【2023年度版】はじめの一歩宮田の現在とベストバウト4戦を考察

Uncategorized

※本動画は、「はじめの一歩」ネタバレを
含む内容を含んでおりますので、

※あらかじめご了承の上、ご視聴ください。

では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。

今回は、一歩のライバルである宮田一郎に
ついてスポットを当てていきたいと思います。

連載当初から最新話までの宮田情報をすべて
集約させた動画となっておりますので、

初期の話を忘れてしまった方や、

現在の宮田がどんな状況なのか知りたい方は
ぜひ、ご視聴頂けたらと思います。

なお、概要欄にタイムテーブル(もくじ)を
掲載しておりますので、

見たい部分からご視聴いただければと思います。

それでは、行きましょう!

私は高橋ナオトが現役の頃にアベジムで練習生だった者です。
高橋は現役引退後森川ジョージがオーナーを務めるJBスポーツジムの雇われ会長になりましたが、練習時間内にパチンコに行ったりジムの経費を使ってキャバクラに行ったりして、ジム内の選手やトレーナーからも嫌われてそれを森川ジョージが知るようになり、半ば追われるようにJBの会長を辞めました。
要するに、森川が高橋を拾ってやったのに、高橋は仕事をロクにしないでジムの金を使い込みジム内の人間関係も滅茶苦茶にしたのです。福島学という元日本チャンピオンも高橋と衝突して他のジムに移籍し、高橋の嫁も子供2人を連れて高橋の元から去りました。

引用:ヤフー知恵袋

宮田の戦績・世界ランクを解説

宮田の戦績は2023年7月時点で
27戦25勝1敗1分23KOと、

アウトボクサーの割にほぼKOで勝っています。

新人王戦準決勝で間柴に敗れて以降、タイや韓国、
フィリピン等の海外へ武者修行へ出た宮田は、

減量苦のため一年間約一か月に一度のハイペースで
試合に挑む過酷な戦いを勝ち抜いてきました。

日本へ帰国後、李鐘弼(リ・チョンピル)との
一戦を挟み、

当時の東洋太平洋王者アーニー・グレゴリーと
対決し、チャンピオンの座に輝きます。

その後、5試合連続防衛に成功した後、一歩との
再戦に向けて一度はタイトルを返上しますが、

東洋太平洋フェザー級王座統一戦でランディーと
対決し、再びチャンピオンに返り咲いています。

現在は8試合連続防衛成功させ、記録を伸ばし
続けてはいるものの、

ライバル一歩との再戦が叶わず目標を
見失っているのが現在の宮田の状況となります。

同時に、宮田はプロ入り後も身長が少し
伸びており(175cm)、

減量苦でフェザーではまともに戦えないのでは?
一歩との再戦は難しいのでは?

といったファンからの声が上がっています。

また、作中ではこれだけ試合をしている割には、

メインで描写されているのは間柴・ジミー・
アーニー・ランディーの四名だけです。

宮田の世界ランクは、単行本103巻で藤井らが
「宮田が5位、千堂が9位」と話すシーンがあるので

そこから変動していなければ、
現在の宮田の世界ランクは5位と推定できます。

宮田の人物像について3つのポイントを解説

外見はクールだけど短気・気が強い

宮田の外見はクールで人を寄せ付けず、ジム内でさえ
仲間と談笑するシーンがほとんど描写されていません。

一歩と初めて出会った当時も、同年代にも関わらず
決して交わろうとはせず、

いつも人を拒絶しているような態度を取ります。

その背景には、宮田の父親によるネグレクトが
影響しているのかもしれません。

宮田の父はランディーの父親、ラクーン・ボーイ
との一戦で現役を退き、

妻と離婚しすべてを失い自暴自棄となり、
アルコール中毒となります。

しかし、父親のボクシングが世界に通用すると
信じている少年宮田は、

真夜中の公園でシャドーを繰り返し、

「カウンターが打てるようになりたい」と
鴨川ジムの戸(もん)を叩きます。

これが、宮田がボクシングを始めたきっかけであり、

父親のボクシングが世界に通用することを
証明するためにプロのリングで戦い続けています。

そんな宮田ですが、鷹村のように明らかに自分よりも
実力が格上で、

尊敬できる相手の言葉には耳を傾ける柔軟さも
持ち合わせており、

デビットイーグル戦前に鷹村と合同合宿をした際は、

アドバイスを素直に聞き入れるシーンが
描写されています。

宮田の気が強い性格はボクシングの試合でも表に
出ており、

カウンターパンチャーでありアウトボクサーで
ありながら待ちの姿勢を取らず、

自らKO狙いで打ち合いに行く性分です。

コンビニ店員として時給2,500円で荒稼ぎ

最近では、宮田がアルバイトをしている
コンビニの時給が、

2,500円という設定がネット上で話題と
なりました。

その理由としては宮田を気に入ったコンビニ
オーナーが取り入るためにやったことらしく、

宮田以外のバイトが全員いなくなり、

月に25日勤務で月給50万円以上という
異常な稼ぎ方をしています。

実はネコが好き

宮田が飼う猫の名前はサラテで、鈴やリボンを
つけてコッソリ可愛がっていましたが、

単行本123巻で「迷い猫」のポスターを
コンビニに貼っており、

どうやら逃げてしまったようです。

その後、1412話で一歩の飼うワンポと、

河川敷でボクシングをするシーンが
描写されているため、

今後は宮田がこの河川敷に登場する機会
が増えそうですね。

宮田の4つの必〇技について解説

【必〇技①】カウンター

宮田の必〇技は”電光石火”と称される
カウンターです。

先ほども触れたように、父親のボクシング
スタイルで戦うことが宮田の信念であり、

ボクシングを本格的に始めたときには、

「カウンターを教えて欲しい」と言って
いるほど、

カウンターに対し強いこだわりを
持っています。

ランディー戦では、減量苦でスタミナに
不安がある中、

ボディブローを打たせてカウンターを狙う作戦を
遂行しており、

沢村に「カウンターに対するこだわりが異常」と
言わせるほどです。

【必〇技②】ジョルト

ジョルトは、パンチ力の低い宮田が、

対ジミー戦でカウンターの威力を高めるために
編み出した必〇ブローです。

ジョルトとは、後ろ脚に体重を乗せて戦う
本来のディフェンス重視の構えから、

前足に体重を乗せ前かがみに構えた状態で
身体ごと叩きつけるカウンターブローです。

このジョルトを身に付けたことによって、
ジミーにKOで勝利を収めており、

宮田はパンチが軽い弱点を克服することに
成功します。

【必〇技③】意識の外から放つカウンター

宮田は打たれ強い一歩を倒すため、相手の意識外から
放つカウンターブローを練習していました。

相手のパンチを宮田のハイスピードによって
かわしつつ視覚の外へ移動し、

見えない角度から相手のアゴの先端を打ち抜く
カウンターブローを実践しています。

一歩は、ショルダーブロックや前に出てパンチの
威力を〇すカウンター対策を立てていましたが、

意識外から放つカウンターを観て「もし再戦
していたら負けていた」とコメントしています。

【必〇技④】コークスクリューブロー

コークスクリューブローはランディー戦の
ラストで魅せたKOパンチです。

先に右を放たれたランディーに対し、

カウンターを合わせる宮田が「もっと早く」と
掌が天井へ向くほどひねった回転力が、

パンチのスピードを加速させたと沢村が
解説しています。

宮田本人もなぜ打てたのか分かっておらず、

試合後の控室で父とおさらいしているシーンが
描写されています。

宮田のモデルとなった二人のボクサーについて解説

実は、「はじめの一歩」連載開始当初、

宮田は一歩のライバルとして登場させるつもりは
なかったそうで、

一歩とスパーリングをするだけで終わる構想
だったそうです。

また、外見は当時トレンディドラマで嫌な男性役を
演じていた吉田栄作をモデルにして描いたそうです。

そして、モデルとなったボクサーはシュガー・レイ・
レナードと高橋ナオトと言われています。

レナードは、ウェルター級の歴代最速と評される
ほどの驚異的なスピードを持ち、

見事なステップワークと素早いハンドスピードを
駆使したアウトボクシングは、

作中でも宮田自身が尊敬するボクサーとして
称賛しています。

高橋ナオトは、日本人ボクサーの中でも屈指の
カウンターパンチャーであり、

芸術的なカウンターによって数々の逆転KOを
成し遂げており、

「逆転の貴公子」の愛称で親しまれていました。

高橋ナオトのスタイルや逆転劇は、宮田の
ボクシングスタイルだけでなく、

宮田の生き方にも大きく影響しています。

【宮田は弱い?】長所と短所をまとめて結論を出してみた

宮田については、ネット上では「実は弱いのでは?」と
評価されることが多いキャラなのですが、

実際のところはどうなのでしょうか。

宮田の長所と短所をまとめてみると、
このようになります。

まず宮田の代名詞といえばカウンターなわけですが、

ランディー戦を観た後で沢村が「あのスクリューブローを
身に付けた宮田に一歩は勝てない」と評価しています。

また、ジョルトや意識外からのカウンターも
活用できれば、

実は現役最強のボクサーである可能性も否定できません。

短所としてはやはり減量苦によるスタミナ不足が深刻で、

中盤以降は足が止まるため、判定で勝負する選択肢は
最初からありません。

加えてもともと打たれ弱く、グラス・ジョーという
ガラスのように脆いアゴだと描写されています。

そして打たれ弱いにも関わらず、短気で挑戦的な
性格が災いし、

相手の土俵に立ちねじ伏せるボクシングを
してしまうこともあるため、

天才ボクサーと称される宮田にも実はたくさんの
弱点があります。

また、父親のボクシングスタイルに拘るあまり、

ストレート系以外のフックやアッパーを
使いたがらず、

以前千堂とスパーをした際にコーナーポストに
追い詰められ、

出せるパンチがなく棒立ちしたこともあります。

ただスタミナやパンチの軽さ、

打たれ弱いといった短所はすべて階級を上げれば
解決される可能性が高いため、

フェザーに拘らなければ宮田最強説は決して
間違いではないでしょう。

長所
・カウンターが上手い
・フットワークが上手い
・スピードが速い

短所
・スタミナが無い
・パンチ力が無い(ジョルトパンチは威力ある)
・パンチのレパートリーが少ない(打つパンチが思いつかず棒立ちした事がある)
・挑発に弱い、超短気
・相手の土俵で戦おうとする
・打たれ弱い

宮田の試合ランキング4選【ベストバウト】

ここからは、宮田が戦ってきた27試合の中から、

作中でメインとして取り上げられた4試合を
それぞれ開設していきます。

【宮田VS間柴戦】3ラウンドKO負け(単行本8~9巻)

第一ラウンド、ハイレベルな技術戦となりますが
宮田のカウンターが冴えわたり、間柴を圧倒します。

すると間柴がヒットマンスタイルとなり、
遠い間合いからフリッカーを連発してきます。

始めは距離感が合わず戸惑う宮田でしたが、

サウスポーのヒットマンスタイルとなった宮田は
ショルダーブロックでフリッカーを弾き飛ばし、

相手の懐に飛び込むとカウンターでダウンを
奪います。

第二ラウンドが始まると今度は強気にインファイトで
攻める間柴ですが、

対一歩用に練習してきたコンビネーションで
後退させます。

このまま宮田が勝利すると思われた矢先、

間柴が足を踏み動けなくなった宮田にラッシュを
浴びせ、ダウンを奪い返します。

何とか立ち上がり、続く第三ラウンドを迎えた宮田は、
先ほどの反則で軸足を負傷してしまったため、

フットワークが使えずパンチも力を入れて打てなく
なってしまい、サンドバック状態で打たれ続けます。

ボロボロとなってもなお諦めない宮田の気迫に
パニックとなった間柴は、

大振りの右を放ち、宮田はこれにカウンターを
放ちます。

しかし、寸前のところで力尽き、間柴のパンチを
モロにもらった宮田は失神してしまい、

プロ入りして初のTKO負けとなりました。

なお、間柴の強さについて考察した動画のリンクを
概要欄に貼っておきますので、

お時間ある方はぜひご視聴ください。

【宮田VSジミー・シスファー】4ラウンドTKO勝ち(単行本15巻)

間柴戦敗北後、新人王で優勝した一歩に
追いつくため海外へ武者修行に出た宮田は、

タイで格下のボクサー相手に二度ダウンを
奪うも判定までもつれ込み、

引き分け(ドロー)の結果に終わります。

この後に決まった試合の相手が、一歩とも
対戦したジミー・シスファーです。

当時のジミーはムエタイで32戦無敗のまま
ボクシングへ転向し、

10戦連続KO勝利と波に乗っているタイの
スーパースターでした。

かませ犬として指名された宮田陣営は
この話を断ろうとしますが、

宮田はこれを拒否し、負けたら引退する
覚悟で試合に臨みます。

減量苦に加えてパンチの質の軽さを
指摘された宮田は、

欠点を補うべくカウンターにパワーを
乗せた必〇技ジョルトを編み出します。

試合が始まり、宮田は3Rまで
持ちこたえますが、

ついにダウンを奪われます。

立ち上がった宮田は覚悟を決め、

前傾姿勢のファイティングポーズを取り
ジョルトを狙います。

しかし、宮田の放ったジョルトは
タイミングが合わず、

ジミーの強打をもらってしまい二度目の
ダウンとなります。

何とか立ち上がり、3R終了のゴングが
鳴ります。

セコンドに戻った宮田は意識が
混濁している上、

ダウンの際に鼓膜がやられた状態でした。

迎えた第四ラウンド、ダメージの残る宮田は
足が動かず、

上半身の動きだけでジミーのパンチをかわし、
カウンターのタイミングを計ります。

ここで大振りのアッパーを放ち、

身体がよろけたところをジミーが
狙い撃ちますが、これは宮田の伏線でした。

前傾姿勢を作り、ジミーの右ブローに渾身の
ジョルトを合わせ、

ジミーはこの試合初のダウンとなります。

コーナーポストでリングに背を向けたままの
宮田はカウントを待ちますが、

ジミー陣営からタオルが投げ込まれ、
宮田の4RTKO勝利となりました。

【宮田VSアーニーグレゴリー】4ラウンドKO勝ち(単行本36~37巻)

一歩が千堂を倒し、日本フェザー級王者の
座につき、初防衛に成功した頃、

宮田は東洋太平洋王者アーニーグレゴリー
とのタイトルマッチが決まります。

試合が始まると、アーニーはしょっぱなから
出鼻をくじこうとラッシュを仕掛けますが、

宮田は冷静にカウンターを合わし距離を
取ります。

すると、フック主体のスタイルであるはずの
アーニーが

速い左ジャブの連打で宮田をロープへ
追い詰めていきます。

しかし宮田は連発してくる左のタイミングを
覚えると、

冷静にカウンターで反撃し、アーニーを
リング中央へ押し戻します。

リング中央、前傾姿勢で構える宮田に対し

アーニーが放った右ブローにクロスカウンターを
合わせ、この試合初のダウンを奪います。

アーニーが立ち上がるとゴングが鳴り、
勝負は第二ラウンドへ続きます。

開幕から左で攻めていく宮田に対し、1Rとは
逆にアーニーがロープ際へ追い詰められていきます。

アーニーが放つ左に対し

宮田はまたクロスカウンターを合わせに
いきますが、

アーニーはヒジを曲げて宮田のカウンターを止めたと
同時に右アッパーでアゴを跳ね上げ、

ダウンを奪われます。

ダウンから立ち上がるとまたアーニーの
左ストレートのタイミングを計り、

再びクロスカウンターを狙いますが、

ブラッディクロスによってまたも止められ、
ラッシュを浴びてしまいます。

二度目のダウンとなり、立ち上がるも顔は
鮮血で染まり、

明らかにダメージが残っていました。

仕留めにかかるアーニーに対し、気の強い宮田は
打ち合いに応戦しますが、

第二ラウンド終了まで一方的に打たれ続けます。

迎えた第三ラウンド、激しい打ち合いとなり宮田は
カウンターを狙いにいきますが、

ブラッディクロスを警戒して踏み込むことが
できません。

そしてスタミナ不足の宮田にとって最悪の
ボディブローをもらい追い詰められますが、

諦めず手を出し続ける宮田の気迫にアーニーは
圧倒されます。

3R終了間際、間柴戦でカウンター失敗したときと
同じシチュエーションになり、

「打ってはダメだ」と客席から一歩が叫び、

お互いのグローブが交差したところでゴングが
鳴ります。

迎えた第四ラウンド、すでに限界の宮田は
リング中央でアーニーを手招きします。

打ち合いが始まるとまたもボディブローを
もらい、

ダウン寸前まで追い詰められますが、
カウンターのチャンスを待ちます。

そしてアーニーの左に対しライトクロスを
合わせる宮田。

しかしアーニーのブラッディクロスによって
パンチの軌道を変えられそうになります。

しかし、前傾姿勢から全体重を乗せた

ジョルトカウンターを放った宮田のパンチは
止まらず、

アーニーはリングに叩きつけられるように
ダウンします。

一度は立ち上がったアーニーですが、糸の切れた
人形のように倒れこみ、レフェリーが両手を交差。

この瞬間、宮田はずっと追い続けてきたライバル
一歩を追い越し、東洋太平洋王者の座に輝きました。

【宮田VSランディー・ボーイ・Jr戦】7ラウンドTKO勝ち(単行本86~88巻)

宮田は父親のボクシングが世界に通用することを
証明するため、

東洋太平洋王座統一戦でランディーと対戦します。

試合が始まると、いきなりダッシュからトップギアへ
スピードを上げ、

ランディーをかく乱した宮田はカウンターで
圧倒します。

身体ごと目の前から消えるほどのフットワークで
ランディーをかく乱する宮田。

一方、ランディーもスピードを上げて応戦すると、
宮田をコーナーへ追い詰めます。

ランディーの高速コンビネーションが
放たれますが、

すべてをかわしその中の一つをカウンターで
返し、宮田は難なくコーナーから脱出します。

リング中央で足を踏み鳴らし、打ち合いへ誘う
宮田に対し、

ランディーはマックススピードの連打で
捕まえにいきます。

しかし、宮田は下がるどころか前進しながら
ランディーの連打をかわし、

電光石火のカウンターを合わせていきます。

続く第二ラウンド、ランディーはまたも
打ち合いにいきますが、

宮田のペースで試合が進みます。

そして、パンチが少しずつかすり始め、

手ごたえを感じ始めたランディーの
スピードが上がっていくと、

宮田の身体が突然目の前から消え、

見えない角度から打つ究極のカウンターが
さく裂します。

ランディーはパンチをもらったことに
気づかず、

宙に何度かパンチを出しながらダウンします。

朦朧としながらも立ち上がったランディーは、

何をもらって倒れたかわからずパニックに
陥ります。

一方、宮田はランディーの意識を断ち切るため、
前傾姿勢となりジョルトを放つ準備を整えます。

ランディーの渾身の一振りに合わせたジョルトが
クリーンヒットし、リング状に鮮血が飛び散ります。

しかしランディーは意識が飛んだ状態で
立ち尽くしており、倒しにいく宮田。

しかし、サウスポーにチェンジしていたランディーの
前足に引っかかり、両者もつれる様に倒れこみます。

ここでゴングが鳴り、勝負は第三ラウンドへ
持ち越します。

第三ラウンドもサウスポーへスイッチする
ランディーに、

宮田は左へ回り込みながらコンビネーションで
攻めていきます。

しかし、リズムよくパンチを打ち込む宮田に
徐々にパンチが合ってくるランディーは、

ついにこの試合初のジャストミートに
成功します。

ランディーは宮田のフットワークに対し、

左右どちらに回っても軸足を変えて瞬時に
正面に捉えます。

ここで宮田はマックススピードで
高速コンビネーションを浴びせ、

防戦一方のランディーはコーナーへ
追い詰められます。

ガードを固めて手が出なくなった様子を見た
レフェリーが試合を止めようとしたところで、

第三ラウンドのゴングが鳴ります。

続く第四ラウンド、宮田は鷹村のスピード
地獄をも凌駕する速さで攻め立てますが、

ランディーは固いガードを保ったまま粘り、

ついにダメージを回復させることに
成功します。

一方、スタミナ不足の宮田は徐々に
スピードが下がり、

ランディーはパンチを腕を伸ばし前で
さばくようになります。

そして、宮田がフックやアッパーを使わず

直線的なパンチしか狙わない弱点に
気づいていたランディーは、

ヘッドスリップでキレイにパンチを
かわすようになり、

ボディブローをジャストミートさせます。

手ごたえを感じたランディーですが、
不敵な笑みを浮かべる宮田。

スピード地獄でスタミナを消耗した上に
何度もボディブローをもらう宮田は、

突然カウンターを何度も合わせるように
なります。

宮田は、最初から後半勝負など考えて
おらず、

スピード重視で攻めることであえて
ランディーにボディブローを誘い込み、

ここにカウンターを合わせる作戦
だったのです。

さらに、左のカウンターを見越して
ガードを固めてきたランディーに対し、

今度はライトクロスを打ち下ろし
ランディーの身体が吹き飛びます。

しかし、ランディーのボディですでに

ろっ骨を負傷していた宮田のカウンターは
威力が落ちており、

ダウンを奪えずに第四ラウンドのゴングが
鳴ります。

迎えた第五ラウンド、

左は打てるものの右を打とうとすると激痛で
身体が動かない宮田は何度もカウンターを失敗し、

ランディーの拳がボディへめり込みます。

相次ぐカウンターの失敗で4連続ボディをもらった
宮田は苦悶の表情を浮かべ

距離を取ろうと足を使いますが、スイッチを繰り返し
後を追うランディーにつかまってしまいます。

そして、スピード地獄に加えボディブローの
ダメージで、

宮田の足はついに止まってしまいます。

ランディーのボディブローでアバラが完全に折れ、
そこへさらにストレートをもらい悶絶する宮田。

打ち合いになると弱点のアゴを狙われ、足にきた
宮田はついにダウンします。

宮田が立ち上がったところでゴングが鳴り、
勝負は第六ラウンドへ持ち越します。

宮田はガードを上げ、残り数発のカウンターに
賭けますが、

スイッチを繰り返すランディーのパンチが読めず、
防戦一方となります。

棒立ちのまま打たれ続ける宮田の身体はロープに
めり込み、

強烈な右ストレートで力尽きたように
座り込みます。

立ち上がった宮田は、満身創痍の身体で

下から突き上げるようなパンチを
振り回します。

控室で観ていた鴨川会長は、

劣勢が続く展開に宮田の父親が何の対策も
講じていないことに腹を立てます。

第六ラウンドが終わり、迎えた第七ラウンド。

宮田はまたも下から突き上げるようなアッパーを
繰り返し、

スウェーで避けながら左を返すランディー。

宮田は、何度も左をもらっていることに気づき、

この瞬間にパンチをもらうも後ろに飛んで
ダメージを逃がします。

すぐに立ち上がると、コーナーポストの
ランディーを打ち合いに誘い、

試合は再開されます。

左ガードを開けてランディーを誘い込み、

渾身のライトクロスをジャストミートさせた
宮田はついにダウンを奪うことに成功します。

すでに限界を超えたランディーですが、
鬼の形相を浮かべて立ち上がります。

リング中央で先に手を出すランディーに対し、

カウンターを合わせる宮田はタイミングが
遅れます。

音速を超えた高速のパンチを放った宮田の
コークスクリューブローがさく裂し、

前のめりに倒れたランディーの身体は
落雷に打たれたように痙攣しており、

レフェリーは両腕を交差。

宮田の7RTKO勝ちが確定し、再び
東洋太平洋王者へ返り咲きました。

宮田が土下座した理由とは?一歩と戦わなくなった一連の経緯を解説

宮田はランディー戦を優先させる目的で、

すでに決まっていた一歩との再戦を
断っています。

そもそも、宮田と一歩はどのように出会い、

なぜ戦わなくなったのか、その経緯について
整理できていない人も多いと思いますので、

ここでまとめていきたいと思います。

まずは、一歩が鴨川ジムへ入門し、

最初にスパーで戦ったのがプロ入り前の
宮田一郎でした。

宮田は二度目のスパーで一歩に敗北し、
プロのリングで決着をつけるために

慣れ親しんだ鴨川ジムを辞めることに
なります。

そして、一歩が東日本決勝戦に進んだ
ものの、

宮田が準決勝で間柴に敗れ、最初の
約束が果たされませんでした。

その後、宮田は東洋太平洋王者となった後、

何度も鴨川ジムへ一歩との再戦を申し入れますが、
今度は鴨川会長が断ることになります。

当時、鴨川会長は一歩のデンプシーロールが
カウンターとの相性が悪く、

何度シミュレーションしても勝負にならないと
判断したためです。

その後、板垣の東日本新人王決勝戦後に一歩から

「日本タイトルを返上したい」と宣言された
鴨川会長は、

宮田へ挑戦状を叩きつけると約束します。

そして、ランディーの父親がかつて自分の父親を
倒したボクサーだと知った宮田が、

一歩へ土下座をして試合をキャンセルした…
というのが一連の流れです。

宮田と一歩は今後、作中で再び対決するのか?

あるいは、再戦は実現しないまま最終回を
迎えてしまうのか、

今後も注目していきたいところです。

ed

今回は、宮田の戦績や世界ランク、モデルとなった
ボクサーの映像、宮田の性格、必〇技や長所・短所、

一歩へ土下座するまでの一連の流れ、

そしてメインとして描写された宮田の
ベストバウト4試合について考察してきました。

宿敵ランディーを倒したのが単行本89巻で、
最新刊が138巻(7月14日発売!)ですので、

かなり長い期間宮田にスポットライトが
当たっていないことがわかります。

また、最新話ではリカルド戦を控える千堂の
スパー相手を引き受けており、

ここから宮田のストーリーが大きく動く
可能性もあり得ますよね。

正直、宮田については、ここ最近は

一歩の再起を願うシーンがひたすら描写
されているだけなので、

今後の展開がまったく読めないのですが、
宮田の今後はどうなっていくのでしょうか?

コメント欄にご感想やご意見がございましたら、
書き込んでいただけると嬉しいです。

また、チャンネル登録やグッドボタン、

SNSでシェアして頂けるとチャンネル運営の
励みになりますので、ぜひお願いいたします。

それでは、今回はこの辺で終わりたいと
思います。

ここまでご視聴いただき、
ありがとうございました。

「はじめの一歩」考察chは、
毎週水曜日・金曜日に動画配信しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました