では今回も、はじめの一歩考察CH
やっていきたいと思います。
今回は、7月14日に発売された
はじめの一歩最新刊、
138巻の考察動画を
やっていきたいと思います。
138巻は、大まかに「リカルドVS
ウォーリー戦が決着」
「ウォーリー戦を観た一歩の再起への想い」
「間柴が挑戦する世界戦の相手」
が見どころとなっています。
なお、概要欄にタイムテーブル(もくじ)を
掲載しておりますので、
見たい部分からご視聴ください。
それではさっそく、始めていきましょう。
前巻(137巻)までのあらすじ
まずは、前巻(137巻)のおさらいから
やっていきたいと思います。
138巻の考察動画からご視聴したい方は、
○○:○○頃まで飛ばしてください。
リカルドとウォーリーの世界戦がついに
スタートし、両者がリング上で相まみえます。
一歩はなぜかミゲルからセコンドに
ついて欲しいと頼まれ、
千堂はヴォルグと一緒に試合を
観戦することになります。
試合のゴングが鳴ると、ウォーリーは
いきなり対角線上にダッシュし、
リカルドへ襲い掛かります。
ウォーリーは、コーナーポストや
ロープを巧みに使い、
リング上を縦横無尽に駆け回り、
対するリカルドはいつも通り冷静に
観察・分析を始めます。
ウォーリーはまたもリカルドの
目の前を走り追い越そうとした矢先、
いきなり右のロングフックを放ち、
なんとリカルドの顔面を捉えます。
すると今度はウォーリーの姿を
見失うリカルド。
レフェリーの後ろに隠れていた
ウォーリーはパンチを放つも、
リーチが足りず失敗に終わります。
奇抜なボクシングに対し、リカルドは
いつものペースを崩さず、
ガードを上げて見に徹する様子を見た
ウォーリーは、
なんと両手を後ろに回しノーガードで
挑発し始めます。
ちなみにこのシーンは、井上尚弥選手が
消極的なバトラーに対し
挑発したシーンを模倣したものと
思われます。
真田やヴォルグの飛燕のように、
パンチを打つ途中で軌道を変えて
放つ変則ブローに翻弄されるリカルド。
終始ウォーリーペースのまま、
第一ラウンドが終了します。
リカルドは、作中で描かれた試合は
どれも基本的に
第一ラウンドで相手の実力を分析し、
二ラウンド以降攻めていく流れが
多いですが、
そのリカルドをもってしても、
ウォーリーのボクシングに対し
「未知の体験」とコメントしています。
ウォーリーは二ラウンドに入っても
移動しながらの高速連打を繰り出し、
今度はボディを攻めていきます。
リカルドは一度も手を出すことなく、
第二ラウンドが終了します。
セコンドに戻ったリカルドは、
ウォーリーに対し「天賦の才は過去一」
と評価をしており、その実力を認めます。
三ラウンド目もリカルドはガードを
上げて守りに徹しますが、
これには理由がありました。
ウォーリーのムチのようなしなりを
利かせた高速パンチは、
ダメージを与えるためではなく、
眼球を狙っていたのです。
防戦一方となったリカルドは、
ウォーリーのボディに対しカウンターを
狙いますが、
今度は顔面に飛んできたパンチを
ブロックします。
第三ラウンドが終了し、圧倒的にポイントリード
しているウォーリー陣営ですが、
ミゲルと共に浮かない顔を浮かべるウォーリー。
対するリカルドは、ポイントリードされて
しまったことで
多少リスキーでも攻める覚悟を決めます。
第四ラウンドも、ウォーリーは得意の
ロープワークを使ってリカルドを翻弄します。
かつて、ウォーリーと対戦した一歩も、
奇想天外な戦術でかく乱されるリカルドに
対し共感します。
追い詰められたリカルドに対し、ウォーリーが
リング中央で挑発を仕掛けると、
観客からはブーイングが飛び交います。
対するリカルドは、
千堂対策として対戦を決めたウォーリーの
未知の実力に不安を覚えながらも、
巻き返すために前進する選択肢を取ります。
リカルドの基本に忠実なジャブに対し、
トリッキーなパンチで応戦するウォーリー。
際どいシーンが増えたものの、
リカルドのパンチは一度も当たらず、
瞬間的にウォーリーが打ち勝ちます。
同時にパンチを放つも、
直線的なリカルドのパンチよりも弧を描き
放つウォーリーのハンドスピードが上回り、
加えてリング上を飛び回るフットワークに
翻弄されるリカルドはボディ狙いに切り替えますが、
これを読んでいたウォーリーのパンチが
ジャストミートします。
第五ラウンド、ミゲルの策によって前に出るしか
なくなった
リカルドと真正面から打ち合いに行く
ウォーリーですが、
ここでついに左ジャブをもらってしまいます。
続けてリカルドのパンチをもらってしまう
ウォーリーの呼吸は、
標高約二千メートルの酸素濃度の低い環境によって
荒くなっていました。
加えて、眼と勘が冴えているウォーリーの特性を利用し、
リカルドはフェイントを使ってうまく誘導します。
リカルドは依然としてウォーリーのパンチの出どころは
掴めないものの、
ひたすらガードを固めて愚直に基本の左ジャブを
繰り返します。
ウォーリーをコーナーポストに追い詰めたリカルドは、
ついにこの試合初のダウンを奪います。
ダウンから立ち上がったウォーリーは
得意のロープワークを魅せるも、
またもリカルドのフェイントに翻弄されピンチが
続きます。
弾丸のように最短距離を走るリカルドの拳によって、
みるみるうちにボロボロにされていくウォーリー。
さらに、機動力を奪うために放ったリカルドの
ボディブローがさく裂し、
ウォーリーがスマッシュを放ったところで
第五ラウンドが終了し、
ここで137巻はおしまいになります。
最新刊(138巻)のネタバレ考察、見どころ
【リカルドVSウォーリー】氏闘ついに決着
今回138巻でついに、リカルドVSウォーリー戦が
決着となりました。
第五ラウンドでセコンドにいる一歩に対し、
感謝の言葉と共に千堂へことづけを頼んだシーンが
ありました。
この時点で、ウォーリーはリカルドに勝つことは
できないと悟り、千堂にバトンを渡したわけですね。
また、この後で千堂の必〇技であるスマッシュを
連打し始めたのも、
千堂へのメッセージのように受け取ることができます。
事実、1425話で千堂はウォーリーからの
ヒントをもとに
リカルド対策の必〇ブローを練習するシーンが
描写されています。
そして、未だに謎の多かったリカルドが、
ウォーリーを倒す際に不気味な笑みを浮かべる
シーンや、
ボクシングを始めた理由が実は一歩と同じ
「強さとは何か?」を追い求めていた過去も明らか
となりました。
まず、笑みを浮かべたシーン。
これは、自身と同じレベルのボクサーと出会った
リカルドが、
眠っていたバイオレンスな部分が
呼び起こされたのではないか?
と考察しています。
リカルドのバイオレンスなファイトシーンは、
伊達英二の試合を最後に一度も
描写されていないため、
千堂がこの一面を引き出すのではないかと
期待しています。
また、138巻で気になったのが1402話の
タイトルとなった「チーム力の差」です。
ウォーリーのロープワークに対し、
リカルド陣営がクレームをつけたことで
対策を講じられていないことが浮き彫りとなり、
同時にリカルドチームに助言できる存在がいない
弱点を晒してしまうというシーンがありました。
ということは…
次に戦う千堂も、ウォーリーのように奇抜な戦術で
戦えば、
少なくとも序盤からペースを掴める期待感は
感じますよね。
ただ、千堂チームも今回が初の世界戦ということを
考えると、
リカルド陣営と比べて頭脳や経験が勝っているとは
言えないため、不安は残ります。
また気になるのが、観客席でヴォルグが
「ウォーリーとのスパーで無傷だったのは、
所見ではなく千堂と対戦した経験が大きい」
と言っていたことです。
これは、今回ウォーリー戦を経験した
リカルドにそのまま当てはまることになるので、
やっぱり千堂の勝利はかなり
厳しいんじゃないでしょうか。
しかし、千堂はウォーリーと比較して一撃で相手を
仕留められる圧倒的なパンチ力がありますから、
一度はリカルドをダウンさせる
期待感はありますよね。
1416話で千堂は「ウォーリーを含め、
今までの挑戦者の積み重ねが道筋を見せてくれる」
とコメントしており、
最近1425話では千堂がウォーリーの
戦いから得たヒントをもとに、
対リカルド用のコンビネーションを練習する
シーンが描写されています。
ネタバレにはなってしまいますが、こちらの動画で
詳しく考察しています。
興味のある方は概要欄にリンクを貼っておきますので、
ぜひご視聴ください。
ウォーリーが破れた回でバトンを
受け取った千堂が
「頼まれた」と決意をするシーンがありますが、
今回の試合内容を観る限り、
ウォーリーがリカルドをもっとも追い詰めたのは
間違いないでしょう。
無敵と思われていたリカルドですが、
実はウォーリーのような野性味溢れる
ファイトスタイルには
かなり弱いことが浮き彫りになりました。
ということは…
同じく野生のカンでこれまで強敵を
打ち破ってきた千堂なら、
リカルドを追い詰める展開も
あり得るんじゃないでしょうか。
ネット上では、千堂の勝利を予想している
口コミは少ないですし、
私もさすがに勝てるとは思ってませんが、
リカルドが初めてピンチに陥るシーンが
見られるかもしれません。
ウォーリーのセコンドについた一歩に起こった変化
1413話、日本へ帰国した一歩は
鴨川会長へ報告を済ませると、
久々にミット打ちをするシーンが
描写されています。
ここで、鴨川会長が後悔なくやり切った
ミゲルとウォーリーに対し、
「自分はどうなんだ?」と自問自答するシーンが
印象的でしたね。
そして、鷹村の世界戦や木村・板垣の
試合が決まり、
千堂や間柴の世界戦も間近となり次々に
動き始める中、
一歩は「ボクだけが…」と拳を握り締めて
目をつむるシーンが描写されています。
一歩も鴨川会長どちらも、未だ未練を
残しているのは間違いありません。
しかし、パンチドランカー疑惑が払しょく
されない以上、
鴨川会長から再起について話すことはないですし、
一歩も母と釣り船屋を守るため二度とリングに
立とうとはしないでしょう。
これから恐らく一年以上かけて間柴と千堂の
世界戦が行われるでしょうから、
一歩の再起はまだまだ先延ばしになりそうです。
間柴のタイトルマッチで戦うボクサーがついに登場
138巻のラスト1418話で間柴の対戦相手、
マーカス・ロザリオがようやく登場しましたね。
ロザリオについては、髪型が「変」「気持ち悪い」
といった酷評が目立ちますが、
私的にはホーク以来の人気キャラになりそうな
気がしています。
「犬がうるさい」というだけで拳銃を撃つような
個性際立つ悪役キャラって、
過去を振り返っても「俺の遺伝子をくれてやる」と
会見で言い放ったホークくらいしかいないですからね。
間柴については、最新話(1430話)でも
まだ情報が少なく、
試合内容や結果の予想は難しいですが、
ネット上の大半は間柴が勝ってハッピーエンド
という予想が多い印象です。
最新刊(138巻)の表紙デザインにまつわる秘密
今回、138巻の表紙が1巻のデザインと
同じなのは、理由があります。
それは、1巻表紙で一歩が付けている左拳の
グローブの向きが逆に描写されており、
以前から気になっていた森川ジョージ氏が
今回の表紙で描き直したそうです。
SNS上では、この間違いを指摘する口コミも
あったそうですが、
連載開始当初から30年以上愛読している私は
まったく気づけていませんでした。
次巻(139巻)予告・見どころ
今回、138巻の発売日が
2023年7月14日だったので、
次巻は恐らく10月中旬ごろと
予想できます。
次回はなんといっても、
世界戦を控えた間柴と千堂のストーリーが
最大の見どころとなります。
また、鴨川ジムメンバー青木の日本ランクは
現在3位につけており、
次の試合相手に勝てばいよいよ伊賀への
リベンジマッチが実現しそうな雰囲気もあります。
現時点(2023年8月上旬)で分かっている
「はじめの一歩」最新情報をまとめると、
間柴のタイトルマッチの相手である
マーカスロザリオに関する情報や、
一歩と久美のラブコメネタ、
千堂がリカルド対策で開発した
コンビネーションブロー、
そして最近人気キャラとなっている
間柴の不良時代のお話など、
「はじめの一歩」ガチファンなら絶対に楽しめる
内容が続いておりますので、
ぜひ一緒に楽しんでいきましょう。
なお、当CHでは最新話の考察動画を毎週水曜日
(休載の場合はお休み)にアップしております。
こちらのリストからご視聴頂けるので、
ぜひチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で終わりたいと
思います。
ここまでご視聴頂き、
ありがとうございました!
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