らします。
すると、空気の読めない一歩は「それは言い過ぎです」
と間柴(兄)の味方をするような発言をし始め、
久美はついに今まで見せたことのない般若顔で
キレ始めます。
完全にメンタルがやられた一歩は帰ることに
なりますが、
パワーアンクルを忘れていったことに気づいた
間柴(兄)が後を追います。
引退後も現役と同レベルのトレーニングをしている
一歩を見て、
間柴は「未練はないのか?」と問いかけます。
いつも通り「ないです」と即答する一歩に対し、
意外にも間柴の口から
「宮田一郎と戦わないままでいいのか?」
と一歩に問いかけるのです。
「戦うチャンスは、何度かあった」
そう返し、間柴を睨みつける一歩。
一歩の激しい怒りの感情に触れた間柴は、
自分が故意に反則をし、
宮田との再戦の約束を邪魔したことを
認めます。
その言葉に、一歩は身体を震わせ、拳を
握りこみます。
しかしここで、間柴から意外にも
「すまなかった」と謝罪の言葉が出ます。
意外な間柴の態度に一歩は「謝らないでください」と
怒りの感情を収めます。
正直、間柴が反則したのって一歩がまだ高校生の頃
なので、かれこれ10年くらい経っていますから、
さすがに一歩も間柴を許す気になれたんでしょうね。
しかも、あの間柴がめちゃくちゃ嫌っている一歩に
フリとはいえ頭を下げたというのが、
これまでの間柴なら絶対にあり得ない意外な行動
でした。
そしてこの後、間柴は妹に心配をかけない立派な兄に
なるために世界チャンピオンになるその日まで、
妹に手を出さないことを一歩に約束させます。
ということで、一歩ブチギレランキング第5位は、
間柴から宮田戦の反則の件を話したシーンでした。
間柴の反則で宮田が負けた時
一歩ブチギレランキング第4位は、間柴が宮田の
足を踏む反則により勝ったことで、
一歩が怒ったシーンです。
第一ラウンドから宮田に一方的に攻められた
間柴は、早くもカウンターでダウンを奪われます。
続く第二ラウンド、
追い詰められた間柴は、宮田の足を故意に
踏んだ状態でパンチを浴びせ、
ここぞとばかりにラッシュを打ち込み、
宮田からダウンを奪い返します。
間柴は宮田が足を痛めたことをわかっていながら、
あざ笑うかのように遠い間合いからフリッカーで
痛めつける様子に、
一歩の怒りは徐々に高まっていきます。
故意に足を踏んでさんざん殴ったあげく、
ニヤつきながらフリッカーで遠くから痛めつける
間柴を観たら一歩じゃなくともキレますよね。
宮田も善戦しますが、最後に狙ったカウンターを
打つ前に力尽き、間柴の逆転KO勝ちとなります。
リング上で意識が戻らず、担架で運ばれる様子を
見ていた一歩は医務室に行きますが宮田とは会えず、
宮田の父から「すまなかった」と
伝言を聞かされます。
間柴が宮田を痛めつけていた映像を思い出し、
近くの自販機を殴り壊す一歩。
翌日になっても怒りの収まらない一歩は、
サンドバックを長時間叩き続け、
流血するほどの大けがを負い、
両拳を痛めてしまいます。
間柴戦を前に練習に打ち込む一歩はようやく
切り替えたように見えましたが、
藤井から間柴兄弟の過去を聞かされた時も
「宮田戦のことは絶対に許せない」と
まったく怒りが収まっていない様子でした。
試合が始まり、間柴のエルボーブロックで
拳を潰されたときも、
ブロックの上から構わず何度もたたきつけた
シーンも印象的でした。
ということで、一歩ブチギレランキング第4位は、
間柴が宮田に反則をしたシーンでした。
久美の顔に傷をつけた沢村竜平に怒りのデンプシー炸裂(単行本52~)
一歩ブチギレランキング第3位は、沢村が
久美の顔に傷をつけたシーンです。
沢村は、一歩の5度目の防衛戦で対戦しており、
デンプシーロールを「無様な技」と罵ったことから
物語が始まります。
宮田をも凌ぐ天才的なカウンターパンチャーである
沢村に対し、
これだけの才能がありながら試合で反則を繰り返す
行為に一歩は
「あの人のことは認めたくない」と言い放ちます。
計量当日、弁当を持って一歩に会いに来た久美と
付いてきた間柴(兄)は、一歩を待っていました。
一方、計量会場では握手した手を離さないでいる
沢村の不気味な様子に、
一歩は珍しく興奮した態度を見せます。
久美と合流する一歩ですが、間柴(兄)に
邪魔をされてまったくリラックスできません。
三人で歩いていると、間柴(兄)が沢村の
バイクを見つけます。
触ろうとする間柴(兄)を止める久美を見た沢村が、
なんと顔面に思い切りパンチを振り抜きます。
寸前で一歩がガードし、久美の頬が切れ、
血を滲ませます。
間髪入れず、間柴もパンチを放ちますが、
沢村に避けられたところで一歩が止めて
事なきを得ます。
帰宅した一歩は沢村に対する怒りが収まらず、
真っ暗な部屋で膝を抱えたまま身体を震わせる
一歩の姿が印象的でした。
試合ではストップ&ゴーを繰り返す
新型デンプシーによって、
一歩は見事、悪党沢村を成敗します。
ということで、一歩ブチギレランキング第3位は、
久美を傷つけた沢村に怒った一歩のシーンでした。
会長をコケにする小島を全力の右ブローで叩きのめす
一歩ブチギレランキング第2位は、
会長をバカにした小島を一撃でKOした
名シーンです。
小島寿人は、2階級上のライト級から
フェザーへ転向したボクサーです。
一歩との出会いは、冴木戦を観戦しに
後楽園ホールに訪れた際、
後輩を懸命に応援する小島と遭遇した
シーンでした。
顔見知りの青木との再会を喜ぶ小島ですが、
一歩に対してはガラリと態度が変わり、
今までの対戦相手を「能無しども」と言い放つ
小島に対し、
怒りと悲しみが混ざったような冷たい表情を
浮かべる一歩。
しかし翌日になると、小島の言葉が本心から
言っているとは思えないと言って、
一歩の怒りは収まっていました。
後日、雑誌のインタビューでも小島は「今までの
ダメな挑戦者」と答えていることを知った一歩は、
再び怒りの感情を表に出しますが、試合が近づくにつれ
またいつもの一歩に戻ってしまいます。
しかし、計量当日、再び顔を合わせた小島は一歩に対し
「指導者が悪い」と鴨川会長を否定する発言をします。
このとき、一歩は初めて小島に対し怒りの表情を見せ、
試合当日になってもその怒りは収まらず、
控室で鷹村に「すぐに終わらせます」と宣言する
ほどです。
やはり、一歩の怒りスイッチは鴨川会長にあることが
ここでもわかりますね。
小島との試合が始まると、一歩はいつものピーカブー
スタイルではなく、拳を固く握りこみ、
これまで見せたことのない100%フルスイングを
放ちます。
一歩の破壊力で2階級上の小島の身体が宙に舞い、
失神KOという驚愕の幕切れとなりました。
ということで、一歩ブチギレランキング第2位は、
会長をバカにした小島をワンパンで仕留めた一歩の
KOシーンでした。
泰平の裏切り行為を制裁する愛のビンタ炸裂(単行本124巻)
一歩ブチギレランキング第1位は、
青木の弟泰平をビンタで吹っ飛ばしたシーンです。
一歩は現役引退後、
会長の入院をきっかけに鴨川ジムのセコンドとして
再びボクシングの世界に戻ります。
一歩は恩師と仰ぐ鴨川会長への恩返しをしたいと
考えており、
そのための第一歩としてボクサーをスカウトする方法を
思いつきます。
そこで、偶然出会ったのがテルをイジめていた
泰平という少年です。
泰平は青木の弟で、ケンカに強くなるために
一歩へボクシングを習い始めます。
始めは泰平を信じていなかった一歩ですが、
改心したと思い込み指導を始めてしまいます。
しかし、泰平は対立していた不良グループと
ケンカをしており、
止めに入った梅沢もボロボロにされてしまいます。
会長から譲り受けたミットを叩き飛ばされ、
呆然とする一歩は、
泰平の元へ歩み寄ると、左ビンタ一発で弾き飛ばし、
失神させてしまいます。
一見、ボクシングに対する冒とくを怒ったようにも
見える一歩ですが、
自分の教え子が問題を起こしたことで鴨川会長に
迷惑が及ぶことを危惧してキレたんですよね。
ここでもやはり、鴨川会長が一歩の感情を
昂らせているのが分かります。
ということで、一歩ブチギレランキング第1位は、
ボクシングをケンカに使った泰平をビンタで失神させた
シーンでした。
一歩がブチギレ人外ボクサーとして再起するためのトリガーとは
今回は、一歩ブチギレシーンランキング12選を動画に
しました。
連載初期から一歩の怒ったシーンをすべてまとめると、
一歩って自分がバカにされたり危害を加えられても
怒らないんですけど、
自分以外の誰かを傷つけたりバカにしたりされると
とたんに別人のように怒るんですよね。
ところで突然ですが、一歩がこれから
再起するにあたり、
どんなきっかけ(トリガー)があると
思われますか?
作中で、団吉がトリガーは何種もあり、
一歩と鴨川会長はどちらもその引き金を
引くことをためらっていると言っています。
会長は一歩の健康を案じていますし、
一歩は釣り船屋を守るために引退を選びました。
それで、一歩がこれから再起のトリガーを
引くにあたり、
もっとも考えられるのが「怒り」ではないかと
考えています。
その怒りを発する根本を突き詰めていくと、
「鴨川会長」「宮田一郎」が関わってくると
一歩の感情が大きく動かされることが分かってきます。
とくに鴨川会長に関しては、
ボクシング以外で絶対に手を出さなかったあの一歩が
泰平をビンタで殴り飛ばしていますからね。
そうなってくると、一歩がもう一度現役へ戻るトリガーと
なるのは、
やはり鴨川会長から「戻ってこい」と言葉を掛けられる
ことなんじゃないでしょうか。
格上のリカルドへ挑戦したウォーリーとミゲルの姿を見た
鴨川会長は、
「自分は本当にやり切ったのか?」と自問自答するシーンが
ありました。
伊達もリカルドに敗北した悔しさや後悔が胸に燻ぶっていた
からこそ再起したといっていますが、
一歩の場合はそういう感情がないため、同じ理由で再起する
ことはありません。
でも、恩師であり親以上に慕っている鴨川会長から戻って来いと
言われたら、
もう一度奮い立つんじゃないかと予想しているんですよね。
そうなってくると、再起のネックとなるのが実家の釣り船屋で
一人働く母の寛子なんですよね。
考えたくはないですが、これから母寛子が事故や病気で
亡くなってしまうとか、
あるいは再婚して一歩が実家を出ていくことになるとか、
いずれにせよボクシング以上に母を優先する一歩である以上、
母寛子に何かしらの変化が今後起こるのではないかと
予想しています。
この動画を観て頂いているはじめの一歩ファンの皆様は
どうお考えでしょうか?
一歩の再起について、予想やご感想、ご意見など
ございましたらコメント頂けると大変うれしいです。
ということで、今回はここで終わりたいと思います。
チャンネル登録やグッドボタン、
SNSでシェアして頂けるとチャンネル運営の
励みになりますので、ぜひお願いいたします。
ここまでご視聴いただき、
ありがとうございました。
「はじめの一歩」考察chは、
毎週水曜日・金曜日に動画配信しています。
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