【はじめの一歩1461話】追い込まれた間柴の奥の手とは?徹底解析します!

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迎え撃つ

今週最新話、1461話のタイトルなんですが、前回ロザリオの鮮やかなカウンターによってダウンした間柴が強気にロザリオとまた打ち合うっていうのは、いかにも間柴らしい選択と言えますね。

ただ先週の流れからして、当然今週は間柴がピンチに陥り、ボロボロになる回だと思い込んでいましたが…いざ読んでみたらまさかの展開に久々に震えてしまいました…!

はい!ということで今週も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います。

間柴の世界戦、序盤は正直「ん?これ大丈夫か?」と心配になるような展開でしたが、試合が中盤に差し掛かろうとする今、めちゃくちゃ面白くなってきましたよね。

ではまず、先週の振り返りから始めていきたいと思います。

第3ラウンドへ突入し、「自分だけが殴られる」ことへの不公平感をあらわにしたロザリオが、一気にギアを上げて攻めてきました。

しかし、間柴は冷静に距離感を合わせると、自分の距離を保ちつつサウスポーに有効な右ストレートを冷静に当てていきます。

客席の千堂はロザリオに対し「下半身のバネ」「上半身のしなり」といった身体能力は間柴より上だと評価しながらも、冷静に相手の戦闘能力を見極め、試合を組み立てていく間柴を「大人だ」と高く評価していました。

試合は間柴の右が冴えわたり、気づけばロザリオをロープ際へと追い詰め、完全に間柴が主導権を握っていました。

またも間柴の右をもらったロザリオ、ここで初めて大きくヒザが揺れてダウン寸前となります。

ここを勝負どころと判断した間柴は、左で距離を測り右の剛腕を振るいます。

しかし、倒そうと力が入るあまり、間柴はロザリオの射程圏内へと侵入していたことに気づけませんでした。

ロザリオは、間柴の右に対し大きくサイドステップし、死角から右フックをカウンターで合わせ、なんとダウンを奪います。

勝利目前かと思われた矢先の出来事に声を失う観客席…。

見えていないパンチは効く。

今のはマズイ。

客席の一歩も深刻なダウンを目の当たりにし言葉を失っていました。

間柴は、リング上を見つめる一歩と久美を見つけ、ここで意識が戻りダウンしたことにも気づきます。

カウント8、何とかギリギリで立ち上がりファイティングポーズを取りますが、明らかにダメージが色濃く残った状態でロザリオが襲い掛かる…ここまでが先週のお話です。

それでは、今週最新話1461話の考察を始めていきたいと思います。

間柴の様子を見た千堂・宮田は明らかにダメージが残っていると判断し、一歩は「落ち着いて」と声援を送ります。

突っ込んでくるロザリオに対し、間柴はフリッカーで迎撃。

しかし、試合序盤から間柴のフリッカーの軌道を完全に攻略しているロザリオは、パーリングで防御しあっさりと懐へと入ってきました。

またもロザリオに捕まる間柴、応戦しますがロザリオの距離なのでペースを掴めず、気づけばコーナーまで追い詰められてしまっていました。

「もう一度、倒されるか…?」

そう思い、次のページをめくってみると…なんと間柴の右アッパーが炸裂し、ダウンを奪い返すというトンデモナイ展開となりました!

モロにアゴに入っている描写でしたが、ロザリオはなんとカウント4で立ち上がってきます。

間柴・ロザリオどちらもカウンターでダウンしたように見えましたが、一歩を見つけるまでは意識が飛んでいた間柴に対し、すぐに立ち上がってきたロザリオとの対比を見ると、打たれ強さにおいてはロザリオの方が勝っているのかもしれません。

もう一度、客席の千堂と宮田がダメージの具合について話し合うシーンがありますが、試合続行となり、両者距離を取ったまま睨み合う様子を見て「効いていてお互い前に出られない」と分析します。

一方、久美から「試合はどうなりますか?」と聞かれた一歩が答えられず試合の戦況を見守ります。

いよいよ、お互いに意を決し、距離を詰めて打ち合いを再開しようとしたところでゴングが鳴り、第3ラウンドが終了となりました。

両者、残ったダメージを引きずりながらコーナーへと帰っていくところで、今週1461話はおしまいです。

いや~今週もかなり激アツな展開となりました!

しかも、ここ最近は休載も減ってきましたし、来週もしっかり「はじめの一歩」は連載されるようなので、このテンポを維持して頂きたいところですね。

それでは、今週の1461話の内容について、ここからさらに深く分析していきたいと思います。

【1461話考察①】一歩の試合分析スキルが高すぎる

まず、先週と今週で目を引いたのが、一歩の試合分析スキルの向上です。

これまでの流れとして、一歩は現役引退後、鴨川会長と一緒に選手を支える目標を立ててこれまでやってきたわけですが、試合の戦況が変わる場面で必ずいち早く気づいているんですね。

まず、先週ロザリオがサイドステップで死角からフックを放ちダウンを取ったこのシーン。

間柴が深く踏み込みすぎていることをすぐに気づいたのが一歩でしたし、実際にカウンターをもらってしまいました。

そして今週も、ロザリオの距離でピンチを迎えた場面で間柴が右を当てやすいポジショニングをしっかりできていることに気づいたのも、一歩でした。

先週のロザリオ、そして今週の間柴のダウンシーンは、対比として足の位置が描写されていることに気づいたでしょうか?

ロザリオのカウンターシーンでは、間柴の軸足の外側へとオーバーテイクしているのに対し、間柴の右アッパーシーンはオーバーテイクしていないことが分かります。

この世界戦、こんな風にやたらと足の位置を描写するコマが多いことから、森川先生はオーソドックスとサウスポーのポジショニングについて読者に伝えたいお気持ちがあるのかもしれないですね。

ともかく、客席にいながらも両者の足の位置やポジショニングを瞬時に判別できる一歩の眼はもはや一流である…といったところでしょうか。

【1461話考察②】サンドバック打ちの伏線回収?

本当にこれは…何度も同じ話で恐縮ですが、今週の右アッパーシーンでようやく1429話でやっていた近い位置でのサンドバック打ち伏線が回収されたのかな?と思ってます。

ここで、間柴の所属する東邦ジム会長は間柴について次のようにコメントしています。

闇雲さがなくなった。

一つ一つのパンチと練習の意味を深く掘り下げている。

より確実に勝利に近づく努力をするようになった。

正直、今回このシーンを読み返してようやく気付いたんですが、間柴はこれまでは一歩のように対戦相手を細かく研究して対策を練り、試合に臨むという当たり前の努力をしてこなかったんですね。

でも今回は、ロザリオという強敵を前に初めて濃い練習をして本番を迎えることになった。

これまでにしっかりとロザリオに打ち勝つイメージを練習で固めてこれたからこそ、今回のアッパーに繋がった…といったところでしょうか。

動画のコメント欄にも「アッパーで反撃するんじゃないか?」というご意見がありましたが、まさかダウンを取るとは誰も予想していなかったんじゃないでしょうか。

【1461話考察③】今後の試合展開を予想

正直、こんな早いラウンドでお互いにダウンをするなんて展開はまったく頭になかったです。

ただ、両者のダウンの応酬を見ていて思うところは…間柴はロザリオの土俵であるインファイトで打ち勝ったというのがめちゃくちゃデカいと思っています。

間柴がダウンしたシーンは、気持ちが前に出てしまいロザリオの距離で右を打ち込んでしまったミスなので、今後は距離感を修正すればOKです。

一方、自分の土俵であるインファイトでダウンを取られたロザリオの方が精神的ショックはかなり大きいんじゃないでしょうか?

自分が完全に有利と思っていたところでアゴを跳ね上げられましたから、今後は今までほどは強気に打ち合いに行きづらいと思います。

そう考えると、4ラウンド以降もまた間柴がペースを掴めそうな気がします。

そして、もし4ラウンドもポイントリードすることができれば、序盤から優勢だった間柴はかなり気持ちの上で余裕をもって戦えるようにもなりますよね。

一方、アウェイな上にポイントも取られてきたロザリオは次にどう出るか?間違いなく反則行為により試合をかき乱しにくるでしょう。

余談ですが、個人的に気になるのが客席にこれだけいる「解説役」キャラの渋滞です…。

現に、鷹村のしゃべるシーンも減りましたし、沢村に至っては登場した時以来一言も発していないという状況なので、ここもしっかりストーリーに絡めていって欲しいところですよね。

いや~考えれば考えるほど、これからの間柴の世界戦は目が離せないですね…!

また、来週水曜日に動画をアップしますので、まだch登録されていない方はぜひ、この機会に登録をお願いします。

ということで今回はここで終わります。

ここまでご視聴頂き、ありがとうございました!

はい、ではここからは頂いたコメントに返信していきたいと思います。

ロザリオは「不公平」だとよく訴えるシーンがありますが、ではロザリオの考える「公平」な状態は何なのか?についての疑問を前回の動画で投げかけたところ、何人かの視聴者さんにコメントを頂けたので、ここでご紹介していきたいと思います。

と、言っても、ロザリオの「公平」とは何なのか?というテーマに関しては、みなさん満場一致で「自分だけが一方的に攻撃ができる」状況であるとコメントされていました。

まずは、こちらのコメントです。

「不公平だ」と他人を一方的に?妬むヒトにとって「公平」という概念は無いような気がします。
ロザリオにとっての「不公平ではない試合」とは自身が一方的に攻撃でき、相手を倒せる試合でしょうね。

おっしゃるように、間柴がこの世界戦に向けてどれだけ努力を重ねてきたのか、ロザリオにとってはまったく関係なく、自分のこれまでの人生が「不公平」だからこそ、これからはずっと自分の思い通りに事が運ばなきゃ納得できない、こういう心理状態なんでしょうね。

ロザリオは自分のこれまでの人生は不幸なものだと思っているので、それと同じくらい幸運が訪れないと不公平だと思っている…というご意見ですね。

こちらの視聴者さんも、今までの人生が「不公平」だからこそ不満を持っているとコメントされています。

次のコメントです。

ロザリオの考え
自分が気に食わない事→不公平
自分にとっていい事→公平

ロザリオ「おれだけが一方的に相手を殴りつけ、圧倒的に勝利するのが公平な試合」

ロザリオのいう
公平⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️

一方的に殴り付けて試合終了。

こちらのコメントも同じく、ロザリオにとって都合の良い世の中こそが「公平」であり、常にそうでなければいけないと思っているんでしょう。

はい、次のコメントです。

ロザリオの不公平の基準は自分が殴られるとズルくて、自分だけが殴るぶんにはずるく無いのですよ。

ロザリオにとって[公平な試合]とは自分が一方的に殴り続ける試合だと思います。

こちらも同じく、ロザリオだけが有利な状況が「公平」だというご意見ですね。

次のコメントいきます。

公平どうこうは他の奴との試合ならこれを凌いだら俺の番だ!っていうのがことごとく潰されてる事へのストレスの表現なのかなと。

このご意見も結構的を射てる気がしました。

単純に、いきなり一方的に殴られたから「不公平だ!」と怒っているだけという…ありそうですね。

はい、続いてのコメントへの返信なんですが…ちょっと視聴者さんに一つお伝えしたいことがあります。

僕が前回の動画で間柴とロザリオの試合展開は井上とネリの試合内容をオマージュしているって話しているんですが、これに対して次のようなコメントをしている方が一部いらっしゃいます。

ドーム行ってわざわざネタパクってきたのか
ジョージ終わってるなw

(間柴ダウンシーンが)カウント8で立ち上がるところも(ネリと)一緒

井上戦のパクリしかできなくなってるから、作者自身が井上の試合頼みになっているのが丸分かり。

まーた井上尚弥vsネリ戦から恥ずかしげもなくパクッとるんよなぁー

この「パクリ」っていうご指摘なんですが、現実世界のボクシングを漫画で表現するのって、僕はパクリではないと思ってるんですよね。

もちろん、井上やネリ本人が漫画に登場するとか、試合内容をそのままトレースするような展開になってたらパクリになると思いますが、森川先生はあくまでも一要素を漫画に反映させているだけです。

だって、サッカーや野球、バスケやバレーだって現実のスタープレイヤーのプレーを漫画にしてるのいっぱいあるじゃないですか?

それをイチイチ「パクリだ!」って騒いでいたら、マンガも映画も舞台もドラマも、どのコンテンツも生み出せなくなってしまいます。

僕自身、休載や漫画のストーリーが進まないことを動画で指摘している身で偉そうに言えないんですが…井上はじめ実在する選手の動きを漫画に取り入れることを批判するのは違うんじゃないかなーって思ってるんですが…みなさんはどうお感じでしょうか?

モンスター井上の試合をボクシング漫画「はじめの一歩」がオマージュする件について、コメント欄にご意見やご感想頂けると嬉しいです。

はい、もっと他にも良いコメントたくさん頂いているんですが…また次回に機会を見つけてコメントのご紹介と返信をしていきたいと思います。

では、今回の動画はここで終わります。

最後までご視聴いただき、ありがとうございました!

 

 

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