【はじめの一歩鷹村5つの謎】ガチでわかっちゃいました

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では今週も、はじめの一歩考察chやっていきたいと思います。

今回なんですけども、「はじめの一歩」最強キャラ、鷹村にまつわる5つの謎について考察していきたいと思います。

5つの謎については、次の通りです。

  1. なぜ6階級制覇を急ぐのか?
  2. 日本開催にこだわる理由とは?
  3. 未だに安アパートに住むのはなぜ?
  4. 網膜剥離疑惑は解消された?
  5. トレーナーへ転向する?

それでは順番に考察していきたいと思います。

鷹村が6階級制覇を急ぐ理由

まず、鷹村が6階級制覇を急ぐ理由は、多くの方が気づいていると思いますが、高齢の鴨川会長が元気なうちにジムへベルトを運び、喜ばせたいという鷹村の意志からくるものでしょう。

もっと言うと、鴨川会長がもっとも生き生きするのがボクシングと関わっている時間そのものであることを鷹村はよく知っているからこそ、東京ドームで試合をすると約束したり、ベルトを持たせて喜ばせようとしていると思われます。

一歩の現役復帰に関するこちらの動画でも解説しましたが、会長は一歩とのミット打ちを終えると「まるでこの老いぼれに魂を分け与えてくれるようだ」とコメントしていることから、鷹村と一歩が試合で勝ち続ければずっと長生きできる、鷹村はそう考えていると予想できます。

鷹村は、試合中に一歩を見つめる鴨川会長に対し、「苦悶・苦痛・苦悩・絶望・無謀・失望・未練・後悔、そんなモノは見るな!楽しいコトだけ目にしろ、そうすれば寿命も延びるってものだ」とハッキリと「寿命」というキーワードを口にしていますし、キース戦前には「自分のコトは自分でやる」「しかし、自分の力じゃどうにもならないコトがある」「足りないコトがある」「神頼みで打ち消せるのなら気休めになるのならって気分なのさ」となんと鷹村が神頼みをするシーンも描写されています。

あの鷹村が神に頼るコトといえば、やはり鴨川会長の健康のコトしかないでしょう。

しかも、この時に一歩に対し「ボクシングと天秤にかけてもっと重いモノはあるのか?」と問いかけ、「母です」と即答されると「ならやっぱり一人でやるしかねえな」と鷹村は語っています。

この「一人でやるしかない」っていう発言は、裏を返せば「一歩に手伝ってほしい」っていうホンネがあるようにも感じますよね。

一人で鷹村がやり続けているコトといえば、ベルトを鴨川ジムへ運んでいることであり、鴨川会長の死期が迫っているコトから、鷹村は一歩に再起して欲しいと願っているのではないでしょうか。

現に鷹村は、キース戦を終えて一歩に対し「お前の今後の人生に何か使命があるとしたら」「願いを叶えてくれるのは神様じゃない」「己自身だ」「お前のやりたいコトをやれるのはお前だけだ」と語っています。

これは、一歩が釣り船屋や母寛子を優先してボクシングを諦めたことに対する言葉だと思われますし、鴨川会長のことを考えれば、一歩とタッグを組んで世界を目指すのがもっとも良いことだと考えているのでしょう。

そして決定的なのが、鷹村が一歩に対し「オレ様には時間がない」と言い放ったシーンに対し、作者森川先生が「これは鷹村の時間のコトではない」とはっきり明言されていることです。

鴨川会長は連載当初から「世界王者は0人」「このままでは死んでも死にきれない」と語っていますから、鷹村は単純にベルトを運び続けることで鴨川会長の寿命は伸び続けると考えているのでしょう。

そして、一歩も鷹村同様、鴨川会長を大切にしているからこそ、現役復帰する際は鴨川会長こそがトリガーとなるのでは?と考察しています。

幕の内一歩の現役復帰に関する考察はこちらにまとめていますので、こちらもぜひご視聴ください。

概要欄にリンクを貼っておきます。

鷹村が日本開催に拘る理由

鷹村が試合をする際に日本開催に拘るのは、作中でとくにヒントになるようなシーンは見当たらないんですが、一つだけ、ある仮説を私は立てています。

それは、会長が鴨川ボクシングジムを立ち上げたところまで遡ると、見えてくるものです。

鴨川会長は、日本が戦争に負けて焼け野原となったところから復興していく時代に生まれ育ったばかりに、現役ボクサーとしてのピークが過ぎてしまい、猫田の仇であるラルフ・アンダーソン軍曹に勝利した試合を最後に引退したと思われます。

「敗戦のショックと貧困、日本人はそれでも立ち上がらなければならない」「復興に向けて活気を取り戻さねばならない」「熱い時代だった」と語る鴨川会長。

そして時は移り変わり、若い頃の鴨川会長と猫田が会話するシーンでは、こんな言葉を交わしているんですよね。

猫田:「拳闘を観に来てる客から熱気を感じる」
鴨川:「オレ達も復興に一役買ってるというワケか」

この二人のやり取りから、鴨川源二の一つの信念が見えてくるように思えます。

というのは、鴨川会長がボクシングを続けていたのは、「ボクシングで日本人を元気にしたい」こういう想いもあって戦い続けていた…という意思が読み取れます。

キース戦のインターバルで、鷹村は「声援で空気が震えて鼓膜がかゆい」「この会場よりでかいトコなら鼓膜が破けるかもな」等と会長に語っていることからも、日本人の声援を会長に届ける、こういった想いが鷹村にあるのではないでしょうか。

つまり鷹村が日本開催に拘り続ける理由は、鴨川会長に日本人の声援と熱気を伝え続けたいということではないかと考察しています。

同時に、鴨川会長に健康で長生きしてもらいたいという目的もあるでしょう。

鴨川会長がどういう経緯でボクシングジムを立ち上げたのかは作中で描写されていませんが、鷹村と会長の出会いは、ホークや千堂と同じく路上でケンカをしていたところで声を掛けられたとされています。

ただ、暴れるしかなかった当時の鷹村は、この時にボクシングに出会わせてくれた鴨川会長に対する感謝の気持ちは今も強く感じているでしょうから、その恩に報いるためにも日本のボクシングファンをもっと増やしたい、そのために日本開催に拘り続けていると私は考察しています。

鷹村が未だに安アパートに住んでいる理由は…?

ところで、ついこの間のSNS炎上をテーマとした1443話で、鷹村が未だに連載当初と同じ安アパートに住み続けていることが発覚しました。

鷹村は、ホークを破り世界王者となり、イーグル・キースと倒して三階級制覇を成し遂げた後も、安アパートに住み生活環境を変えていません。

ホーク戦以降、高そうなスーツを着こなしサングラスをかけて外を歩くようにはなりましたが、生活水準を上げずにいる理由は何なのでしょうか?

ただ、鷹村が惜しげもなくお金を投入している所も、実はあるんですよね。

たとえば、ホーク戦後にミニ鷹村像を作ってお金を稼ごうとしたり、屋上に鷹村像を飾り会長室にはベルトを飾る棚を自ら用意するといった、鴨川ジム関連にはたくさんの資金を投入する一面があります。

自己顕示欲の塊の鷹村らしい行動とも言えますが、作品を振り返ってみると、すべて鴨川ジムに関するコトにだけにお金を使っていることが分かります。

では、これらの鷹村の行動から意味するものとは何か?

自分のことよりも、鴨川ジムの経営を盛り立てていくことを最優先にしているのではないでしょうか?

ファイトマネーやCM出演料、もろもろの収益を合わせれば、すでに数億円は稼いでいると思われる鷹村は、鴨川会長亡き後は自分が経営側へつくことを想定して、今から資金を貯めているのかもしれません。

網膜剥離疑惑はどうなった?

鷹村の網膜剥離に関しては、恐らく今後は作中で話題に上がらなくなると予想しています。

一応、キース戦後に宮田が「皮一枚でパンチをかわしていた」「とても片目でできる芸当ではない」「鷹村さんの右眼の疑惑は完全に晴れたと思っていい」と語っていますから、これで網膜剥離疑惑は解消された、と理解していいと思います。

まず冷静に考えて、鷹村の網膜剥離疑惑が最初に浮上したのがホーク戦の後からです。

試合後にジムで「あれ以来右眼が痛い」と言い出し、イーグル戦前の合宿先で死角から放った宮田のパンチをモロにもらったことが発端でした。

しかし、その後も鷹村は連勝記録を伸ばしていますし、世界戦を含め10戦以上試合を続けていますから、これで「実は右眼が見えてませんでした」はストーリー上かなり無理がありますよね。

ただ恐らく、数十年前の森川先生の構想の中には、鷹村の網膜剥離フラグは立っていて、別のストーリー展開を描いていたんだと思います。

しかし、途中何らかの理由で軌道修正となったことで、鷹村の網膜剥離疑惑がうやむやになった…と私は考察しています。

現役引退、トレーナー転向はあるのか?

当チャンネルに寄せられたコメントを読んでいると、鷹村現役引退、そして鴨川会長の死後はトレーナーとして一歩とタッグを組むと予想されている方が多かったです。

これは私も実際に、過去動画で同じ考察をしています。

しかし、「はじめの一歩」という作品を改めて振り返った時に、どんなことがあろうとも、鷹村の現役引退という未来はあり得ないという結論に至りました。

これには、次の2つの理由があります。

まず一つ目の理由が、「はじめの一歩」の作品の中で鷹村というスーパースターを引退させてしまう。

この展開は多くの「はじめの一歩」ファンを裏切る展開ですし、一時期は主人公の一歩以上の人気を集めていた鷹村を引退させたときに作品がつまらなくなるのは明白だからです。

鴨川メンバーにとって、鷹村はずっと最後まで憧れの存在、手の届かない存在としていなければならないことからも、鷹村はたとえ体が壊れても最後まで戦い続けるでしょう。

次に二つ目の理由が、鴨川会長との6階級制覇の約束があるためです。

Sミドル級世界戦前には「たとえ足がもがれようとベルトを運び続ける」「立ち止まっていられるか」と宣言していますし、鴨川会長が生きている内にヘビー級まで一気にタイトルを奪取することを目標としています。

そんな鷹村が、たとえば次の世界戦で負けて一歩に「後は頼む…」と夢を託す。

こんなシーン、「はじめの一歩」ファンで見たいと思う人は恐らく一人もいないはずです。

なぜなら、鷹村は誰にも負けてはいけないですし、弱音を吐いて誰かに頼みごとをするなんて絶対にしないキャラだからです。

6階級制覇を達成したら、鴨川会長の後を継いでジムの運営をするかもしれませんが、それは恐らく作品完結後のエピローグ等で描かれるでしょうから、連載中に鷹村がトレーナーとなることはまずないと予想しています。

まとめ【鷹村5つの謎の伏線考察】

本日の考察内容について、まとめると次のようになります。

  1. 網膜剥離疑惑はキース戦後に晴れている
  2. 会長が生きてる内に6階級制覇したい
  3. 日本の声援を会長へ届けるために日本開催に拘る
  4. いずれ鴨川ジム経営を引き継ぐため資金を貯めている
  5. 現役引退後、トレーナー転向するかも?

また今後、鷹村の謎について伏線回収されたら動画でお伝えしますので、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

ということで、今回はここで終わります。

ここまでご視聴頂き、ありがとうございました。

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