はい、では今週も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います!
休載明けの最新1473話がついに更新されましたが…ロザリオの回想シーンでちょっと意外な展開がありましたね。
まず先週の振り返りを軽くやってから今週の考察、動画の最後には勝敗予想をやっていきますので、ぜひ最後までご視聴ください。
それではさっそく始めていきましょう!
先週の振り返り
まず先週の振り返りについてですが…。
第6ラウンドで間柴がついに、ロザリオのカウンターをもらってこの試合二度目のダウンとなりました。
一度目のダウンシーンでは視界の外から宮田バリの鮮やかなカウンターをもらいましたが、今回も同じカウンターとはいえ、激しい打ち合いの最中でのことですから、パンチをもらう覚悟は間柴の中でできていたものと思われます。
とはいえモロにカウンターをもらっていますし、ダウンした際にリングに頭を強く打ちつけているシーンがあったのが心配なところです。
このシーンに関して、次のコメントを頂いています。
間柴勝つと思う。ただ、試合後容態が急変し亡くなる。今回のダウン「ゴキン」が布石。
ダウン時に頭を強打している描写があり、試合には勝っても、それが原因で力石の結末をなぞる結果になりそう。
確かに、あの大きなコマで頭を打つシーンが描かれているので、何か意味があるのかと勘ぐってしまいますが…実は「はじめの一歩」を読んでいると頭を強く打つダウンシーンって結構他にもあるんですよね。
ですので、アレはあくまでも頭を支えられないくらい脱力した状態、パンチが効いていた状態だったことを物語っているシーンだと思われます。
あと、「はじめの一歩」でボクシングが原因で亡くなる展開は過去にないことや、作者の森川先生ご自身がボクシングジムの経営に携わっていることから恐らく描かないと思うので、間柴に不幸な事故が起きることは恐らくないでしょう。
そして、ロザリオのこのセリフが物議をかもしていますね。
やはり拳は裏切らない。
試合前から過去最悪の悪役キャラとしてフォーカスされてきたロザリオ。
ですが、ここへきてなぜかマジメにボクシングをする、まさに幕之内一歩みたいなセリフを吐いてしまったことで、期待していた読者の多くが興ざめしてしまったんじゃないでしょうか?
私としては、読んでいるときはそこまで違和感はなかったんですが、みなさんのコメントを読んでいると「確かに、悪役キャラのセリフじゃないな」と思いましたし、そもそもロザリオって拳一つで成り上がってきたキャラっていうよりは、汚い反則を駆使して無理やり相手をなぎ倒すイメージだっただけに、今では違和感を感じてしまっています。
組織の裏切りにあってからはたった一人でここまでのし上がってきたロザリオとの対比として、今度は間柴を支えてくれた保護司の水谷やジムの会長、田中運送や妹の久美、そしてライバルの一歩を想う回想シーンが描かれていました。
ギリギリカウント8で立ち上がった間柴。
ロザリオ優勢と思われましたが、試合前からずっと積み重ねてきた間柴のボディブローによって、ロザリオは明らかに呼吸が荒くなっていました。
それでは、この続きをさっそく見ていきましょう!
【最新1473話考察】間柴の努力がついに実る…展開か?
カウント8で立ち上がったものの、足元はおぼつかずヒザが震える状態の間柴。
この窮地に加え、第6ラウンドの残り時間は約90秒であることを知った一歩は愕然としますが、優勢であるハズのロザリオがコーナーから出てこない様子を見て、「どうして苦しい表情をしているんだ?」とリング上を見つめます。
ここで、ロザリオの回想シーンが入ります。
あとはトドメを刺すだけ。
そう考えるロザリオですが、ボディのダメージに加え練習不足、そして計量失敗によるスタミナ切れ・脱水症状がついに起こり、なかなか近づけないでいました。
この状況にロザリオは、収監されて練習も減量を怠ってきた自分に対し罰を下す「ボクシング」という競技はとことん公平であり、裏切ったのはオレだと自身を戒めます。
そして、間柴に対しては何年もボクシングの練習を積み重ねてきた純然たるボクサーだと評価します。
一方、ダメージを抱えた間柴はいつものデトロイトスタイルから振り子運動を始め、フリッカーを連打したところで今週のお話はおしまいです。
ということで…まず気になるのが、一歩がロザリオを見て「どうして苦しい表情をしているんだ?」って疑問を持ったセリフですね。
今の一歩はトレーナーとして勉強を重ねていますし、今回は間柴のスパーリングパートナーまで勤めているのに、ロザリオの異変の原因が間柴のボディブローだっていうことになぜ気づけていないの?って思ってしまいました。
ロザリオが調整不足だっていう事前情報もあったんで、今の一歩なら異変の理由にすぐ気づけないとおかしいんですけどね。
そして、もっとも引っかかったシーンとしては、今週もロザリオが「いい子ちゃん」キャラになってしまってるところですね。
ラストには、間柴に対してなぜか尊敬するような言動までしてしまってます。
あと気になるのが、ボクシングに対するこのセリフです。
おごりにまみれていればちゃんと罰を下す。
こうロザリオは言っているんですが、これって世界王者になって練習をサボるようになったってことですかね?
昔はマジメだったけど、成功してからはサボってたっていう意味なんだとしたら、またこれ「悪童」キャラとしてはいらない設定だなと思うんですが…どうなんでしょうか?
また引き合いに出してしまいますが、ブライアン・ホークみたいにまったく練習してないけどセンスだけで勝ってきちゃったみたいな、そういう経歴を期待していただけに残念だなと思いました。
急激な減量と練習不足で体力はなくなった。
脱水症状で下半身は痙攣している。
このセリフから分析するとつまり、ロザリオはもうまともに戦える状態じゃないっていうことですね。
こうなってくると、ロザリオは前へ距離を詰めて戦うインファイターなので、足が動かなくなったんならリーチの長さを生かせる間柴の独壇場になることは間違いないです。
一方で、間柴は積み重ねてきた練習量によって支えられている…。
この対比で間柴がロザリオに勝っちゃったとしたら、本当に盛り上がりに欠ける展開ですよね…「努力した方が勝つ」なんて当たり前の展開でしかないですし。
やっぱり、私としては間柴の負けか引き分けっていう結末が良いと思うんですよね。
はい、ということで続いてこの世界戦の勝敗予想を少しお話したいと思います。
勝敗予想!間柴はやっぱり○○じゃないですか?
前回の動画では、間柴の敗北を予想しました。
それで、コメント欄を拝見すると予想通り多くの方が間柴の勝利を信じているっていうご意見ばかりでしたね。
しかし、それでもなお…私は今回間柴が負けた方がストーリー上は盛り上がるんじゃないかなーって思ってます。
というのも、「人外」これが「はじめの一歩」のキーワードなわけですが、世界王者になるボクサーは誰もが野生と科学を融合させたハイブリット型なんだっていうのがあるじゃないですか?
この「人外」の世界王者にあと一歩及ばず…間柴に続いて千堂もリカルドに敗北する展開と仮定すれば、次に世界を獲るのはやはり幕之内一歩だ!っていう流れになるとストーリー上は大いに盛り上がるんじゃないでしょうか?
もしくは、こちらの方のコメントにあるように、引き分けになって王座奪還失敗っていうパターンもアリですね。
ウルトラCでここから始めの一歩の世界戦としては異例の判定にもつれ込むとかどうでしょう(笑)
そう、引き分けでも良いかなーって思うんですよ。
引き分けなら、間柴ファンもある程度納得ができそうですし、世界という高い壁は間柴ですら超えられなかった…では最初に世界に届くのは誰だ?っていう伏線となるので、ストーリー上盛り上がりますよね。
ちなみに、ヴォルグが最初に世界王者となりましたが、彼はプロ入り前にアマでたくさんのキャリアを積んできたエリートなので、私の中では別枠として捉えてます。
そうなるとロザリオにこの先の展開で納得できるだけの強さの表現を出さないといけないですが…今回の敵役のロザリオのキャラの作りこみ不足や王者としての強さを感じられないので正直微妙かもですね
おっしゃるように、ロザリオが勝つんであればやっぱり強敵だった!って読者が納得できるだけの展開はこれから先作らないといけませんよね。
ただ、これは間柴が勝つとしても必要だとは思います。
今週のラストも、いかにもこれから間柴が優勢になっていくっていう展開なんで、逆に結末としてはロザリオが勝つんじゃないかなーっていうのが私の予想なんですが…この動画をご覧いただいたみなさんはどのように予想されていますでしょうか?
コメント欄にご意見やご感想、勝敗や試合展開予想など、何でも書き込んで頂けると嬉しいです。
では、また来週10月23日(水)に動画をアップしますので、ぜひご視聴ください。
それでは今回はここで終わります。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました!
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