【はじめの一歩】カッコいい必殺技ランキング55選

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では今回も、はじめの一歩考察ch
やっていきたいと思います。

今回は、現在138巻まで発売されている
「はじめの一歩」登場キャラの中で、

必〇技を持つキャラをピックアップし、
技の威力やカッコ良さ、

私の好みも加味したランキング動画を
作成しました。

なお、概要欄にタイムテーブル(もくじ)を
掲載しておりますので、

見たい部分からご視聴いただければと思います。

それでは、行きましょう!

  1. 青木勝
    1. ダブルパンチ
    2. きりもみコークスクリュー
    3. 氏んだふり
    4. カエルパンチ
    5. よそ見
    6. ベルツノ(単行本118巻)
  2. 鴨川源二
    1. 鉄拳
  3. 速水龍一
    1. ショットガン(単行本7~8巻)
  4. ウォーリー
    1. 上体反らし(単行本90巻)
    2. スマッシュ
    3. フリッカー
    4. コーナーワーク
  5. 真田一幾
    1. 飛燕
    2. 燕返し
  6. 伊達英二
    1. コークスクリューブロー
    2. ハートブレイクショット
  7. 沖田圭吾
    1. コークスクリューブロー(単行本14巻)
  8. キース・ドラゴン
    1. ヘヴンズキャノン
    2. ゴッドレフト
    3. デーモンレフト
  9. 伊賀忍
    1. ドラゴンフィッシュブロー
  10. 冴木卓麻
    1. スピードスター
  11. 島袋岩男
    1. ガゼルパンチ
  12. 牧野丈人(まきのたけと)
    1. フリッカー
  13. アーニー・グレゴリー
    1. ブラッディクロス
  14. ランディー・ボーイ・Jr
    1. 阿修羅(スイッチ)
  15. ジミー・シスファー
    1. 竜巻(トルネード)ジョルト(単行本77巻)
  16. パパイヤ
    1. ココナッツパンチ(単行本58巻)
  17. マルコム・ゲドー
    1. 伸びるパンチ(単行本81巻)
  18. 【第10位】木村達也
    1. ドラゴンフィッシュブロー(単行本32巻)
    2. ドラゴンフィッシュブロー連打(単行本128巻)
  19. 【第9位】ヴォルグ・ザンギエフ
    1. ホワイトファング
    2. 飛燕(単行本103巻)
    3. 燕返し(単行本103巻)
  20. 【第8位】板垣学
    1. クロノス(単行本105巻)
    2. ハリネズミラッシュ(単行本62巻)
    3. ジョルト(単行本89巻)
    4. ガキシャッフル(単行本100巻)
  21. 【第7位】ブライアン・ホーク
    1. 上体反らし
  22. 【第6位】沢村竜平
    1. 閃光(単行本54巻)
    2. 弾丸(バレット)
  23. 【第5位】間柴了
    1. フリッカー
    2. チョッピングライト
    3. ショートアッパー(単行本135巻)
  24. 【第4位】宮田一郎
    1. 【必〇技①】カウンター
    2. 【必〇技②】ジョルト(単行本15巻)
    3. 【必〇技③】意識の外から放つカウンター
    4. 【必〇技④】コークスクリューブロー(単行本88巻)
  25. 【第3位】鷹村守
    1. よそ見(単行本52巻)
    2. ビートルズアッパー(単行本78巻)
    3. 二人三脚
    4. フリッカー(単行本111巻)
  26. 【第2位】千堂武士
    1. スマッシュ
    2. ゲンコツ落とし(チョッピングライト)
    3. ブラインド(フェイント)
  27. 【第1位】幕の内一歩
    1. カウンター封じ(単行本2巻・106巻)
    2. アッパーカット(単行本1~2巻)
    3. ガゼルパンチ(単行本19巻)
    4. デンプシーロール(単行本24巻)
    5. 新型デンプシーロール(単行本55巻)
  28. ed

青木勝

青木勝のモデルは輪島功一選手と
言われています。

輪島功一選手は、

かつてWBA・WBC世界スーパーウェルター級の
王者でした。

彼は陽気な性格であり、試合前には相手の前に
マスクをつけて現れ体調が悪そうに見せるなど、

試合以外でも奇抜な心理戦を繰り広げる
キャラクターです。

青木と輪島選手は、変則的でトリッキーな
ファイトスタイルの部分で共通しており、

青木の必〇技である”カエルパンチ”や”よそ見”も

輪島選手が実際の試合で披露した技として
知られています。

ダブルパンチ

ダブルパンチは、その名の通り
両手でパンチを繰り出す技です。

しかし、作中の青木の試合で
使ったシーンはパパイヤ戦のみです。

きりもみコークスクリュー

きりもみコークスクリューは、
拳の回転と逆に体を捻る技で、

実質ただのストレートパンチです。

この技を試合で使ったシーンは
ありません。

氏んだふり

氏んだふりは、ダメージがあるふりを
しつつガードを固め、

対戦相手のスタミナを消耗させる
目的で使う技です。

氏んだふりは初のタイトルマッチ、

今江戦ではわざとダウンすることで
完璧に騙し、

得意の泥仕合に持ち込んでいます。

カエルパンチ

カエルパンチは、かつて輪島功一が
一度だけ披露したパンチで、

相手の目の前でしゃがみ込み、
アゴ目掛けてパンチを繰り出す技です。

カエルパンチは青木のフィニッシュブロー
として度々披露しています。

よそ見

タイトルマッチ今江戦で初披露したのが
よそ見です。

試合中に突然よそ見することで、

相手の目線が釣られたところでパンチを
繰り出す技で、

今江は何度も引っかかっています。

ベルツノ(単行本118巻)

ベルツノは、カエルパンチからの応用技で、
ダッキング後に動きを止め、

相手が顔を覗き込んできたところで
パンチを繰り出す技です。

パンチドランカー疑惑が浮上した時の
一歩をダウンさせたこともあり、

試合でもKO勝利に結びつけています。

鴨川源二

鴨川源二会長のモデルは
阿部幸四郎会長と言われています。

阿部会長はアベボクシングジムの
創設者であり、初代会長でした。

このジムから、宮田一郎のモデルとなった
高橋ナオト氏が輩出されています。

鉄拳

鉄拳は、鴨川会長が若いころに

丸太を素手で叩き作り上げた
一撃必〇の拳です。

猫田が敗北したアメリカ軍兵士

アンダーソンのボディへ
この鉄拳を叩きこみ、

鴨川は見事リベンジを果たしています。

速水龍一

速水龍一のモデルは
ヘクター・カマチョと言われています。

カマチョは元世界3階級制覇を成し遂げた
偉大な王者であり、

その華麗なファイトスタイルは素早い
フットワークやハンドスピードが特徴で、

これは速水のスタイルとも共通しています。

さらに、髪型や試合前後のビックマウスなど、

キャラクターの面でも速水がモデルとして
参考にしたと思われます。

ショットガン(単行本7~8巻)

インファイター〇しのショートアッパーに
続けて放っていたKOパンチがショットガンです。

板垣のハリネズミラッシュのように連打する技で、

新人王戦で一歩の前に対戦した相手を
KOするまでに

27発ものパンチが当たっています。

速水は一歩に敗れて以降、
小橋とタイトルマッチで対戦するも、

一歩のアッパーでアゴをやられてから
打たれ弱くなっていたため敗北しています。

一歩の引退後、作中で一度試合をしている様子が
描写されていますが、

一歩と同様にパンチドランカー症状により
距離感が掴めず敗北しています。

ウォーリー

ウォーリーのモデルは特定されていませんが、
彼のファイトスタイルから推測すると、

ナジーム・ハメドがモデルになっている可能性が
考えられます。

ウォーリーは変則的な動きをしたり、

相手の攻撃をスウェーを使って体全体で
巧妙に避けたりする動きが見られます。

これらの要素は、ナジーム・ハメドの
ファイトスタイルと非常によく似ています。

ちなみに、ナジーム・ハメドは

ブライアン・ホークのモデルとも
言われています。

ウォーリーはとくに必〇技というのは
ありませんが、

千堂のスマッシュや間柴のフリッカー、

ブライアン・ホークの上体反らしといった
過去の技を体現するシーンがあります。

とくに、千堂のスマッシュは世界フェザー級
タイトルマッチ、

リカルド戦で何度も放っており、

このスマッシュをカウンターで返され
敗北しています。

一歩との対戦では、

コーナーに追い詰められてから
左右のロープの反動によって

高速移動する技を魅せていますが、

リカルドにはフェイントによって
この技も破られています。

上体反らし(単行本90巻)

スマッシュ

フリッカー

コーナーワーク

真田一幾

真田一機のモデルは
サルバドル・サンチェスと言われています。

サンチェスは元WBC世界フェザー級王者です。

彼は医者になることを夢見ていましたが、

その夢を実現するためにボクサーとなり、
世界王者になりました。

しかし、交通事故により23歳の若さで亡くなり、
医者になるという夢は叶いませんでした。

一方、真田は医大生として医者を目指す一方で、
プロボクサーとしてもSバンダム級日本王者となり、

一歩に負けた後はボクシングを引退し、
医者としての道を歩み始めました。

世界王者として成功したものの医者に
なれなかったサンチェスと、

ボクシングを引退して医者になった真田。

二人のストーリーは対照的ですが、

医者を志しながらボクシングに
打ち込んだという異色の境遇は共通していました。

真田は、かつての鴨川会長のライバルである

浜団吉トレーナーから受け継いだ
飛燕と燕返しがあります。

飛燕は左ジャブから軌道を変えてフックや
アッパーを狙うコンビネーションで、

一歩は飛燕をまったくかいくぐれず、
試合序盤から苦戦を強いられています。

燕返しは、右のダブルアッパーの
コンビネーションで、

二発目の拳をタテに放つことで
相手のガードをすり抜ける技です。

後に浜と組むヴォルグも、飛燕と
燕返しを受け継いでいます。

飛燕

燕返し

伊達英二

伊達英二のモデルは、

尾崎富士雄であることがインタビューで
語られています。

尾崎選手は日本ウェルター級、OPBF東洋
太平洋同級王者、日本ライト級王者です。

風貌も口周りに生えた髭など伊達と
そっくりです。

尾崎選手は世界タイトルに2度挑戦しており、
2度目の負けで引退しています。

伊達もリカルドに二度敗北しているので、

戦績もストーリーのモデルになったのかも
しれません。

伊達はコークスクリューブローの使い手で、

心臓に打つことで相手の時間を止める
ハートブレイクショットを得意としています。

一歩の出稽古先でスパーをした伊達が初披露し、

後に日本フェザー級タイトルマッチでも
この技で一歩をKOしています。

あのリカルド相手にもハートブレイクショットを
繰り出し当てていますが、

拳が砕けていたために威力が足りず、
惜しくも敗北しています。

ちなみに、コークスクリューではないですが

ゲドー戦で一歩もハートブレイクショットを
一度だけ披露しています。

コークスクリューブロー

ハートブレイクショット

沖田圭吾

伊達のボクシングスタイルに憧れる沖田も、
コークスクリューブローの使い手です。

ただ、伊達のようにハートブレイクショットは
使わず、顔面を狙います。

沖田は一歩に一ラウンドKOで敗北し、

今は伊達が会長を務めるジムでトレーナーを
やっているようです。

コークスクリューブロー(単行本14巻)

キース・ドラゴン

キースは作中のプロフィールには

ヘヴンズキャノン(天和)、
グランドキャノン(地和)

という麻雀にちなんだサンデーパンチが
掲載されていましたが、

結局どんな技なのかは作中で明らかに
されませんでした。

また、左利きのキースは普段は利き手で
ジャブを放つゴッドレフト、

そしてサウスポーとなり利き手を奥において
繰り出すデーモンレフトという技がありますが、

こちらも具体的な技の形が不明なまま
試合が終わってしまっています。

ヘヴンズキャノン

ゴッドレフト

デーモンレフト

伊賀忍

伊賀は、東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
防衛戦で

間柴をキレさせるために木村の

ドラゴンフィッシュブローを真似るシーンが
あります。

しかし、この技はクリーンヒットせず、
伊賀は間柴に良いところなく敗北しています。

ドラゴンフィッシュブロー

冴木卓麻

冴木卓麻のモデルは、パーネル・ウィテカーと
言われています。

ウィテカーは4階級制覇を成し遂げた伝説の
世界王者です。

ハイレベルのテクニックとフットワーク、スピードを
生かしたディフェンスを得意としたファイトスタイルや、

プロ入り前はアマチュアで活躍した点を見ても、
冴木と酷似しています。

冴木はとくに必〇技がありませんが、
スピードスターの異名を持つ日本ランカーで、

かつては一歩とA級トーナメントで対戦しており、

その後、日本ランカー入りした板垣と互角の戦いを
繰り広げています。

板垣に敗北後、現役引退を決意し

すし職人の道へ進むことを考えている
シーンが描写されています。

スピードスター

島袋岩男

島袋は、一歩との対戦でコーナーへ
追い詰めた際にガゼルパンチを魅せています。

対戦前はガゼルパンチが必〇技だという情報は
なかったのですが、試合で突然披露されました。

一歩との試合で敗北後、プロを引退しています。

ガゼルパンチ

牧野丈人(まきのたけと)

牧野は板垣のデビュー戦で勝利した
ボクサーです。

新人王準決勝で再び板垣と対決した際に
フリッカーを披露しています。

板垣は間柴の元へ出稽古へ出向き、

フリッカーの軌道を身体で覚える
特訓を重ね、

牧野のフリッカーを完全攻略して
勝利しています。

フリッカー

アーニー・グレゴリー

アーニーは、東洋太平洋フェザー級王者として
宮田と対決したボクサーです。

宮田のクロスカウンターを腕を曲げて
軌道を変え、

右アッパーで攻めるブラッディクロスを
披露しています。

しかし、宮田は全体重をかけて放つジョルトに
よってブラッディクロスを破り、

試合に勝利しています。

ブラッディクロス

ランディー・ボーイ・Jr

ランディーは東洋太平洋フェザー級統一戦で
宮田と対戦したボクサーです。

ランディーは両利きのボクサーで、
試合中は状況に応じてスイッチを繰り返し、

つねに真正面から相手を捉えるその様子から
阿修羅と名付けられています。

阿修羅(スイッチ)

ジミー・シスファー

ジミーはかつて宮田の海外修行中に
対戦したタイ人のボクサーです。

宮田に敗北後、ジミーは一歩とも対戦
することになります。

ジミーは、一歩との試合で宮田のジョルトを

さらに強化させたトルネードジョルトを
披露しています。

竜巻(トルネード)ジョルト(単行本77巻)

パパイヤ

パパイヤは青木と対戦したボクサーで、
インドネシアのナショナルチャンピオンです。

パパイヤのココナッツパンチは、青木の身体を
一回転させるほどの威力があり、

しかも氏んだふりやよそ見といった
青木の必〇技をも使いこなします。

パパイヤはスタミナがまったくない弱点があり、
青木とは引き分けに終わっています。

ココナッツパンチ(単行本58巻)

マルコム・ゲドー

ゲドーは、八百長騒動で一歩と会長の怒りを
買ったボクサーです。

一歩との試合でグローブのヒモをわざと
ゆるめておいて、

射程距離を伸ばす”伸びるパンチ”を
披露しています。

青木が”伸びるパンチ”のカラクリを読み解き、

会長へ伝えると首のチカラを入れて前進する
対策でゲドーのパンチを弾き飛ばし、

形勢逆転します。

伸びるパンチ(単行本81巻)

【第10位】木村達也

木村のドラゴンフィッシュブローは、
間柴戦で魅せた必〇技です。

ドラゴンフィッシュブローとは、相手の懐に入り
ボディブローで相手の注意を下にひきつけ、

弧を描いて相手のアゴを狙う高速の
右スイングブローです。

木村はこの技によって間柴をKO寸前まで
追い詰めますが、一歩及ばす敗北しています。

その後、一歩がセコンドを務める試合で

ドラゴンフィッシュブローの連打を
提案された木村は、

KO寸前まで追い詰めるものの
ガス欠となってしまいますが、

最後は勝利を収めています。

ドラゴンフィッシュブロー(単行本32巻)

ドラゴンフィッシュブロー連打(単行本128巻)

【第9位】ヴォルグ・ザンギエフ

ヴォルグ・ザンギエフのモデルは

勇利(ユーリ)アルバチャコフと
言われています。

勇利選手は元WBC世界フライ級王者です。

ヴォルグと同じロシア出身でありながら
日本のジムに所属し、世界王者になっています。

WBC世界フライ級王座を9度防衛に成功しており、

日本のジム所属の世界同級王者として、過去最多の
連続防衛記録を保持しています。

ヴォルグは上下ほぼ同時に放つ高速の
コンビネーション、

ホワイトファングが最大の武器です。

一歩との対決ではダウンを奪っていますし、

Jライト級世界タイトルマッチでも
このホワイトファングでKO勝利を収めています。

また、かつて真田も使っていた飛燕や
燕返しをも習得しており、

タイトルマッチでは燕返しをも捨て駒に
使ったコンビネーションでダウンを奪っています。

ホワイトファング

飛燕(単行本103巻)

燕返し(単行本103巻)

【第8位】板垣学

板垣学のモデルは、

作者森川ジョージ氏がインタビューにて
「福島学君」とコメントしています。

福島選手は、元日本Sバンダム級級、
東洋太平洋Sバンダム級王者です。

福島選手は、はじめの一歩に憧れてボクシングを
始めようと入会したジムが、

たまたま森川ジョージ氏が経営するジムだったそうで、
森川ジョージ氏と交流があるそうです。

ボクシングスタイルは変則的で、脚を広く構える
スタンスは板垣に似ています。

クロノス(単行本105巻)

板垣は千堂の後輩、星との一戦で才能が開花し、

相手がスローに見え、リングを上から
見ているような感覚で戦えるようになります。

その後、A級で唐沢や冴木を破り、

今井とのタイトルマッチで時空をつかさどる神、
クロノスという称号が与えられるものの、

敗北してから現在まで長いスランプに
陥っています。

ハリネズミラッシュ(単行本62巻)

板垣は、デビュー戦で格下の牧野相手に
まさかの敗北となり、

その後は鴨川メンバーに揉まれながら
成長していきます。

そして、東日本準決勝で再び対決した
牧野戦で針ねずみのようなラッシュを見せ、

続く決勝の今井戦でも披露しています。

ジョルト(単行本89巻)

板垣は宮田と同じくパンチの質が軽く
打たれ弱い弱点を持っていますが、

類まれなボクシングセンスを持つ板垣は、

その後の試合で宮田のジョルトカウンターを
真似てKOしたことがあります。

ガキシャッフル(単行本100巻)

A級トーナメントで唐沢や冴木と対戦する中で
才能が開花した板垣は、

冴木戦でアリシャッフルを真似たガキシャッフルを
披露します。

ガキシャッフルは眼・肩・拳・ヒジ・ヒザ・つま先と
体中のあらゆるパーツを無作為に動かし、

頭の中を空っぽにして動作させることで

すべての動きをフェイントに相手を
翻弄する技ですが、

冴木戦以降はガキシャッフルを披露していません。

【第7位】ブライアン・ホーク

ブライアン・ホークのモデルはナジーム・ハメド、
ロイ・ジョーンズ・ジュニアと言われています。

ナジーム・ハメドは元IBF・WBO・WBC世界
フェザー級王者です。

ハメドは、踊りながら戦うノーガード戦法で有名な
ボクサーで、

スウェーやダッキングだけで相手のパンチを避ける
変幻自在なスタイルが人気でした。

また、上体反らしでパンチを避けながら攻撃する点が
ホークの戦い方と酷似しています。

ロイ・ジョーンズ・ジュニアは
元4階級制覇を達成した伝説の王者です。

ロイもまた、両手を下げてノーガードで挑発する
パフォーマンスを魅せており、

驚異的な反射神経でパンチをかわし、変則的な
パンチを放つ超人的なボクシングスタイルが

ホークの戦い方と酷似しています。

ホークは必〇のパンチはとくに
ありませんでしたが、

上体反らしで相手のパンチをよけ、
下からパンチを放つ技が得意でした。

最後はキレた鷹村の急所を狙うパンチによって
形勢逆転し、敗北しています。

鷹村に敗北後、ホークはどんな末路を迎えたのか?

こちらの動画にて取り扱っておりますので、
ぜひご視聴ください。

上体反らし

【第6位】沢村竜平

沢村竜平のモデルはアイク・クォーテと
言われています。

アイクは元WBA世界ウェルター級王者で、

貫通力があり強いジャブを放つところは
沢村の必〇技バレットと酷似しています。

また、沢村という名前は、

バスフィッシングのプロ・沢村幸弘と
同じであり、

必〇技のバレット、閃光はルアーの名前から
付けられています。

また、鬼槍留(キャリル)ジムも沢村氏が
営む釣具店「Karil」からきており、

作者森川ジョージ氏の趣味が釣りであることから、
名前の由来が釣りと関係していると思われます。

沢村はヒジを固定した状態で肩と手首の
ひねりだけで放つスクリューブロー、

バレットという技を持っています。

ブロックの上からでも鼻血が出るほどの
貫通力があり、一歩も苦戦しています。

また、稲妻のようなスピードと衝撃が走る
右ブロー、閃光も一歩戦で披露しています。

閃光(単行本54巻)

弾丸(バレット)

【第5位】間柴了

間柴のモデルとなったボクサーは、
トーマス・ハーンズというボクサーです。

トーマス・ハーンズはかつて
5階級制覇を果たした伝説のボクサーです。

ハーンズは身長185cmでリーチ203cmと
手足が長く、

左腕をだらりと下げたヒットマンスタイルの
構えが特徴的で、

その不気味な外見から「ヒットマン」として
知られていました。

さらに、ハーンズは得意とするパンチとして
フリッカーやチョッピングライトがあります。

単行本の第3巻では、鷹村が間柴の戦いを見て
ハーンズを引き合いに出しています。

加えて、間柴は一歩との対戦後に、

対インファイター用としてショートアッパーを
使うようになっており、

一歩とスパーで再戦した際や、直近の試合で
アッパーからKOするシーンが何度か描写されています。

フリッカー

チョッピングライト

ショートアッパー(単行本135巻)

【第4位】宮田一郎

宮田の外見は当時トレンディドラマで嫌な男性役を
演じていた吉田栄作をモデルにして描いたそうです。

そして、モデルとなったボクサーはシュガー・レイ・
レナードと高橋ナオトと言われています。

レナードは、ウェルター級の歴代最速と評される
ほどの驚異的なスピードを持ち、

見事なステップワークと素早いハンドスピードを
駆使したアウトボクシングは、

作中でも宮田自身が尊敬するボクサーとして
称賛しています。

高橋ナオトは、日本人ボクサーの中でも屈指の
カウンターパンチャーであり、

芸術的なカウンターによって数々の逆転KOを
成し遂げており、

「逆転の貴公子」の愛称で親しまれていました。

高橋ナオトのスタイルや逆転劇は、宮田の
ボクシングスタイルだけでなく、

宮田の生き方にも大きく影響しています。

【必〇技①】カウンター

宮田の必〇技は”電光石火”と称される
カウンターです。

先ほども触れたように、父親のボクシング
スタイルで戦うことが宮田の信念であり、

ボクシングを本格的に始めたときには、

「カウンターを教えて欲しい」と言って
いるほど、

カウンターに対し強いこだわりを
持っています。

ランディー戦では、減量苦でスタミナに
不安がある中、

ボディブローを打たせてカウンターを狙う作戦を
遂行しており、

沢村に「カウンターに対するこだわりが異常」と
言わせるほどです。

【必〇技②】ジョルト(単行本15巻)

ジョルトは、パンチ力の低い宮田が、

対ジミー戦でカウンターの威力を高めるために
編み出した必〇ブローです。

ジョルトとは、後ろ脚に体重を乗せて戦う
本来のディフェンス重視の構えから、

前足に体重を乗せ前かがみに構えた状態で
身体ごと叩きつけるカウンターブローです。

このジョルトを身に付けたことによって、
ジミーにKOで勝利を収めており、

宮田はパンチが軽い弱点を克服することに
成功します。

【必〇技③】意識の外から放つカウンター

宮田は打たれ強い一歩を倒すため、相手の意識外から
放つカウンターブローを練習していました。

相手のパンチを宮田のハイスピードによって
かわしつつ視覚の外へ移動し、

見えない角度から相手のアゴの先端を打ち抜く
カウンターブローを実践しています。

一歩は、ショルダーブロックや前に出てパンチの
威力を〇すカウンター対策を立てていましたが、

意識外から放つカウンターを観て「もし再戦
していたら負けていた」とコメントしています。

【必〇技④】コークスクリューブロー(単行本88巻)

コークスクリューブローはランディー戦の
ラストで魅せたKOパンチです。

先に右を放たれたランディーに対し、

カウンターを合わせる宮田が「もっと早く」と
掌が天井へ向くほどひねった回転力が、

パンチのスピードを加速させたと沢村が
解説しています。

宮田本人もなぜ打てたのか分かっておらず、

試合後の控室で父とおさらいしているシーンが
描写されています。

【第3位】鷹村守

鷹村守のキャラクターモデルは
ロベルト・デュランです。

作者の森川ジョージさんはインタビューで、

「鷹村守はロベルト・デュランをモデルに
しています」と答えています。

外見に関しては、作者の友人である「高村」
という人物がモデルになっていることが

「はじめの一歩」第2巻で明かされています。

ロベルト・デュランはかつて4つの階級で
王者となった選手です。

彼は身長170cmで、鷹村の身長185cmと
比べるとかなり小柄ですが、

ライト級からスーパーミドル級まで
戦っていました。

彼は強打を得意とするアグレッシブで野性味
溢れるファイトスタイルを持ちながらも、

基本技術に裏打ちされたボクシングや、
目や勘の鋭さが光るディフェンスなど、

鷹村の特徴と一致します。

さらに、破天荒で喜怒哀楽が激しく、
性格の面でもモデルになっている選手です。

鷹村の必〇技は特にネーミング
されているものはありません。

ただ、鷹村の試合を観ていると、

よく描写されているのが左アッパーですので、
アッパー系が得意なのは間違いないでしょう。

また、タイトルマッチ前に習得した青木の
「よそ見」を真似したり、

カブトムシをモチーフに編み出した

ビートルズパンチといったおふざけの
必〇技は披露したことがあります。

ただ、世界ミドル級WBA・WBC統一戦で
バイソンのフリッカーに対し、

自身もフリッカーで対抗した試合はあります。

また、キース戦で運を味方につけた相手に
対抗すべく、

鴨川会長の精神注入張り手をもらい

「奥義二人三脚」と題したシーンは
ありましたが、

パンチのネーミングとは違う技です。

なお、こちらの動画にて鷹村の現在や戦績、

モデルとなったボクサーや名試合ランキングなどを
紹介しておりますので、ぜひご視聴ください。

よそ見(単行本52巻)

ビートルズアッパー(単行本78巻)

二人三脚

フリッカー(単行本111巻)

【第2位】千堂武士

千堂のモデルとなったボクサーは、現在は
俳優として活躍している赤井英和です。

赤井は、千堂と同じく「浪速のロッキー」の
愛称で地元大阪から愛されたボクサーで、

ファイトスタイルも強打中心の攻撃特化型で、
デビューから12連続KOしている実力者です。

また、最近では赤井の息子が監督を務めた
ドキュメンタリー映画

『AKAI』の公開が発表されました。

赤井がプロボクサーとして活躍した約4年半の
通算成績は、

21戦19勝2敗(16KO)と千堂と同じく二敗
でKOの数が多いです。

赤井がボクシングと出会ったのは
高校で先輩に誘われたのがきっかけで、

プロになる前はオリンピック代表を目指し、
アマチュアの大会に出場しています。

しかし、ポイント制で争うアマチュアの
世界に疑問を感じ、

プロの世界へ挑戦することになります。

意外にも、アマ時代はアウトボクシング
スタイルで戦う赤井は、

プロで人気を集めるために、KOできる
インファイターへとスタイルを変更しました。

この狙いは当たり、連続KO記録
を打ち立てていく赤井ですが、

初の世界挑戦(ブルース・カリー戦)で
初の敗北を喫し、

復帰後に対戦した大和田正春戦に敗北後、
急性硬膜下血腫、脳挫傷によって

生氏をさまようほどの大けがを
負っています。

このケガをきっかけに、赤井は現役引退を
することとなります。

スマッシュ

千堂のモデルは赤井英和ですが、

千堂の必〇技スマッシュはドノバン・ラドック
というボクサーが得意としていたパンチです。

スマッシュは、フックとアッパーの中間から
放たれるアッパータイプのパンチで、

打ち始めと打ち終わりに隙が出来てしまう
リスクがあります。

千堂は左のスマッシュを得意としており、
作中のKOシーンはほぼこれで倒しています。

かつて一歩と全日本新人王戦で戦った際は、

威力をアップさせた超低空型スマッシュを
披露しましたが、この技は以降使っていません。

日本フェザー級王座決定戦でヴォルグと
対戦した時と、

一歩との二度目の対戦の際に
右のスマッシュを披露していますが、

基本的には左のスマッシュをよく
使っています。

また、直近ではリカルド対策として
スマッシュを相手の顔面の前で止め、

グローブでブラインドを作るフェイントの
練習をするシーンが描写されており、

近々このコンビネーションが披露される
ものと思われます。

なお、こちらの動画にて千堂の現在や戦績、

モデルとなったボクサーや名試合ランキングなどを
紹介しておりますので、ぜひご視聴ください。

ゲンコツ落とし(チョッピングライト)

かつて控室で一緒になった間柴のチョッピング
ライトを教わるシーンがあり、

それ以降にナーゴ戦とゴンザレス戦でゲンコツ
落としと称したチョッピングライトを披露しています。

しかし、いずれの試合もクリーンヒットはしておらず、
ほとんどの試合はスマッシュでKOしています。

ブラインド(フェイント)

直近ではリカルド対策として
スマッシュを相手の顔面の前で止め、

グローブでブラインドを作るフェイントの
練習をするシーンが描写されており、

近々このコンビネーションが披露される
ものと思われます。

【第1位】幕の内一歩

主人公の幕之内一歩はマイク・タイソンと
レイ・マンシーニ、

浜田剛史、ジャック・デンプシーが
モデルとなっています。

作者・森川ジョージ氏が

「一歩はレイ・マンシーニ選手とマイク・
タイソンを混ぜたみたいな感じですね。」

とコメントされています。

レイ・マンシーニは元WBA世界ライト級
王者です。

身長が一歩と同じ164cmで、ボクシングスタイルも
無尽蔵のスタミナでガンガン前に出ていき、

強打をぶち込んでいくまさしく一歩と同じ
ボクシングスタイルです。

マイク・タイソンは元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級
統一王者です。

一歩と同じくピーカブースタイルで戦うボクサーで、
作中でも紹介されています。

一歩がプロボクサーを目指す決意をしたのは、鷹村から
借りたタイソンの映像を観たのがきっかけの一つです。

カウンター封じ(単行本2巻・106巻)

一歩は、宮田のカウンター対策として、

相手のパンチに対し距離を詰めて威力を
相〇させる技をプロデビュー前に習得しています。

カウンター封じは宮田だけでなく、

ゲドーやゴンザレスといった世界の強豪に
対しても使っており、

ゴンザレスは額でパンチを
受け止められた際に

「いつの時代のボクサーだ」と
コメントしています。

アッパーカット(単行本1~2巻)

一歩は宮田との二度目の再戦(スパーリング)が
決まったころ、

鴨川会長にアッパーを習得するよう
指導を受けています。

このアッパーによって劣勢だった
宮田とのスパーでアゴをかすめ、

最後にダウンを奪い勝利しています。

また、千堂と全日本新人王戦で戦った際、
スマッシュに対抗する形でアッパーを放ち、

ダウンを奪うシーンも印象的でした。

ただ、フェザーでも一歩は小柄な選手なので、

基本的にはアッパーよりフックやストレートで
KOするシーンが多いです。

ガゼルパンチ(単行本19巻)

ガゼルパンチは、一歩がA級トーナメントで

ヴォルグと対戦する前に鴨川会長より
指導を受けて生み出した必〇ブローです。

ヴォルグ戦では無呼吸状態で打ち合いが
続く中、

均衡を破りダウンを奪ったのが
このガゼルパンチでした。

また、日本フェザー級防衛戦で戦った
島袋もこのガゼルパンチを得意としています。

デンプシーロール(単行本24巻)

デンプシーロールは、一歩が伊達戦に敗北後、

再起戦前に攻防一帯のファイトスタイルを
追い求めた結果、

独自の練習から編み出した必〇ブローです。

八の字を描くようにローリングしながら
反動をつけて左右のフックを繰り出し、

再起戦ではほぼ無傷で勝利を収めています。

ただ、千堂や真田は距離を詰めて
デンプシーを防ぎ、

島袋は相打ちによってデンプシーが
カウンターに弱いことを明るみにしました。

一歩は強敵との連戦の中で、徐々に
デンプシーに頼るスタイルに限界を感じ始めます。

新型デンプシーロール(単行本55巻)

宮田を超える天賦の才を持つ沢村竜平との
対戦前に、

スパーに協力してくれたヴォルグの
手によって

デンプシーがカウンターにより
完全に破られてしまいます。

沢村戦は、デンプシーの動きを途中で
止めるストップ&ゴーで勝利を収めますが、

ボクサー生命を削りながら打つリスクが
あることから

しばらくはデンプシーを封印することに
なります。

ゴンザレス戦でその封印を解き発動しますが、
なんと初見で対応されてしまいます。

ゴンザレス戦に敗北後、再起戦前に会長から
ナナメの動きを加えることで

新型デンプシーは完成するとアドバイスされた
一歩は、

再起戦で体現しようとしますが負けて
しまったため、

今のところ新型デンプシーでKO勝利
したことはありません。

ed

今回は、「はじめの一歩」歴代キャラクターの
必〇技をピックアップし、

ランキング形式でご紹介しました。

やはり気になるのが主人公一歩の
新型デンプシーですが、

本格的に披露されるのは恐らく再起戦と
なるでしょう。

今回の動画を観てご意見やご感想、
ご指摘等ございましたら、

お気軽にコメント頂けると嬉しいです。

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それでは、今回はこの辺で終わりたいと
思います。

ここまでご視聴いただき、
ありがとうございました。

「はじめの一歩」考察chは、
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