はい、では本日も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います。
いや…ようやく、ようやく待ちに待った千堂の世界戦が今週からスタートしました。
そして、千堂のこの表情…明らかに、これまでの試合の時とは雰囲気が違い、否が応でもこの世界戦の期待度が上がってしまいますね。
千堂の身に一体何が起こっているのか?
それではさっそく始めていきましょう!
前回の振り返り
はい、まずは前回の振り返りです。
いよいよ千堂の世界戦当日。
大阪中が千堂の世界王者となる姿を期待し、会場の大阪城ホールは異様な熱気に包まれていました。
一歩も会場に到着すると、解説としてキャスティングされていた伊達・鷹村と合流します。
そして、宮田と合流した一歩は肩を並べて招待席へと歩いていく…この様子を見ていた鷹村の様子が何かしらの伏線なのではないか?と先週お話したんですが、コメント欄を読むと次のようなご意見がありました。
見てる方向が違うままどこに向かってやがる、みたいな面白くない表情
かつて伊達VSリカルドのときにスパーをして何かを感じてたはずの一歩と宮田が、今や宙ぶらりんの状態でのらりくらり千堂の試合を見ようとしていることへの憤りかな~と思いますね。
もう、コレが正解で間違いないんじゃないでしょうか?
確かに、かつてのライバルだった二人が、主人公の一歩は引退しているし、宮田は現役ながら未だに東洋太平洋王者のまま惰性で防衛を繰り返すだけ…このままだと「はじめの一歩」の主要キャラが誰なのか分からなくなってきます。
このご意見をコメントしていた視聴者さんは本当に多かったです。
単純に一歩と宮田が一緒にいることに感心できないだけ?じゃないかと。
本来ライバル同士でお互い戦うことを熱望してたにも拘らず、それが叶わないまま一歩が引退したのに、仲良さそうにしてるのを見て「歯痒くはないのか」って思ったんじゃないかと。
私は鷹村のこういう心情はまったく思いつかなかったので、視聴者のみなさんは本当に良く見ているなあと感心しました。
コメントして頂いた方ありがとうございました!
さて、話を戻しますが、この後で一歩と宮田、そして同じく千堂の招待席にやってきたライターの飯村の三人での会話が始まります。
ここで宮田の口から、千堂のリカルド攻略法の全貌が語られました。
その内容とは、千堂が本来の野生の姿に戻りつつあることで、リカルドの持つ洞察力・先見性を上回る可能性があるということです。
つまり、千堂はこれまでと同様に野生の勘で戦い、リカルドの型にはまった理性的なボクシングを崩していく、そういう話ですね。
その野生対策としてリカルドはウォーリー戦を経験しているという飯村の反論に対し、霊長目のウォーリーとは違い千堂は肉食獣である…この話をしたところで先週は終わりました。
【最新1494話考察】千堂の野生の勘が最重要ポイント
それでは、ここからは今週最新話1494話の考察へと入っていきたいと思います。
試合会場ではセミファイナルが終わり、いよいよ千堂の世界戦がスタートすることになりました。
一歩らが固唾を呑んで見守る中、リカルド陣営はもうすでに入場スタンバイを終えて待機している状態です。
マネージャーのビルが「我々への要求は?」との問いに「とりあえずいつも通りで」と答えるリカルド。
ちなみに両陣営のブレインについて少しお話すると、リカルド陣営はマネージャーのMrビル、千堂陣営は柳岡トレーナーがトップとなりますが、どちらも試合に向けて特別な細かい指示を出すタイプではなく、その点で両者は共通しています。
リカルドは、宮田とのスパーで判明した驚異の演算能力により相手の動きを分析・予測して常に先手を打てるため、セコンドの指示を聞くというより、自分の頭で考え勝ち残ってきたタイプです。
そして、奇想天外な戦術で戦うウォーリーに対し、セコンドは何の対策も講じることができず、リカルドへ何のアドバイスができないことが最大の弱点だということが発覚しています。
一方、千堂は頭で考えて戦うのが大の苦手だということを柳岡トレーナーが一番よく知っているため、基本的に試合になれば口出しすることがない、そういった意味で、一歩と鴨川会長のように戦略を話し合うような関係性とはまた違ったタイプと言えますね。
話を戻します。
すぐにリングへと向かったリカルドとは対照的に、千堂はイスに座ったまま静かに集中力を高めていました。
ここで、真っ黒で牙がある背後霊のようなものと融合するシーンが描写されていますが、これがまさに宮田の言う千堂の本来の野生の姿となったことを意味すると思います。
そしていよいよ、千堂からリングインとなりますが、いつもは地元大阪のファンへ手を上げて応えるといったアクションがあるんですが、今回は入場からずっとフードを被ったままじっと下を向いたままでした。
わずかに見えた千堂の表情を見た一歩は、とんでもなく集中していてここまで緊張感が伝わってくると分析しています。
一方、次にリングインしたリカルドは、解説席にいるかつて二度対戦した伊達の姿を見かけると、腕を上げてアイサツをする余裕っぷりを見せています。
両国の国歌斉唱が続く中、場面が変わって入院している千堂のおばあちゃんが、テレビを見ながら今までの子育ての苦労を回想していました。
隣にいる先生も、警察へと千堂を迎えに行った過去を思い出し、「立派です」と返します。
しかし、どんなに立派になってもいずれは自分が先立つことになり、一人になった孫の行く末を案じるおばあちゃんに対し、先生は「一人にしません」と固い決意をした表情を見せます。
この時の先生の表情なんですが…ちょっと怖くないでしょうか?
たまたまそういう風に見えただけかもしれませんが…千堂への恋愛感情があるようには見えないので、何か意味深なシーンの様にも見えます。
さて、各セレモニーも終わり、両者がコーナーで今か今かとゴングを待つ…ここで今週のお話はおしまいです。
【次週1495話予想】第1Rはどうなる?展開を予想
まず、千堂の立ち上がりに関してですが、これまでの千堂の試合を見ても、最初から様子見するようなボクサーではないですし、控室で集中しているシーンでは、自身の野生との融合をする描写があったことも含め、やはりしょっぱなから倒しに行くと見て間違いないと思います。
観客席で宮田も言っているように、千堂は頭で考えれば考えるほど実力を発揮できないため、野生の勘を頼りにリカルドへ襲い掛かる…。
ただ、今回1494話で気になったのが、リカルドが早めに入場したシーンです。
通常、ボクシングの世界戦は挑戦者の方が先に入場するため、王者であるリカルドは急ぐ必要はありません。
スタッフに入場を促された千堂陣営は「早く試合をやりたいのか?」とボヤいていましたが、リカルドが早くリングに上がりたい理由…これが千堂と早く殴り合いをしたい気持ちの表れなのだとしたら、試合はいきなり激しい乱打戦へと入っていく、こう考えるのが自然です。
ただ…すでに臨戦態勢であるリカルドがバイオレンスモードへと入っていたとして、野生の勘が研ぎ澄まされた状態の千堂がそのリスクを感じ取って膠着状態になる展開になるんじゃないでしょうか?
第1Rから激しく打ち合うっていうのも何か当たり前すぎる展開ですので、千堂が一気に襲い掛かろうとするもリカルドのキケンな匂いを嗅ぎつけ、ガードを上げて慎重に対峙する…こういった試合展開を予想しているんですが、みなさんはどのような展開を期待していますでしょうか?
コメント欄にご感想やご意見をぜひお待ちしております。
それでは、今週はこの辺で動画を終わりたいと思います。
次回は休載がなければ6月18日(水)に動画をアップします。
ようやく始まった千堂の世界戦…テンポよく読んでいきたいので、休載がないことを願いつつ来週を待ちたいなと思います!
それでは、今回も最後までご視聴いただき、ありがとうございました!
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