間柴が負ける未来が視えたのでお話します【はじめの一歩1453話考察③】

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はい、では「はじめの一歩」最新話1453話の考察動画3本目となります。

1453話の試合内容の分析については、こちらの動画を先にご視聴ください。

概要欄にリンクを貼っておきます。

で、今回なんですけども、「間柴がロザリオに負ける?」って聞くと、多くの視聴者さんは「はいはい…どうせサムネで釣りたかったんでしょ?」って感じると思います。

でも、違うんですよ…!今回は…

というのも、冷静に今回の間柴とロザリオの攻防を読み返していくと、間柴の勝利が絶望的であることは明白なんです。

これから2~3分で間柴が敗北する理由をお話しするんで、離脱しようとされた方はもう少しだけ!お付き合いください。

はい、まず、間柴が負ける理由についてまとめると、次の通りです。

  1. 間柴の最大の武器が当たらない
  2. インファイトになると勝ち目はナシ
  3. 対ロザリオ対策「世界戦仕様」に暗雲が…

では順番にお話ししていきます。

間柴の最大の武器が当たらない

まず、間柴の最大の武器。

これって何だと思いますか?

「はじめの一歩」ファンであれば、当然すぐに思い浮かぶと思いますが…そう、あの驚異的なリーチの長さと、長距離から繰り出されるフリッカーですよね。

このフリッカーに関しては、間柴のこれまでのKOパターンに必ず組み込まれていたパンチですし、長距離で戦う間柴にとっては生命線ともいえます。

かつて、引退後の一歩が間柴や宮田の試合を観て「左を制する者は世界を制す」というボクシングの格言を深く追求していました。

つまり間柴がフリッカーを防がれるということは、その試合をも制することが難しいということになります。

それで、間柴のフリッカーに関しては、国内やアジア圏の試合ではまだ通用していたものの、直近では世界前哨戦のファン・ガルシアも序盤から間柴のフリッカーを完全に防いでいますし、今回の世界戦も、見ての通り出ばなをくじかれて表情は歪めているものの、一発ももらうことなくすべてパーリングで凌いでいます。

つまり、間柴の最大の武器である高身長・長いリーチから繰り出されるフリッカーがロザリオを含む世界には通用しない…これはもう間違いのない事実です。

さらに、前の動画でも触れましたが、ロザリオは間柴のフリッカーに対して、とっさに斜に構えてショルダーブロックをうまく使いながら懐へ飛び込む、かつて東日本準決勝で宮田が見せたフリッカー対策を体現しています。

世界戦前に一歩が、「長距離なら間柴」「近距離ならロザリオ」優位という単純な図式になると予想していましたが、序盤からフリッカーがまったく通用しないとなると、ロザリオ優勢となっていくのは言うまでもないですよね。

インファイトになると勝ち目はナシ

ただもちろん、間柴としてもインファイトが得意なロザリオへの対策もバッチリ講じている…と思いたいところですが、これも1453話の攻防を見る限り、いずれはロザリオがペースを掴むことは明白です。

その理由としては、以前に一歩が分析している通り、ロザリオは懐へ入ってから相手のショートアッパーをかいくぐる、あるいはアッパーにカウンターを合わせる戦い方を得意としています。

現に、間柴が何発か打ったアッパーも完全に見切っていますし、一歩のデンプシーばりの左右の重いフックを何度も叩きつけています。

また、間柴がガルシア戦で見せた折りたたんだ奥手の右から繰り出すショートアッパーをもロザリオは初見で見切っていることから、ガルシアと同じインファイタータイプとはいえ、ロザリオの方が何枚も上手なのは間違いないでしょう。

1453話の攻防では、どちらも際どい場面が多く、一見互角の様に見えていますが、さっきも言ったように「近距離ならロザリオ」が100%のパワーを発揮できる分、間柴が劣勢になるのは明白です。

さらに、間柴が劣勢となる材料はまだあります。

ガルシア戦でKO勝利した間柴ですが、実は試合中にアゴの骨が砕けていたことを覚えているでしょうか?

もちろん、世界戦ではケガは完治しているとは思いますが、もともとアゴが弱点の間柴が前回のケガによってさらにアゴが弱くなり、ダウンしやすくなったのは間違いないでしょう。

しかも、事前情報として3試合がバッティングによる血まみれになったことで無効試合となっているロザリオが、懐へ入ってから間柴のアゴを狙わないハズがありません。

インファイトで強打を振り回される揚げ句、弱点のアゴを頭で狙われる…1ラウンドの攻防を見ている限り、間柴にとって不利な材料ばかりが目に付くのは間違いないです。

対ロザリオ対策「世界戦仕様」に暗雲が…

ここまで、「フリッカーが通用しない」「近距離でアッパーが当たらない」とお伝えしてきましたが、もちろん間柴も無策で世界戦に臨んでいるわけではありません。

それが、かつて一歩とのスパーで披露した「世界戦仕様」です。

「世界戦仕様」とは、やや正対に構えて長距離から右ストレートで上下に打ち分ける作戦で、足のスタンスを広くとることでロザリオが懐へ飛び込みづらくするというものです。

一歩に対しては、この「世界戦仕様」が完全にハマっていて、いい様に上下に打ち分けられていましたが…ではロザリオに関してはどうか?

間柴の右ストレートに関しては、ゴングが鳴って初っ端に前に出て打ったパンチ以外、上下に打ち分けてもクリーンヒットがまったく出ていない状況です。

つまりロザリオは、一歩には通用した「世界戦仕様」がまったく通用していない…というわけなんですね。

加えて、先ほど宮田のフリッカー対策を体現しているとお話しましたが、半身の状態で懐へ飛び込むことで、一歩のように間柴の前に突き出した足に当たることなく、インファイトに持ち込めていることからも、ロザリオが優勢であることは100%間違いないと言えるんですね…!

間柴が世界戦で敗北…その後の展開は?

間柴の世界戦敗北について、その根拠をまとめると次の通りです。

  1. フリッカーが通用しない
  2. インファイトではロザリオが優勢
  3. 「世界戦仕様」が通用しない

1453話では、冷静な表情で打ち合っている間柴ですが、正直、序盤からこれほどカンタンに懐へ入られる展開を予想できていなかったんじゃないでしょうか?

視聴者さんからのコメントで、前回のガルシア戦は序盤から劣勢で焦って反則しようとした未熟な精神面が露呈されましたが、今回は心理面の描写もなく冷静な顔で打ち合い続けている…つまり、今の状況は間柴にとって想定内ではないか?というご意見がありました。

確かに、ガルシア戦の経験によるものは大きいでしょうし、まだ序盤の序盤なんで焦ることもないですが、いずれにしろ間柴の得意な長距離で戦い続ければ勝機があるという一歩の分析通りに考えれば、今自分の距離で戦えていない間柴の勝利はやっぱり相当難しいんじゃないでしょうか?

加えて、恐らくは最終回が近いであろう「はじめの一歩」の終着点を考えた時に、一歩世代の中で誰が先に世界王者になるのか?という目線でこの作品を見た時に、やっぱり最初の世界王者は幕之内 一歩であってほしい…そう願う読者の心理をくみ取った森川先生が今回の間柴は敗北させる…。

こういう結論に私はたどり着いたのですが、この動画を観た視聴者の皆さんはどのようにお考えでしょうか?

ぜひ、コメント欄にご感想やご意見をお待ちしております。

それでは、ここで終わります。

最後までご視聴いただき、ありがとうございました!

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