さあ!今週も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います!
今週からの「はじめの一歩」
古くからの読者はお気づきかと思いますが、いよいよ間柴の世界戦がクライマックスに向けて盛り上がっていきそうですよね。
前回までの流れを見ていると、前半は割と間柴が優勢だった試合の流れが、ここへきてロザリオのターンへと切り替わりそうな雰囲気でした。
それが、このシーンです。
第5ラウンド終盤、終了のゴングと同時に間柴の右に対しロザリオが左フックを合わせようとしたシーンがありました。
この場面を客席で見ていた宮田と沢村。
どう思った?
そう問いかける宮田に対し、沢村が一言…ヤバイね、と返答したところで、先週1469話が終わりました。
ご存じの通り、宮田と沢村はどちらもカウンターの名手です。
この二人が何かを感じ取っているということは…ロザリオのカウンター狙いのタイミングが合っているのは間違いありません。
決して打たれ強くはない間柴。
さらに、前回のガルシア戦ではアゴの骨が折れる下顎骨骨折(かがくこつこっせつ)もしています。
ということは、間柴はカウンターにより甚大なダメージを負ってしまう、波乱の展開となるのは間違いないでしょう。
ただ一方で、間柴はあの沢村との死闘を繰り広げています。
沢村戦の時も、怒りに任せて単調になったリズムにカウンターを合わされていますから、この時の経験を生かしてロザリオのカウンターを攻略する…そんな激アツ展開もあるかもしれません。
ロザリオの狙いについては、頂いたコメントにもたくさんのご意見がありました。
いくつかご紹介させていただきます。
ロザリオのイメージしている拳銃=沢村のバレットの様な重く鋭く打ち抜くパンチだとしたら、考察されていた「顎」への直撃が怖いです。
沢村のバレットは手首が異常に強い特徴があって、コークスクリューみたいに肩からひねって打ち出すことで貫通力のあるジャブを打っていたんですよね。
ロザリオはそういう打ち方ではないですが、強打であることは間違いないので、もしアゴにカウンターをもらえば試合は終わってしまうでしょうね。
一歩とのスパーでの3つの意味がまだ回収されていないので、どうなるんでしょうか?
これ、ありましたねそういえば!
間柴とのスパーで懐に飛び込んだ一歩が二連撃を放った直後に、板垣が意味深に3本の指を立てていた、あのシーンですよね。
当時は、一歩が緩急をつけたフットワークを披露していたので、板垣はこれを含めて「3」を示したのではないか?と考察しましたが…果たしてロザリオの今後の動きを示唆する伏線だったのか、これも見ていきたいポイントですね。
打たれ弱さはないけど、ロザリオは減量失敗によるガス欠のカウントダウン始まってますから、出血によるTKOを凌げれば動きがだんだん鈍ってくるとも思います。
仰る通り、ロザリオは5ラウンド終盤に間柴のボディブローをもらって嫌がってましたから、ここからラウンド数を重ねるほど間柴が優勢になっていきそうですよね。
なので、展開としては判定っていうのもアリかなと思ってます。
最終ラウンドまで戦い抜く両者の対比として、真摯にボクシングに向き合ってきた間柴と不真面目に練習してこなかったロザリオとの差を描いていくっていうのも、悪くないと思いますね。
日本チャンピオンになったのも間柴の方が一歩よりも早かった。どちらかというと間柴は同世代の中でも先で待っているイメージがあります。
確かに、一歩は日本タイトル初挑戦で伊達に負けてますけど、間柴はJr.ライト級で王者になったんですよね。
ちなみにこの時の試合の様子は描写されていませんから、当時は今ほど間柴をメインキャラとして扱うつもりはなかったんだと思います。
この流れで行くと、やはりロザリオにも勝ちそうな希望を持てますね。
はい、では感謝のコメント返しと先週の振り返りはこれくらいにして…いよいよ、最新1470話の考察へと入っていきましょう!
【最新1470話考察】危険な兆候…ロザリオのカウンターが炸裂か!?
ついに後半戦がスタートした第6ラウンド。
間柴がリードする展開かと思いきや出血のアクシデントによって、不穏な空気が漂う中、再び激しい打ち合いが始まります。
ストレート中心に攻める間柴に対し、体を左右に振りながらフック主体で攻めるロザリオ。
間柴はロザリオの右フックをかわし、すぐさま放った右ストレートがボディにヒットします。
さらに、間柴はロザリオの追撃の左を鮮やかなフットワークでかわすと、フリッカーを放ちます。
しかし、これをかわしたロザリオは間柴の右に対し右のショートフックをカウンターで合わせ、浅いながらも顔面を捉えました。
際どい攻防が続き、またもバックステップで距離を取る間柴。
今度は、左をフェイントに使いもう一度右ボディブローをヒットさせます。
しかし、これを読んでいたロザリオは左フックを合わせ…際どい攻防が続くまさに目の離せない展開が続いていきます。
ロザリオは反則を止め、間柴のボディも2発入っているので、一見間柴が優勢なように見えましたが、客席の鷹村は正攻法に切り替えたロザリオに対し「むしろヤバい」と分析します。
一方、宮田は沢村の言った「悪は悪同士、共鳴する」というセリフを反芻していました。
間柴は邪気に波長を合わせなかった。むしろ共鳴したのはロザリオの方…。
そして沢村は、これまで何度もバッティングをしてきたロザリオの動きを見て、次のように分析しています。
頭がぶつけられる距離での打ち合い、それは…そこまで踏み込まれているというコトだ。
つまり、鷹村、宮田、沢村の3名すべてがロザリオのカウンターのタイミングが合ってきていること、さらに何度もロザリオが懐に入ってきている現状から、いつか間柴が甚大なダメージを負うことを予言している…。
そしてリング上では、間柴の左をかいくぐったロザリオが、左→右のつなぎ目を狙ってカウンターを放つ…!とここで今週のお話はおしまいです。
それでは、次週1471話の展開予想についてお話していきます!
【次週1471話予想】ロザリオのカウンターが炸裂!しかし…
まず、今回の攻防を見ていると、間柴はバックステップで距離を取って自分の距離で戦おうとしています。
これは、試合前から公開していた通りの作戦ですね。
ですが、ロザリオはフリッカーを難なくかいくぐり距離を詰めてきていますから、鷹村らが分析する通り、次回はロザリオのカウンターが間柴の顔面を捉える展開となるのは間違いなさそうです。
ただ気になるのが、すでに世界レベルの戦いを経験している間柴が、鷹村らの分析したコトに気づいていないとは思えないんですよね。
第5ラウンド終了後のインターバル中の間柴を見た会長は「熱くなってはいるが冷静だ」と言っています。
なので、間柴はロザリオのカウンターをもらいつつも、一歩ばりのガッツで耐え抜くつもりなんじゃないでしょうか?
ボクシングで、絶対に耐えられないパンチは見えない角度から、予想だにしないタイミングでもらうケースです。
でも今回の場合、間柴はロザリオの狙いに気づいているハズですから、歯を食いしばってカウンターを耐え凌ぐ…そんな展開を予想しています。
現に、5ラウンド終了間際の攻防でも間柴はロザリオのカウンターに対し「止まるな!振り切れ」とパンチを放っていますから、被弾は覚悟の上で戦っているのかもしれません。
ただ懸念材料としては…やはり間柴の眼の上の出血ですね。
実は、今回の攻防の様子を見ると、すでに左目の上から少し血のようなものが流れているようにも見えるんですね。
ロザリオの鋭いパンチをかわしきれていないですから、間柴はほぼガードで凌いでいます。
ですので、ガードの上からの衝撃で傷が開いていってしまったのかもしれません。
ボディを打たれ続けているロザリオのスタミナが切れるのが先か、間柴の出血によるドクターストップが先か…
今後は、そんな持久戦のような展開になりそうな予感がしているのですが、この動画をご覧いただいた皆様はどのように予想されていますでしょうか?
コメント欄に動画の感想や今後の展開予想、何でも書き込んで頂けると嬉しいです。
そしてなんと!次週9月25日(水)マガジンは「はじめの一歩」巻頭カラーと出ていましたね!
連載35周年ということで、森川ジョージ先生おめでとうございます!
さすがに、巻頭カラーで8ページとかはないと思うんで…来週も大盛り上がりすることを期待しています。
いよいよクライマックスの近い間柴の世界戦。
ぜひ視聴者さんも一緒に盛り上げていきましょう!
ということで今回はここで終わります。
今回も最後までご視聴頂き、ありがとうございました!
コメント