はい、本日も「はじめの一歩考察ch」やっていきたいと思います。
今週なんですけども、正直に言ってめちゃくちゃガッカリしました…。
まあページ数が少ないっていうのは、おかげさまですっかり耐性がついてきたので、驚きはしないんですよ。
問題は、先週の最後に含みのある感じで終わって、今週「どうなるのかな?」と楽しみにしていたんですが、さすがにそれはないだろう?というオチでした。
何を言っているのか分からないと思いますので、これから順に解説して、動画の最後の方にお話ししていきたいと思います。
ではまず先週までの流れからお話します。
先週までの振り返り
間柴の世界戦モードによって圧倒的にポイントリードをとって第2ラウンドが終了しました。
そしてインターバルを経て、第3ラウンドのゴングが鳴ると、ロザリオがコーナーで仁王立ちしたまま出てこない…ここで先週1458話が終わっていたわけなんですよ。
通常、コーナーやロープ際に追い詰められるのって不利ですから、ゴングが鳴っているのにボーっと突っ立ってるなんてフツウは考えられないんですね。
ということで、前回の考察動画ではロザリオの戦略について次の3つを予測しました。
- ロザリオはロープ際でカウンター狙い?
- 間柴のチョッピングライトにカウンターを合わせる
- 沢村と同じ手を使い時間を引き延ばす
まず「考察①」は、距離感が合わず間柴へパンチが届かないロザリオが、ロープ際であえて迎え撃つことで、あえて間柴から攻めさせてカウンターを狙うという作戦ですね。
ボクシング界においても、井上がSバンタム級へ転向して対決したフルトン戦でも同じような作戦を遂行したシーンがありました。
フルトンは、井上と左の差し合いでまったく勝負にならないと判断すると、井上の左にカウンターを合わせる作戦に出ます。
しかしこの試合では、フルトンのカウンター狙いを早々に見切った井上がさらにカウンター返しをするというとんでもないハイレベルな攻防が展開され、フルトンの思惑通りにはいきませんでした。
ロザリオにおいても、自分から手を出して届かないのであれば、相手にパンチを出させてから打つというのは有効な作戦だと思います。
続いて「考察②」は、間柴のチョッピングライトにカウンターを合わせるというもの。
先週、第2ラウンドの最後に間柴がチョッピングライトのモーションに入ったところでゴングが鳴ったので、ロザリオがこのパンチにカウンターを合わせる作戦を立てたのかもしれません。
ただこれは先ほどの「考察①」と作戦はほぼ一緒で、間柴が必ず打つと分かっているチョッピングライトに的を絞って反撃に転ずる、ということですね。
最後の「考察③」は、沢村が過去に一歩との対戦でやったように、グローブのテーピングを自ら剥がしてセコンド陣に直させることで、ダメージ回復の時間を作るという作戦です。
ただ、沢村は一歩の足を引っかけてわざと転んだ際にバレないよう剥がしましたが、第3ラウンドが始まってすぐテーピングが剥がれかかっているのは…もしやったら普通に減点されそうですね。
以上、3つの考察を先週お話させて頂いたんですが…ここから最新話1459話の内容へと入っていきたいと思います。
最新1459話の考察
第3ラウンドが始まり、リング中央へと進む間柴に対し、コーナーから出ようとせずブツブツ独り言をつぶやいているロザリオ。
すると、次にロープ伝いにゆっくりとリング上を旋回するように移動し始めました。
ロザリオの奇行に対し、客席の一歩が困惑している中、千堂だけが「なんとなく…わかる」「悪いものが出ている」と分析します。
そしてロザリオがつぶやいていたセリフは、次の通りです。
不公平だ…。
どうしてオレばかり殴られる。
ズルイんだよ…。
不公平だ。
不公平、不公平、不公平。
禍々しいオーラを発するロザリオ。
これに対し、間柴はいつも通りデトロイトスタイルからフリッカーで攻めていきます。
遠距離から自分のパンチだけが一方的に届く距離でひたすら左を連射する間柴。
この間柴の判断に対し、千堂は次のように分析しています。
ロザリオは誘ったんや。
ようけ邪な空気が出とるわ。
ロープ際に居れば踏み込んでくる思たんやろが、間柴も邪には敏感や。
そないなモンに乗らんちゅうワケや。
ロープ際ではりつけ状態となったロザリオは、我慢できずにステップインし右フックを合わせるも不発。
間柴のフリッカーをかいくぐると、さらに左アッパー、変則の左右のフックを打ちながら距離を詰めていきます。
第2ラウンド序盤でギアを上げて間柴を追い詰めた展開と同じですね。
そしてこのロザリオのラッシュに対し、バックステップで防御していた間柴が足を止めてどう動くのか?というところで今週のお話はおしまいです。
で、動画の冒頭で「今週の話はめちゃくちゃガッカリした…」と言いましたが、これが何かって言うとロザリオがロープ際で待つっていう意味の分からない作戦をとったこと、そしてそれを2週に渡って引っ張ったことです。
だって、素人の僕でも分かりますよ…ロープ際に突っ立ってたら、間柴はフリッカーで集中砲火していくに決まってるじゃないですか?
間柴を誘い出すにしても、フットワークを使うなり、フェイントを入れて相手を動かすと言った仕掛けもなく、相手が自分の距離へと入ってきてくれるはずがないです。
なんでわざわざ、自国ホームで試合をして、第1R・2Rとポイントリードしてきた優位な間柴がリスクを冒して距離を詰めていく、とロザリオが思ったのか?
世界王者のロザリオが「ロープ際に居れば間柴が踏み込んでくる」と判断したことが僕からすると謎でしかないです。
これって結局、試合展開のネタが思いつかなくてとりあえずコーナーに突っ立ったままの状態で次週まで引っ張ればいいんじゃない?っていう安易な作者の考えが見えちゃってるんですよね…。
ページ数が少ないのはもういいとしても、ボクシングの試合内容にまで手を抜くようになったら、もう本当に終わりの始まりなんじゃないでしょうか?
今週の内容でかなり冷めてしまいましたが…次週からはもっと面白くなっていくことを期待して、今後の展開を考察していきたいと思います。
【次週1460話考察】間柴ついにインファイト披露か?
今週の最後に、間柴が後ろ足を踏ん張るシーンが描写されていることから、距離を詰めて打ち合いにきたロザリオに対し、逃げずに真っ向から迎え撃つ展開と見て間違いないと思います。
もしくは、間柴がモンスター井上ばりの高い洞察力を発揮して、ロザリオのフックやアッパーにカウンターを合わせて押し戻す、そんな展開もあるかもしれません。
あるいは、このchで何度も同じ話をして恐縮ですが、1429話で間柴がサンドバックに接近した状態でショートパンチを連打しているシーンの伏線が回収される可能性も捨てきれません。
この世界戦前に一歩が「長距離なら間柴」「近距離ならロザリオ」優位だと分析していましたが、かつてアウトボクサーの宮田も語っていたように、どんなボクサーでもフルラウンドすべて距離を取って戦い続けることはまずできません。
どこかでロザリオとインファイトで戦うことを間柴が想定していて、サンドバックで練習していたんだとしたら、次週はお互いの頭をくっつけて派手な打ち合いが展開されるのかもしれません。
そう仮定すると、ロザリオのファイトスタイルが井上と対戦した悪童ネリと酷似していることから、あのモンスターがプロ入り後初のダウンを喫したこのシーンも次週再現されるかもしれないですね…!
正直、これまでの試合展開はキレイすぎて見ごたえが少ない印象なので、ここら辺で大きく急展開が起こって欲しいところです。
この動画をご覧になった皆様は、間柴vsロザリオの世界戦について、どのようなお考えをお持ちでしょうか?
コメント欄にご感想やご質問、ご意見等ぜひお寄せください。
また、最後に一つ宣伝です。
この度、「ボクシングTuBe」という新しいチャンネルを立ち上げました!
モンスター井上等の人気ボクサーの試合分析動画や最新ボクシングニュースを取り上げたりしているので、「はじめの一歩」ファンなら馴染みやすい動画が多いと思います。
まだチャンネル登録されてない方はぜひ、この機会にお願いします。
概要欄にチャンネル登録のリンクを貼っておきます。
ということで、今回はここで終わります。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました!
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