では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。
今回は、「はじめの一歩」1433話の
考察動画です。
前回までのあらすじは、間柴のタイトルマッチが目前に迫る中、仮想ロザリオをやってのける理想の練習相手が見つからず、当方ボクシングジムの会長は頭を抱えていました。
一方、ロザリオの研究をしていた一歩は、「デンプシーのような頭の振り」「ガゼルパンチのような飛び込みながらのフック」が得意なファイトスタイルに対し、間柴の長いリーチが邪魔となることを懸念していました。
ちなみに、間柴の練習風景はサンドバックに近づき腕を折りたたんでひたすら叩き続けるシーンが描写されています。一歩は長いリーチが殺されることを心配していますが、間柴はインファイトでも距離を取らず打ち合う覚悟なのかもしれません。
最近、対インファイター用に身に付けた間柴の右ショートアッパーをもかわすのが得意なロザリオは、よけた瞬間に左の大砲が打ち放題となるため、高速で暴れられたらまず回避は難しいと一歩は予想していました。
一歩は、ライターの飯村真理を通じて間柴陣営に練習状況を確認してもらうと、「左をバンバン当てている」という会長の言葉を聞いて、練習相手がフリッカーをかいくぐれておらず、仮想ロザリオを実現できる選手がいないことを確信します。
この一歩の予想は的中していて、会長はライターの飯村に「理想の練習相手が見つからない」等と話してロザリオ陣営にバレてしまうことを恐れ、ウソの回答をしていたのです。
「デンプシーができる」「ガゼルパンチが打てる」「インファイター」「フリッカー経験アリ」「間柴に近い階級」という条件を満たす選手を探す一歩は、鴨川ジムメンバーに相談し始めました。
しかし、青木村や板垣には当然答えられるはずもなく、今度は鷹村を頼ります。
屋上で鷹村に同じ相談をすると、ここでようやく一歩はこの条件を満たす選手が自分であることに気づきます。
そしてここからが最新話のネタバレとなるので、まだ読んでいない方は作品を読んでからご視聴頂ければと思います。
一歩は、スパーの条件を満たすのは確かに自分だと自覚したものの、「自分はサウスポーじゃないんです」と鷹村に相談を続けます。
しかし鷹村は、インファイトの場面やデンプシーを発動したときは、軸足を気にせずスイッチを繰り返して戦う一歩のスタイルならサウスポーでなくとも問題はないと返答します。
これに対し、一歩はフリッカーをかいくぐり懐へ飛び込む際の蹴り足は右になるため、いつものようなスピードが出ないことを心配していました。
鷹村は、「パワーアンクルを外せばいい」と回答し、「あとは形を覚えればいいだけ」と言い残し去っていきました。
一歩の悩みに対しよどみなく答える鷹村の様子を見ていると、一歩が再起してからトレーナーとして鴨川ジムを引き継ぐ展開もあり得るのではと思ってしまいますね。
ここから、一歩はサウスポーへ急造するためにトレーニングをスタートします。
食事の際やプラモデルを作る際に左手を使い、ロードワークやタイヤ打ちの時も「蹴り足を左」「右を軸足」にするトレーニングを繰り返します。
そして、いつもデンプシーの練習をしている公園の鉄棒でも、最初の軸足を右で飛び込むトレーニングを重ねます。
徐々にサウスポーから飛び込んでデンプシーを発動するファイトスタイルが定着しだした一歩は、土手にかつて埋め込んだ丸太をフリッカー・右アッパー、地面に埋め込んだ角材を間柴の左軸足と設定して、仕上げに入りました。
ここで、今回のお話が終わりになります。
これまでの一歩は、ただひたすら会長に指示された練習内容を信じて繰り返すだけでしたが、最近では知識をつけて自分の頭で考えて動くシーンが明らかに増えてきましたよね。
鷹村には「発想力がない」と言われていましたが、明らかに引退前の一歩と比べて器用になっています。
今の一歩にこれまでのしつこい努力を加えたら、再起後の強さは異次元レベルに引きあがってしまうかもしれませんね。
次週はいよいよ、一歩と間柴の対決が観られることを期待していますが、あの間柴がすんなり一歩とのスパーを受け入れるかどうかも見ものですね。
では今回は、この辺で終わりたいと思います。
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